創刊以来、名品時計を探求してきたメンズプレシャスが満を持して開催する、第1回「メンズプレシャス WATCH AWARD 2018」。時計やファッションに精通した7名の目利きを審査員に迎え、編集部とともに6つの部門(ハイコンプリケーションウォッチ、マニュファクチュールムーブメントウォッチ、ラグジュアリースポーツウォッチ、ペアウォッチ、アイコンウォッチ、デイリーエレガントウォッチ)ごとに選りすぐった、2018年の真の名品時計を発表する。

■1:ハイコンプリケーションウォッチ部門

ブルガリ「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」

超絶的な技術で腕時計の限界に挑んだ傑作!

「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」●手巻き ●チタンケース×アリゲーターストラップ ●ケース径/40mm ¥17,780,000(ブルガリ ジャパン)※世界限定50本限定

美しい音と美しいデザイン、そしてオリジナリティ。すべてを妥協なく追い求め、究極の名品が誕生した。円と曲線で構成されるオリジナリティを感じさせるケースに収められた自社製ムーブメントの厚さは、3.12mm。ブルガリのウォッチメイキング技術は、老舗をも凌駕する高みに達したといっても過言ではない。

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■2:マニュファクチュールムーブメントウォッチ部門

A.ランゲ&ゾーネ「サクソニア・ムーンフェイズ」

「機械」を語り、「外見」に陶酔したくなる

「サクソニア・ムーンフェイズ」●自動巻き ●18KWGケース×アリゲーターストラップ ●ケース径/40mm ¥3,130,000(A.ランゲ&ゾーネ)

潔いほどに装飾性を省き、「正確に時を伝える機械」であることに徹している。新作は、シンプルなデザインとムーンフェイズの美しさを際立たせるブラックダイヤル。ストイックなほどに真摯な時計づくりは、時計業界でも随一。20年、30年と使い続けられる端正なデザインと高いクオリティを兼ね備えた一本といえるだろう。

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■3:ラグジュアリースポーツウォッチ部門

ヴァシュロン・コンスタンタン「オーヴァーシーズ・デュアルタイム」

若々しい躍動感と老舗の気品が融合

「オーヴァーシーズ・デュアルタイム」●自動巻き ●ステンレススティールケース×ラバーストラップ(アリゲーターストラップとステンレススティールブレスレットが付属)●ケース径/41mm ¥2,700,000(ヴァシュロン・コンスタンタン)

ベゼルに配した6つの突起は、ブランドのシンボルマークであるマルタ十字に由来。41mmのケースは、手首にのせたときの装着感は絶妙なバランスを構築する。パワーリザーブは60時間を誇り、実用性が高いのも大きな魅力だ。

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■4-1:ペアウォッチ部門

ブライトリング「モンブリラン」&「ナビタイマー 1」

表情が異なるクロノグラフを、さりげなく

左から/「モンブリラン 38 ジャパンエディション」●自動巻き ●ステンレススティールケース×ステンレススティールブレスレット ●ケース径/38mm ¥740,000(ブライトリング・ジャパン)・「ナビタイマー 1 シルバーグレイ」●自動巻き ●ステンレススティールケース×ステンレススティールブレスレット ●ケース径/43mm ¥1,040,000(ブライトリング・ジャパン)

いずれも日本限定のカラーリングで、上品な雰囲気は、ビジネスシーンでも活躍する。マニッシュな『ナビタイマー1』(右)と比べると『モンブリラン』はエレガント。ユニセックスなモデルなので、パートナーと交換して使い回すのもいいだろう。モデル違いで同じ雰囲気があるのも魅力だ。

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■4-2:ペアウォッチ部門

ジャガー・ルクルト「レベルソ・クラシック」

知性と洗練、そして深い絆を語る

上から/「レベルソ・クラシック・スモール・デュエット」●手巻き ●ピンクゴールドケース×アリゲーターストラップ ●ケースサイズ/縦34.2×横21mm ¥1,875,000 [下]『レベルソ・クラシック・ラージ・デュオ・スモールセコンド』●手巻き ●ステンレススティールケース×カーフストラップ ●ケースサイズ/縦47×横28.3mm ¥945,000(ジャガー・ルクルト)

まったく色褪せることがないデザイン。マニュファクチュールとしてのクオリティも折り紙つき。両面で異なる表情を楽しむことができるのが『レベルソ』の大きな魅力だ。文字盤の色が変わるだけで印象が違うものになる。ファッションやシーンに合わせて使い分けたい。

