毛が細くベタッとなりやすい加齢眉を起こしてフサフサに
ここで使うのは、毛量感を際立たせるマスカラのみで、毛に太さとハリを生み出しフサ感を出すのが目的。初めに眉毛の合流点から眉頭方向に向かって、毛流れに逆らうようにブラシを動かします。このとき地肌に付着しないように気をつけて。そしてなぜ毛流れと逆方向に塗るかといえば、根元からしっかりと塗布して、眉毛の1本1本を立たせるためです。
次に、眉頭の端の毛は、上に向かって生えているのでブラシを左右に振りながら塗布。これで地肌につくことなくまんべんなく塗ることができます。最後に、眉頭の毛を下から持ち上げるようにぐいっと立ち上げながらとかすこと。このとき眉の上辺を毛がはみ出すくらい、大胆に立ち上げるのが鉄則です。なぜなら眉頭上にはみ出すことで毛の勢いを感じさせるのが目的で、眉全体がフサフサとしているかのように錯覚させることができるから。毛が少ない、薄い加齢眉こそ効果絶大。驚くほどフサ感が生まれ、若返り効果を実感するでしょう。
眉頭の毛を立ち上げれば、貧相な眉でもフサ感は出せる
眉頭の毛を主張するのが夏の太眉の最大のポイントですが、上辺は色を足さずに毛を立ち上げ立体感を。ただし加齢で眉毛そのものが弱くなっているので、ハリを生むアイブロウマスカラは必須です。
■Step1:抜け感をつくり、軽快な印象になるように先端と上辺は色をのせない
大人世代は眉頭も薄くなっているので補うのは必須ですが、眉頭の上部分にべったりと色をのせるとギスギスとした印象に。眉頭の先端と上辺は、色をのせないのが夏の太眉の鉄則です。
■Step2:眉毛の根元からしっかりと塗布するためにブラシは毛流に逆らって動かす
毛流に沿ってブラシを動かすと表面だけにしかマスカラ液がつかないので、毛を立ち上げるように逆らうように塗布を。根元からしっかりと塗ることで立体感のある眉に仕上がります。
■Step3:眉頭の先端の毛はブラシを左右に動かすと先端までしっかり塗れる
眉頭の上辺は色をのせない代わりに、アイブロウマスカラで毛の存在感をしっかりと出すことが重要。上向きに生えている眉頭部分は、ブラシを左右に振るとムラなく完璧に塗布できます。
■Step4:眉の上辺をはみ出すくらい毛を立ち上げることで空気感&ボリューム感を
大人は眉頭の毛を大げさなくらい立たせることが必須。このひと手間でどんなに細眉でも、眉尻に毛がなくても、まるで若いころのようなフサフサ感を表現できるので試してみる価値ありです。
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- 鈴木 宏