大人のナチュラルメイクはどうつくる?【第4回】アイブロウ編
Precious的大人のナチュラルメイクを考える企画、4回目は眉です。太眉ブームの今、40代だって上手に取り入れたいけれど、一歩間違えるとバブル感が出てしまいそうで怖い。そこで今回は、大人でも失敗せずに太眉がつくれる方法を学びます。
【第1回】盛りメイクは老けを呼ぶ。「抜いて」「効かせる」バランスで若々しく!
眉下を3mm太く!アンダーにしっかり色を入れることで、顔立ちがくっきり!優しい幸せ顔に
今どきの眉は、太さは出しながらも自然であることが大切。とはいっても40代・50代の女性は、眉山を強調したシャープな細眉時代が長かったせいか、眉を下げることにためらいを感じてしまうのも事実です。
眉山を意識しすぎると、描き方自体が古くさくなってしまうので、ここは考えた方を変えて、眉下を太めに描くようにしましょう。眉下に色を乗せることで、今っぽい直線眉になるのはもちろん、眉と目の間隔が狭まるので、若々しい印象に見えるんです。
のっぺり眉はNG。リキッド×パウダーのダブル使いで、眉にも立体感を出して!
太眉が流行っているからといって、単色塗りで一気に描いたのっぺり眉は逆に古く見えてしまいます。今どきの眉は、リキッドとパウダーを使って立体的に描くのがポイント。このところ多く出ているリキッドは筆ペンタイプなので、眉が1本1本描けるのでおすすめです。
色は、髪色と同じ、もしくは気持ち明るめのブラウンを選択すると、自然な印象に仕上がります。
■PROCESS1:スクリューブラシでとかして、毛流れを確認
実は眉は年齢がとても出やすいところ。年を重ねるごとに少なくなるし、ハリも失われてきます。また若いころに抜き過ぎてしまった人は、生え方がゲジゲジだったり、生えてこなかったりすることも。
まずは眉を描く前に毛流れを確認しましょう。スクリューブラシを眉と平行に持ったら、まず上に向かってとかします。生えグセとスカスカになっている部分を確認したら、最後に眉頭から眉尻に向かって整えましょう。
■PROCESS2:リキッドタイプのペンシルで、眉の隙間を1本1本描いていく
1でスカスカしていたところや、長さが足りなかった部分をリキッドタイプのペンシル(エレガンス)で1本1本描いていきます。眉山がしっかりある人(鋭角)は、山を強調しないよう、内側部分だけ描き足して、まっすぐ自然な眉になるようにします。
眉山が外側にある人や、表情筋がゆがんで外側にズレてしまっている人は、眉全体がだらりと広がった印象に見えてしまいます。眉山の眉頭側を気持ち書き足して、キュッと中心に寄せるようにしましょう。
眉尻の止め位置は、小鼻と目尻を結んだ延長線、眉頭の底辺の位置より少し上めにすると、目尻が自然と上がり、目が大きく見えます。
■PROCESS3:眉頭の欠けている部分を「明るい茶色のパウダー」で埋める
眉頭が欠けていると、直線的な眉に見えないのはもちろん、眉と眉の間が広がって間延びした印象に。明るい色のパウダー(カネボウ真ん中)で、眉頭の角を描き足して。広がった眉間を狭めて眉山を中央に寄せることで、引き締まった存在感のある眉に。求心力も生まれるので、小顔効果もアップ。
■PROCESS4:眉下に色を足す。ここにしっかり色を入れるのがポイント!
眉下を抜きすぎた弓形眉は、間延び顔の原因。PROCESS3で使った明るい色のパウダーで、えぐれた部分を埋めるよう、パウダーをのせていきます。眉下を太くまっすぐに仕上げることで、眉と目の間隔が狭まり若々しい表情に。間延びしてハレぼったく見えていたアイホールも引き締まり、小さく見えていた目もくっきり!
■PROCESS5:最後に濃い茶色のパウダーをふわっとのせて
仕上げに濃いパウダー(カネボウ右)を眉全体にふわっとまといます。太さを出したいからといって、たっぷり塗ってしまうと、のっぺり眉になってしまうので要注意。立体感は出しつつ、全体のトーンだけそろえる気持ちで。
5つのステップでソフトな太眉に!プロセスを動画で解説
問い合わせ先
- エレガンス コスメティックス TEL:0120-766-995
- カネボウ化粧品(ルナソル) TEL:0120-518-520
- カネボウインターナショナルDiv. TEL:0120-518-520
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シリーズ「大人のナチュラルメイクのつくりかた」
- 【第1回】アイシャドウ編:盛りメイクは老けを呼ぶ。「抜いて」「効かせる」バランスで若々しく!
- 【第2回】アイライン編:アイラインは「引いてからぼかす」と、優しく見えて&目力もアップ!
- 【第3回】マスカラ編:若々しい目元が取り戻せる!「薄いまつげ」が甦る、マスカラの根元密度の上げ方
- 【第4回】アイブロウ編:細眉は老けを呼ぶ。ふわっとソフトな太眉でマイナス5歳眉を目指して!
- 【第5回】チーク編:チークは「2色使い」で、肌の透明感と血色感を取り戻せる!
- 【第6回】リップ編:くすみが目立ち始めた40代、「赤リップ」さえあれば、顔立ちまで華やかに!
シリーズ「大人の肌づくり」
- 大人の肌づくり[全体解説編]はこちら
- 大人の肌づくり[1回目:下地編]はこちら
- 大人の肌づくり[2回目:ファンデーション編]はこちら
- 大人の肌づくり[3回目:コンシーラー編]はこちら
- 大人の肌づくり[4回目:フェースパウダー編]はこちら
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- MOVIE :
- フラッグシップオーケストラ
- HAIR MAKE :
- 高橋里帆(Happy Star)
- MODEL :
- 小川りかこ
- DIRECTION :
- 若松真季