2018年も多くの魅力的な新作ウォッチが発表されました。そのなかから、自分だけの運命の一本に出合う幸福と愉悦を。創刊以来、「真の名品」を探求し続けるPreciousが独自の視点から2018年の新作時計を総ざらい。各界の目利きを審査員に迎え、今、ここに初めての「Precious WATCH AWARD」を開催します!

発表! 第1回「Precious WATCH AWARD 2018」

2018年、ラグジュアリーウォッチは、個性豊かに、よりファッショナブルに進化した!

例年7月号で、ジュネーブ、バーゼルで開催されるスイスの二大ウォッチフェアで発表された時計を中心に新作情報をお届けしているPrecious。最新のニュースを「速報」という形でお伝えし、記事にする一方でずっと温めていたのが「もっとじっくりと、Preciousの価値観で新作を咀嚼し、よりPreciousらしい逸品を選び抜いてご紹介したい」という思い。それが原動力となってこの「Precious WATCH AWARD」が実現しました。

今回は2018年に発表された時計をタイプごとにカテゴライズ。「名品の真価を知る」ウォッチ&ジュエリーとファッションのプロフェッショナル8名からなる審査会によって厳正な審査を行い、それぞれ最高得票を得た一本を選出しました。

■1:プレシャス名品ウォッチ部門

カルティエ「タンク ルイ カルティエ」

角形ウォッチの金字塔を打ち立てた、「タンク」コレクションの原点の最新作

時計「タンク ルイ カルティエ」¥3,250,000 手巻き【ケースサイズ:縦29.5×横22mm】[ケース:ピンクゴールド×ダイヤモンド、ブレスレット:ピンクゴールド](カルティエ)

「蘊蓄を語らずとも、無条件にただ、美しい時計だと思う」(浅井さん)

レザーストラップの印象が強い「タンクルイ カルティエ」。それもそのはず、'80年代、'90年代には展開していたものの、2000年代に入ってからはブレスレットモデルは発表されてはおらず、それだけにそのインパクトは鮮烈! 新たに開発された自社製手巻きムーブメント「1917MC」搭載という内面のエレガンスも、魅惑のオーラとなって時計を包み込みます。

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■2:ハイジュエリーウォッチ部門

ブルガリ「セルペンティ」

グラマラスなのに繊細、羨望の視線を集める美のマトリックス

時計「セルペンティ」¥22,980,000 クオーツ【ケースサイズ:長径22mm】[ケース:ピンクゴールド×ダイヤモンド×ルビー、ブレスレット:ピンクゴールド×ダイヤモンド×ルビー](ブルガリ ジャパン)

「時計でありハイジュエリーでもある、それを現実のものとした造詣の深さに感服」(並木さん)

古代ギリシャ、ローマ時代から、「永遠」や「叡智」を象徴するラッキーモチーフとして、人々を魅了してきた「セルペンティ」=「蛇」。ローマの街の歴史やヘリテイジを、デザインへと昇華させるブルガリらしいクリエイションが、贅を尽くしたハイジュエリーウォッチとして大輪の花を咲かせて。ボリュームがありながら手首に違和感なくフィットするブレスレットの感触にも、超一流の技術とエレガンスが宿ります。

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■3:本格機械式時計部門

パテック フィリップ「クロノグラフ 7150/250」

名品ムーブメントを内包した、世にも美しきクロノグラフ

時計「クロノグラフ 7150/250」¥9,140,000 手巻き【ケース径:38mm】[ケース:ローズゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:アリゲーター](パテック フィリップ ジャパン)

「正統の美が宿る完璧なクロノグラフ。これをつけている女性がいたら視線を奪われるだろう」(松崎さん)

経過時間を計測する、いわゆるストップウォッチ機能「クロノグラフ」がフェースデザインの主役に。ふたつの小窓は、右が30分計、左が「スモールセコンド」と呼ばれる秒針。本来スポーティーなイメージのディテールを、クラシカルな「ブレゲ針」やベゼルを取り囲むダイヤモンドが、フェミニン&リッチな表情に導いています。

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■4:プチコンプリケーション部門

ブレゲ「クラシック ムーンフェイズレディ 9088」

伝統的なディテールに月齢表示が際立つ、正統派の美

時計「クラシック ムーンフェイズ レディ9088」¥5,550,000 自動巻き【ケース径:30mm】[ケース:ホワイトゴールド×ダイヤモンド、ブレスレット:ホワイトゴールド](ブレゲ ブティック銀座)

