創刊以来、名品時計を探求してきたメンズプレシャスが満を持して開催する、第1回「メンズプレシャス WATCH AWARD 2018」。時計やファッションに精通した7名の目利きを審査員に迎え、編集部とともに6つの部門(ハイコンプリケーションウォッチ、マニュファクチュールムーブメントウォッチ、ラグジュアリースポーツウォッチ、ペアウォッチ、アイコンウォッチ、デイリーエレガントウォッチ)ごとに選りすぐった、2018年の真の名品時計を発表する。
■1:ハイコンプリケーションウォッチ部門
ブルガリ「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」
超絶的な技術で腕時計の限界に挑んだ傑作!
美しい音と美しいデザイン、そしてオリジナリティ。すべてを妥協なく追い求め、究極の名品が誕生した。円と曲線で構成されるオリジナリティを感じさせるケースに収められた自社製ムーブメントの厚さは、3.12mm。ブルガリのウォッチメイキング技術は、老舗をも凌駕する高みに達したといっても過言ではない。
特別な音色を奏でるブルガリの世界最薄ミニッツリピーターは、時計史に残る偉業だ!
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■2:マニュファクチュールムーブメントウォッチ部門
A.ランゲ&ゾーネ「サクソニア・ムーンフェイズ」
「機械」を語り、「外見」に陶酔したくなる
潔いほどに装飾性を省き、「正確に時を伝える機械」であることに徹している。新作は、シンプルなデザインとムーンフェイズの美しさを際立たせるブラックダイヤル。ストイックなほどに真摯な時計づくりは、時計業界でも随一。20年、30年と使い続けられる端正なデザインと高いクオリティを兼ね備えた一本といえるだろう。
A.ランゲ&ゾーネの美学が込められた、紺碧のムーンフェイズの美しさに酔いしれる!
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■3:ラグジュアリースポーツウォッチ部門
ヴァシュロン・コンスタンタン「オーヴァーシーズ・デュアルタイム」
若々しい躍動感と老舗の気品が融合
ベゼルに配した6つの突起は、ブランドのシンボルマークであるマルタ十字に由来。41mmのケースは、手首にのせたときの装着感は絶妙なバランスを構築する。パワーリザーブは60時間を誇り、実用性が高いのも大きな魅力だ。
実用的でスーツにも映えるヴァシュロン・コンスタンタン「オーヴァーシーズ・デュアルタイム」
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■4-1:ペアウォッチ部門
ブライトリング「モンブリラン」&「ナビタイマー 1」
表情が異なるクロノグラフを、さりげなく
いずれも日本限定のカラーリングで、上品な雰囲気は、ビジネスシーンでも活躍する。マニッシュな『ナビタイマー1』(右)と比べると『モンブリラン』はエレガント。ユニセックスなモデルなので、パートナーと交換して使い回すのもいいだろう。モデル違いで同じ雰囲気があるのも魅力だ。
ビジネスシーンでも上品な佇まい! ファッションやシーンに合わせて使い分けたいペアウォッチ2選
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■4-2:ペアウォッチ部門
ジャガー・ルクルト「レベルソ・クラシック」
知性と洗練、そして深い絆を語る
まったく色褪せることがないデザイン。マニュファクチュールとしてのクオリティも折り紙つき。両面で異なる表情を楽しむことができるのが『レベルソ』の大きな魅力だ。文字盤の色が変わるだけで印象が違うものになる。ファッションやシーンに合わせて使い分けたい。
ビジネスシーンでも上品な佇まい! ファッションやシーンに合わせて使い分けたいペアウォッチ2選
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■5:アイコンウォッチ部門
パテック フィリップ「ゴールデン・エリプス」
華麗に進化した、歴史的名品の完璧なるデザイン美
1968年に誕生した伝説的モデル「ゴールデン・エリプス」がサイズアップして登場。ローズゴールドのケースにブラックの文字盤が映える。インデックスや針もローズゴールド。足し算も引き算もできない完成された美を感じさせる。
歴史的名品パテック フィリップ「ゴールデン・エリプス」には、足し算も引き算もできない完成された美しさがある
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■6:デイリーエレガントウォッチ部門
ゼニス「ディファイ クラシック」
色香漂う新たなブランドイメージを象徴
ブルーのミニッツリングが爽やかな印象。派手に見えるスケルトンモデルだが、つくりや中身は質実剛健。軽量かつ耐久性の高いチタンケースで、長く愛用することができる。ムーブメントのクオリティは折り紙つき。内部の動きを楽しむ機械式時計へのエントリーとしては、最適な一本といえるだろう。
機械式時計の楽しさを知るなら、クラシカルな表情を持つゼニスしかない!
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メンズプレシャス WATCH AWARD 2018審査員の方々
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 関口真実
- COOPERATION :
- 安里昌悟
- WRITING :
- 川上康介
- EDIT :
- 岡村佳代