眉下の空間を埋めることで「間延びまぶた」が引き締まる
眉を描くとき、正面からしか見ていないせいか、眉尻ラインを正しい長さで描けていない人が多いもの。下の写真で示した正しい長さで描くとリフトアップ効果が生まれ、横から見たときも美しくなります。さらにこの段階で太さを出す作業も行います。
太さを出すのは眉下のみ。眉下とは、眉頭の1㎝外側から、眉山下あたりまでの底辺のこと。つまり加齢でえぐれてしまったゾーンであり、ここを太くまっすぐに埋めることで、眉と目の間隔が狭まり、彫りが深い小顔に変わるのを実感できます。
長すぎはたるみが目立つので、眉頭の底辺の位置よりも少し上に
重要なのは止め位置。小鼻と目尻の延長線のところで、眉頭の底辺の位置よりも少し上、が正解です。眉尻が長すぎると下り目尻が強調されて老けた横顔になるので要注意。
■Step1:眉毛の合流点を起点に、眉尻に向かって中心ラインを描く
まずは中心ラインを描くのですが、重要なのが止め位置。眉尻が長すぎるとたるみや下り目尻を強調するので眉尻の止めは、眉頭の高さよりも少し上に。そして眉尻ラインはなだらかに下げましょう。
■Step2:えぐれてしまった眉下は思いきり太く描くこと。底辺はまっすぐラインに
ここはいくら太くしても不自然にならないので、えぐれた範囲を埋めるのが課題。眉頭の底辺→眉山の下→眉尻を描き足すのですが、まずは、眉頭の底辺と眉尻ラインをまっすぐに結ぶ線を描きましょう。
■Step3:眉下を太くまっすぐ仕上げ、間延びしたまぶたを引き締める
Step2で描いた底辺ラインから内側をアイブロウペンシルで埋める作業を。埋めたあと、太く描きすぎたと思ったら、綿棒でベストな太さに調整すればいいので、失敗を恐れず描いてみてください。
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- 鈴木 宏