「端正にして上品。シンプルだからこそブレゲならではのクラシカルなディテールが光る」(本間さん)

従来のアリゲーターストラップのモデルに加え、新たに発表したブレスレットタイプ。上品なアラビア数字インデックスや、ブルースチールの「ブレゲ針」といった由緒正しきディテールが、詩的なムーンフェイズと美しく響き合っています。

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■5:ラグジュアリースポーツウォッチ部門

オメガ「シーマスター プラネットオーシャン ディープブラック」

程よいモード感とエレガンスが調和した女性のためのダイバーズウォッチ

時計「シーマスター プラネットオーシャン ディープブラック」¥2,070,000 自動巻き【ケース径:39.5mm】[ケース:セラミック×ダイヤモンド、ストラップ:アリゲーター]・リング/指先から¥140,000・¥326,000(オメガ お客様センター)、シャツ/私物

「媚びのないシャープな表情と程よいリッチ感、擬人化するとしたら、まさにハンサムウーマンな時計」(雨宮さん)

ケースとストラップのブラックに、ベゼルを彩るダイヤモンドの輝きがひときわ冴えるクールなたたずまい。スタイリッシュでいながら、オメガが築き上げてきたダイバーズウォッチのDNAを受け継ぐ600m防水という本格的な機能性で、男性愛好家からも一目おかれる通好みの一本です。

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■6:デイリーエレガントウォッチ部門

クレドール「GSTE967」

日本の美意識と技術力が昇華した、日常に寄り添うジュエリーウォッチ

時計「GSTE967」¥500,000 クオーツ 【ケース径:19.4mm】[ケース:ステンレススチール×ダイヤモンド、ブレスレット:ステンレススチール](セイコーウオッチ お客様相談室)、リング¥1,050,000(和光)、シャツ/私物

「この小ささ、そして愛らしさ! アンティークの雰囲気を堪能できる繊細なディテールが女心をくすぐります」(犬走さん)

直径20mmを切る小ぶりなケースを取り巻く大粒のダイヤモンドは、3つのツメで留める「トリニティセッティング」が施され、最大限に引き出された輝きは眩いほど。繊細なメッシュブレスレットと相まって、ジュエリーウォッチとしても遜色のないラグジュアリーな仕上がりになっています。小サイズなぶん、先が太い時分針を採用することで視認性を確保し、大人の女性の目にも優しい仕様です。

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■7:アイコンウォッチ部門

ヴァン クリーフ&アーペル「スウィート アルハンブラ ウォッチ」

不朽のモチーフが大人の女性の心をもくすぐる「時を告げるジュエリー」

時計「スウィート アルハンブラ ウォッチ」¥2,325,000 クオーツ【ケースサイズ:縦22.7×横22.7mm】[ケース:ピンクゴールド、ブレスレット:ピンクゴールド×ダイヤモンド×ホワイトマザーオブパール](ヴァン クリーフ&アーペル)

「誕生から50年。認知度の高さや、女心を惹きつける引力は最強」(中村さん)

ダイヤルにあしらったマザーオブパールを、ひと回り小ぶりなブレスレットのパーツにもリフレイン。ダイヤモンドやピンクゴールドの艶やかな色味と調和し、フェミニン&リッチで幸福感にあふれた旋律を奏でます。

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■8:ペアウォッチ部門

ジャガー・ルクルト「レベルソ・クラシック」

ケースが反転する唯一無二の意匠とデザインに、知性とセンスが漂う

時計〔女性〕「レベルソ・クラシック・スモール・デュエット」¥1,875,000 手巻き【ケースサイズ:縦34.2×横21mm】[ケース:ピンクゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:アリゲーター]・〔男性〕「レベルソ・クラシック・ラージ・デュオ・スモールセコンド」¥945,000 手巻き【ケースサイズ:縦47×横28.3mm】[ケース:ステンレススチール、ストラップ:カーフ ](ジャガー・ルクルト)、ニット〔女性〕¥60,000(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、〔男性〕¥55,000(トラデュイール)

「知的で、あくまでもさりげない。酸いも甘いも噛み分けた大人の男女にふさわしい選択」(岡村さん)