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■5:アイコンウォッチ部門

パテック フィリップ「ゴールデン・エリプス」

華麗に進化した、歴史的名品の完璧なるデザイン美

「ゴールデン・エリプス」●自動巻き ●ローズゴールドケース×アリゲーターストラップ ●ケースサイズ/縦39.5×横34.5mm ¥3,360,000(パテックフィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)

1968年に誕生した伝説的モデル「ゴールデン・エリプス」がサイズアップして登場。ローズゴールドのケースにブラックの文字盤が映える。インデックスや針もローズゴールド。足し算も引き算もできない完成された美を感じさせる。

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■6:デイリーエレガントウォッチ部門

ゼニス「ディファイ クラシック」

色香漂う新たなブランドイメージを象徴

「ディファイ クラシック」●自動巻き ●チタンケース×ラバー&レザーストラップ ●ケース径/41mm ¥700,000(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)

ブルーのミニッツリングが爽やかな印象。派手に見えるスケルトンモデルだが、つくりや中身は質実剛健。軽量かつ耐久性の高いチタンケースで、長く愛用することができる。ムーブメントのクオリティは折り紙つき。内部の動きを楽しむ機械式時計へのエントリーとしては、最適な一本といえるだろう。

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メンズプレシャス WATCH AWARD 2018審査員の方々

松山 猛さん
作家・エッセイスト
(まつやま たけし)作家、作詞家など多方面で活躍する松山氏だが、日本きっての「時計通」として知られ、時計に関する著書も多数。最近は、「古いもののほうがサイズ感がちょうどいい」と、’40年代のロレックスやパテック フィリップ、「カラトラバ」、カルティエ「タンク」などを愛用。
並木 浩一さん
桐蔭横浜大学教授・時計ジャーナリスト
(なみき こういち)’90年代よりバーゼル、SIHH(ジュネーブサロン)を取材。独自の視点で機械式時計の魅力を伝える。『腕時計一生もの』、『腕時計のこだわり』など時計に関する著書多数。現在、愛用している腕時計はティファニー「CT60」。
山田 五郎さん
編集者・評論家
(やまだ ごろう)歴史を含めた機械式時計の豊富な知識と高い審美眼をあわせ持ち、講演や執筆活動を幅広く展開。パテックフィリップ、A.ランゲ&ゾーネといった自身のコレクションのなかで、現在最も愛用しているのはF.P.ジュルヌの「クロノメーター・スヴラン」。
上根 亨さん
(株)カミネ 代表取締役社長
(かみね とおる)創業112年を迎え、現在神戸の中心地に5店舗を展開する時計宝飾店老舗の4代目。長年、日本正規高級時計協会の会長を務め、現在は相談役として時計業界で存在感を示し続ける。愛用の時計はパテック フィリップの「ノーチラス 3800」。
櫻井 賢之さん
スタイリスト
(さくらい まさゆき)豊富な知識に基づくスタイリングでメンズプレシャスをはじめ、多方面で活躍。時計にも精通し、自らは’60年代のロレックス、’70年代のカルティエ「タンク」などを愛用。最近気になる時計は、シャネルの「ボーイフレンド スケルトン」。
岡村 佳代さん
ウォッチ&ジュエリージャーナリスト
(おかむら かよ)スイスのバーゼル、ジュネーブの時計フェアの取材歴は、日本のジャーナリスト屈指のキャリアを誇り、メンズ・レディス問わず「真の名品」を追求。専門的になりすぎないわかりやすい筆致と、女性ならではの視点で幅広い媒体で記事やコラムを執筆している。
山下 英介さん
メンズプレシャスファッションディレクター
(やました えいすけ)ファッションに限らず古いものが大好き。愛用する時計は、パテック フィリップ「カラトラバ」、カルティエ「タンク」、’40年代のロレックス「バブルバック」など。近年は「ライカM」を入手し、旅先での写真撮影に夢中。夢は知られざる名品やファッション文化を世に伝えること。
 ※掲載した商品はすべて税抜です。
<出典>
MEN'S Precious冬号「今こそ学ぶべき、お洒落・モノ選び・生き方、伊丹十三STYLE BOOK」
【内容紹介】今こそ学ぶべき、お洒落・モノ選び・生き方、伊丹十三STYLE BOOK/この冬、紳士に捧げる究極の「黒靴」&名品「アウター」/幻のエルメス「ロシアンレザー」独占公開/発表!「今年の一本」はこれだ! 第1回 MEN'S PreciousWATCH AWARD 2018
2018年12月6日発売 ¥1,200(税込)

女性側のウォッチ・アワードの結果は?

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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PHOTO :
戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
STYLIST :
関口真実
COOPERATION :
安里昌悟
WRITING :
川上康介
EDIT :
岡村佳代