寒さが深まる時期の旅は機能性優先になりがち。そんな人も、今季は、おしゃれを存分に楽しむ旅に出てみませんか? さまざまなシーンに映える軽やかなエレガンスが漂うおしゃれは、大人の旅をさらに豊かなものにしてくれます。改めて日本の美しさを見つめる古都へ、新たな発見に満ちた海外の都市へ…。

雑誌『Precious』2月号では大特集【厳選ワードローブと楽しむ「冬旅エレガンス」】と題して、楽しみにする“あの地”で、心地よく美しい佇まいで過ごすための大人のワードローブを提案しました。

今回は、冬の京都で大政 絢さんがまとう「冬旅エレガンス」コーディネートをまとめてご紹介します。

物を最小限にしたい冬の旅支度は、カジュアルになりすぎない洗練スタイルで、大人の品格と余裕を漂わせて。

■1:落ち着いた街並みに映える鮮やかな赤のセットアップ

コート_1,スカート_1
コート¥165,000・ニット¥37,400・スカート¥88,000(ポステレガント)、ピアス¥79,200・リング¥69,300(ホアキン・ベラオ)、バッグ¥156,200(ピエール アルディ 東京)

情緒溢れる京都の路地を散策する日に選びたい、赤のコート&スカート。愛知県の工房で織り上げられたダブルフェイスのウールリバー素材は、暖かく、柔らかで、着心地も軽やか。さらりと羽織れるボクシーシルエットのコートと膝下丈のタイトスカートは、気どらないのにエレガント。

●訪れたのは…「八坂通」

京都のシンボルとして親しまれる「八坂の塔」は、東山・法観寺の境内に建つ五重塔。創建は聖徳太子とも伝えられ、現在の塔は室町時代に再建された。塔へと続く「八坂通」は、清水道から産寧坂、二寧坂へと連なる東山散策の要となる道で、石畳と町家の風情が魅力。空気が澄んだ冬の朝、ひときわ印象的な塔が見える。

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■2:優雅な美しさを印象づけるモダンなトレンチコート

コート_2
コート¥693,000・ブラウス¥308,000/参考価格・パンツ¥268,400・サングラス¥62,700・ピアス¥71,500・リング¥69,300・バッグ [小]¥407,000・[大]¥632,500・ストール¥97,900・靴¥176,000(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)

ハリがあり、クリアなシルエットを描く綾織コットン素材のトレンチは、スタイリッシュな細身シルエットが特徴。コートドレスのようにも着られ、大人の冬旅で頼れる存在に。

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■3:ディナーには、清らかさと華やぎのあるアイボリーの服

ワンピース_1,ジャケット_1
ジャケット¥326,000・ポロ襟ワンピース¥312,400(ガブリエラ ハースト ジャパン)、ピアス¥144,100(ザ・サロン バイ ノーア〈サイモン・アルカンタラ〉)、バッグ¥213,400・靴¥161,700(JIMMY CHOO)

夜は老舗料亭から素敵なバーへ。そんな日は、上品なアイボリーのニットワンピースとジャケットで。極上のカシミアシルクのワンピースはリブ編みで、動くとスカートが揺れて余韻を残す。テーラリングの美しいダブルブレストのジャケットは、着ても羽織っても絵になる一着。「HOTEL THE MITSUI KYOTO」の回廊にて。

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●訪れたのは…「HOTEL THE MITSUI KYOTO」

元離宮二条城を望む京都・三井家ゆかりの地にあるラグジュアリーホテル。その歴史を継承する象徴が、エントランスに位置する威風堂々とした「梶井宮門」。中庭に面したロビーから、品格のある心地よい空間が広がる。


■4:「凛とした美しさ」と「品」を宿す一着を

ワンピース_2
ワンピース¥836,000・イヤリング¥121,000・バッグ¥339,900(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)

麗しき障壁画の名作に出合う特別な時間。たおやかな品格に呼応する、華やかなワンピースで

歴史ある寺院を訪れ、由緒ある襖絵に見入る…。そんな至福の時を過ごす和の空間では、座り姿が美しい一着を選びたい。アネモネの花が彩るシルクシフォンのワンピースはたっぷりとした分量感があり、優雅な印象。さらに所作まで美しく見せてくれる。

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ノーブルな華やぎが漂うプリントの魔法

ワンピース_3
ワンピース¥836,000・イヤリング¥121,000(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)