レディース/反転するケースの裏側にはダイヤモンドが配され、ブラックの文字盤で艶やかな表情に。
メンズ/ひとつのムーブメントで表裏、ふたつの異なる時間を表示できるデュアルタイム。

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Precious WATCH AWARD 2018 審査員の方々

浅井佳代子さん
フォトグラファー
(あさい かよこ)本誌創刊からファッションページにおいてあらゆる名品を撮り続け、印象深いビジュアルを牽引。ウォッチ&ジュエリーの撮影も多く手がけ、美を見極める豊かな感性を発揮し続ける。自身が長年愛用しているのは、カルティエ「タンク」。
雨宮塔子さん
フリーキャスター・エッセイスト
(あめみや とうこ)TBSのアナウンサーとして活躍後、1999年に退社し単身渡仏。フランス語、西洋美術史を学ぶ。2016年、『NEWS23』(TBS)のキャスターに就任し現在に至る。パリ在住時にはスイスの時計フェアの取材経験も。現在はジャガー・ルクルトとエルメスのコラボのアンティークウォッチを愛用中。
犬走比佐乃さん
スタイリスト
(いぬばしり ひさの)本誌をはじめ数々の女性誌や女優のスタイリングを手がけ、「マダム犬走」の愛称で多くのファンをもつ。30年以上を誇るキャリアと卓越した審美眼で、セレクト&スタイリングする自身の着こなしも注目を集める。
並木浩一さん
桐蔭横浜大学教授・腕時計ジャーナリスト
(なみき こういち)1990年代より、スイスの時計フェア・S.I.H.H.(ジュネーブサロン)、バーゼルフェアを取材し続けている日本の腕時計ジャーナリストの草分け。著書に『腕時計一生もの』(光文社新書)、『腕時計のこだわり』(ソフトバンク新書)などがある。
本間恵子さん
ウォッチ&ジュエリージャーナリスト
(ほんま けいこ)ジュエリーデザイナーから宝飾専門誌エディターに転身。その後フリーランスになり、女性誌や新聞を中心に専門性の高い記事を執筆。大学でのセミナーやトークショーイベントにもしばしば登壇している。アンティークにも造詣が深い。
松崎壮一郎さん
『Chronos日本版』『Chronos Femme』発行人
(まつざき そういちろう)『Esquire日本版』『Departures』といったラグジュアリー誌を経て、時計専門誌『Chronos日本版』を立ち上げたほど、時計への愛情と造詣が深い九州男児。現在最も愛用している時計はパテックフィリップ「ノーチラス」。
岡村佳代
ウォッチ&ジュエリージャーナリスト
(おかむら かよ)スイスの時計フェアの取材歴は日本で屈指のキャリアを誇り、女性に機械式時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。マニアックになりすぎないわかりやすい筆致で、女性誌、男性誌、専門誌と幅広い媒体で記事やコラムを執筆している。
中村絵里子
『Precious』ファッションディレクター
(なかむら えりこ)ウォッチ&ジュエリー、ファッションページを担当。「着道楽」「時計道楽」としても知られる。一流ブランドの手の込んだ時計を見る機会に恵まれているので、美しい名品には目がない。エレガントな外見なのに中身が男らしい時計が好き。

※掲載した商品はすべて税抜です。

 

<出典>
Precious1月号「さあ、おしゃれ心を刺激する贅沢な冬旅へ!」
【内容紹介】さあ、おしゃれ心を刺激する贅沢な「冬旅」へ!/この冬、主役は「最旬カーキ」!/「ルイ・ヴィトン」アラビアの幻想美に誘われて/働く女の「バッグイン小物」2019/発表! 第1回「 PreciousWATCH AWARD 2018」
2018年12月7日発売 ¥980(税込)

男性側のウォッチ・アワードの結果は?

PHOTO :
/浅井佳代子(人物)、戸田嘉昭・池田 敦 (パイルドライバー/静物)
STYLIST :
犬走比佐乃、関口真実
HAIR MAKE :
三澤公幸(3rd)
NAIL :
内矢佳菜江(uka)
MODEL :
立野リカ(Precious専属)、本部なお
COOPERATION :
安里昌悟
EDIT&WRITING :
岡村佳代、濱谷梢子・中村絵里子(Precious)