テキーラは熟成の違いで大きく3つに分けられる
テキーラは、シャンパーニュやコニャックなどと同様、原産地呼称の酒。主原料のうち51%以上ブルーアガヴェを使用する、メキシコ内で指定された地域で2回以上の蒸留を行うなど、厳密な製造規定がある。そのため、ラベルにも蒸留所の番号などの情報が細かく記載されている。
無色透明のものもウイスキーのように琥珀に色づいたものもあるが、これは熟成の期間の差によるもの。熟成をしないブランコ、2カ月〜1年未満の短期熟成であるレポサド、1〜3年未満の長期熟成したアニェホとある。
他の酒と同様、ブランコはすっきりと、アニェホはまろやかな味わいだ。ウイスキーが好きであれば、アニェホはきっと気に入るだろう。
またコレクターがいるほど、テキーラのボトルはデザインが幅広い。
ガラスがあれば、陶器もあり、形も様々だ。テキーラを飲み慣れてきたら、ジャケ飲みも楽しいだろう。
テキーラのカクテルなら、マルガリータを頼むべし
テキーラの味わいをより高めるため、スナックもほしい。そんな時はビーントゥバーのチョコレートやナチョスが最適だ。
チーズとハラペーニョ、サルサがたっぷりとのったナチョスは濃厚。アガべの青々しさが感じられる「アガバレス プレミアム ブランコ」のソーダ割りをぐびぐびと飲んで中和させるのがおすすめの味わい方だ。
もちろん、テキーラを使ったカクテルもある。店のおすすめはオンリストされている20種類ほどのテキーラから選べるマルガリータだ。
ライムの酸味とコアントローの甘みのバランスが整い、飲みやすい。グラスの縁にデコレーションされたチレ(唐辛子)が効いた、粒感のあるオリジナルソルトがアクセントになっている。
テキーラとともに嗜みたい葉巻もキューバの6大ブランドをはじめ、25種類揃っている。
金曜の22時以降は満席のことも多いという。じっくりテキーラに向き合い、メキシカンフードを堪能するなら平日が狙い目だ。
※価格は税込み、サービス料は別です。
問い合わせ先
- アガヴェ TEL:03-3497-0229
- 住所/東京都港区六本木7-18-11 DMビルB1F
営業時間/月~木18:30〜L.O.25:30、金・土曜18:30〜L.O.27:30
定休日:日・祝日の月曜
アクセス/六本木駅2番出口より徒歩1分
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- TEXT :
- 津島千佳 ライター・エディター
- PHOTO :
- 小倉雄一郎