赤や紫の花が咲き誇る黒ワンピースの耳元には、クラシカルモダンなゴールドカラーのイヤリング。好奇心に導かれながら旅の特別な時間を過ごすとき、ちょっとしたおしゃれの冒険も楽しみたい。

宸殿の「牡丹の間」にて(現在は複元模写が展示されており、部屋の外から鑑賞することができる)。

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■5:シンプルな装いを魅せる、豊かな風合いの羽織りもの

アウター_1
ケープ¥495,000・ニットワンピース¥286,000(ジョンストンズ オブ エルガン)、ピアス¥525,800・ブレスレット各¥239,800(ザ・サロン バイ ノーア〈サイモン・アルカンタラ〉)、靴¥170,500(セルジオ ロッシ ジャパン)、グローブ/私物

嵯峨野のおおらかな自然を感じる大覚寺の竹林へ。質感豊かなカシミア、シルク、アルパカ混のケープは、暖かく、体を包み込むようなサイズ感。ブラウンのニットワンピースに合わせるだけで、ドラマティックに。

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●訪れたのは…「旧嵯峨御所 大本山 大覚寺」

嵯峨天皇の離宮を起源とする門跡寺院で、皇室ゆかりの文化が今も息づく名刹。今年、開創1150年を迎える。宸殿には、「紅白梅図」など安土・桃山時代に活躍した狩野山楽の障壁画が伝わる(文化財保護のため展示は復元模写)。


■6:ビジューライクな主役級ピアスも旅の相棒

コート_3,ピアス_1
ピアス¥1,320,000(ボン マジック)、コート¥330,000(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)

フローラルモチーフが彩るジャカードコートの仕上げにつけたのは、ビジューのようなピアス。珊瑚やオニキス、ルチルクオーツ、ダイヤモンドが光を浴びて揺らめくように煌めき、表情が移ろう。小さくても大きな効果を放つジュエリーは、大人の旅を彩り豊かに華やがせてくれるアイテム。

■7:出番が多いのは、程よくモードなレザーブルゾン

アウター_2,レザー_1
ブルゾン¥957,000・ニット¥157,300・パンツ¥196,900・ピアス¥73,700・バッグ¥541,200・靴¥205,700(ロエベ ジャパン)

京都旅で活躍するのは、老舗にも感度の高いアートスポットにも似合うこんな装い。カーキグリーンのレザーブルゾンは、ごく軽量。柔らかなナパラムスキンの風合いとバルーンシルエットのこなれ感が相まって、スマートな印象を与えてくれる。バーガンディのニットと黒のパンツに合わせ、粋なシンプルを。

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●訪れたのは…「一文字屋和輔」

映画『国宝』にも登場した今宮神社の参道で、平安時代から25代続くあぶり餅の老舗。きな粉をまぶして焼いた香ばしい餅には、白味噌だれがたっぷりと。注文ごとに店頭の炭火であぶられ、供される。1人前600円。

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  • 住所/京都市北区紫野今宮町69
  • TEL:075-492-6852

■8:ホテル時間を大切なものにする綺麗色のニット&パンツ

ニット_1,パンツ_1
ニット¥90,200・パンツ¥112,200・ネックレス[短/2本セット]¥69,300・[長]¥49,500(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、ピアス¥66,000・リング¥66,000(エスケーパーズオンライン〈ノアーク〉)

ホテルステイを楽しむ旅では、部屋で過ごす時間のためのワードローブも準備したい。着心地のよいブルーのモヘアニットと、シルクストレッチのパンツ。さらに清らかな白の輝きを加えるネックレスを。「HOTEL THE MITSUI KYOTO」の二条城を望むプレジデンシャルスイートにて。

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訪れたのは…「HOTEL THE MITSUI KYOTO」

元離宮二条城を望む京都・三井家ゆかりの地にあるラグジュアリーホテル。その歴史を継承する象徴が、エントランスに位置する威風堂々とした「梶井宮門」。中庭に面したロビーから、品格のある心地よい空間が広がる。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
赤尾昌則(whiteSTOUT)
STYLIST :
大西真理子
HAIR MAKE :
下永田亮樹
MODEL :
大政 絢(Precious専属)
EDIT&WRITING :
川村有布子、木村 晶(Precious)
撮影協力 :
角倉有哉(バウプラス京都)