この春夏、最も注目すべきバッグのひとつがPRADA(プラダ)の新アイコンバッグ「プラダ シドニー」です。数多くのヒットバッグを生み出してきたプラダが、2000年春夏コレクションで発表したバッグをモダンに再解釈。今回は新たなスターバッグの魅力を紐解きます。
さまざまな着こなしにマッチするプラダの新定番バッグ「プラダ シドニー」
■1: クラシックとモダンが共存するデザインのスモールサイズ
新アイコンバッグ最大の特徴は、優美なフォルムとモダンなメタルディテール。美しい曲線は、2000年春夏コレクションで発表されたエルゴノミック(人間工学的)なバッグのデザインから着想を得たもの。クラシックな品格とモダンでフレッシュな表情を併せもつフォルムです。
「プラダ シドニー」は、そのフォルムにプラダの伝統的なメタルディテールをプラス。このバッグを象徴するフロントの留め具は、1913年の創業以来、脈々と受け継がれてきた技術によってつくられています。写真のスモールサイズは、肩掛けできる長めのハンドル(取り外し可能)も大きな特徴。プラダが描く、アクティブで颯爽とした女性像を体現するデザインといえます。
コンパクトで身体になじむシェイプは肩掛けにぴったり。物を出し入れしやすいフラップもうれしいポイント。ドレスアップの仕上げにしたり、ちょっとしたお出かけにさっと連れていったりと、さまざまなシーンに活躍してくれる有能バッグです。
2019年春夏コレクションで、ドレスやスカートなどウエアに使用されたタイダイ柄をいかしたバージョンもお目見え。柄が変わると、ぐっと印象も変わりますよね。こちらはぜひ、コーディネートのスパイス役に。手持ちのシンプルな服を新鮮な印象にブラッシュアップしてくれます。
仕様メモ
・インナーフラットポケット1
※取り外し、長さ調節可能なストラップ付き
■2: 長く愛用したくなる、「ちょうどよい」サイズ感のラージサイズ
バッグのトレンドでここ数シーズン続いた、大・小の二極化。でも、日常使いには大きすぎても小さすぎても不便だったりしますよね。ラージサイズの「プラダ シドニー」は、そのトレンドに一石を投じる(?)「ちょうどよい」サイズ感。
必要最低限のもの+αを収納できる実用性の高いサイズですが、コンパクトなつくりで上品さをキープ。付属のストラップでショルダーやクロスボディーにしてもすっきりと見える、絶妙なフォルムとマチ幅です。
ブラックのインナーがビビッドカラーで仕立てられているのも見逃せません。シックなブラックのバッグの内側に、大人の遊び心。使うたびに気分が上がります。スモールサイズ同様、フロントは使いやすいフラップタイプ。サイズ感も含めてすべてが「ちょうどよい」、長く愛したくなる一品です。
ラージサイズにもタイダイタイプが登場(タイダイのインナーはブラック)。
仕様メモ
・インナージップポケット1
・インナーフラップポケット1
※取り外し、長さ調節可能なストラップ付き
「プラダ シドニー」にはミディアムサイズもそろうので、ご自身のライフスタイルや好みの着こなしに寄り添うバッグがきっと見つかるはず。長く愛用できるプラダの新定番バッグ、要注目です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Youjin Lee(aosora)
- EDIT :
- 石原あや乃
- EDIT&WRITING :
- 門前直子