大人の女性に似合うピンクメイクまとめ。甘すぎず派手すぎない、大人のピンクメイクのやり方と、ピンクメイクにおすすめのコスメをピックアップ。女性らしいピンクを上手に取り入れて、やわらかく旬なメイクをお試しください。
【目次】
大人のピンクメイクのやり方
ピンクアイシャドウで下まぶたメイク
■1:不幸顔に見せるクマ・くすみをオレンジ系コンシーラーで消す
下まぶたメイクは、始める前に仕込みが必要です。目元に、青グマ、たるみの影、紫外線による茶ぐすみなどがあると、澱んだ印象を与え、生活感のある疲れ顔に見せてしまいがち。しかし、スキンケアでなんとかするには時間がかかります。
そこで活用すべきはコンシーラー。ファンデーションではカバーしきれなかった目の下の暗みを飛ばす粉体を多く含み、薄塗りのまま、加齢トラブルをカバーしてくれるものを選択しましょう。下まぶたメイクで、実はこれが最も重要なポイントです。
まずは形状ですが、筆ペンやチップタイプのゆるめテクスチャーがベスト。色は、蔓延する小ジワも目立たせないオレンジ系のベージュを選択しましょう。クマやくすみを消したいから…と自分の肌色よりも白いベージュのコンシーラーを使うと、目の下だけ白く浮き上がり膨張してしまうため、目が小さく見えることが多いのです。
さらに白く明るいタイプは、地の肌の青グマが透けて、グレーに濁ることもあるので注意が必要。消去法で考えると、青グマの補色となる、オレンジを含んだ肌なじみのいいベージュが適任なのです。薄塗りで青グマもくすみも、たるみの影も消せる万能タイプですし、アバウトに塗っても失敗しません。ゆるめのオレンジ系コンシーラーを、以下のように下まぶたに使用してください。
(1)クマ、くすみが目立つ部分にオレンジ系コンシーラーをのせる

下まぶたの際にたまらないように、際から5mmくらい離れたところから、縦に線を描くように塗布すること。
(2)こするのではなく、軽くたたきながらなじませる

こすると下のファンデーションまでヨレてムラになってしまうので、薬指で軽くたたくようになじませるのが正解です。
(3)ムラになったコンシーラーを優しく押さえる

スポンジで押さえるようにすると、ムラが消えるし、余分な油分を吸収できて、よりフィット感が高まります。
■2:たるみで間延びした顔が引き締まる「下まぶたメイク」の7ステップ
コンシーラーを使った仕込みが終わったら、いよいよ色をのせていきます。使用するアイテムは「パールオレンジ」か「パールモーヴピンク」のアイシャドウと、ブラウンのアイライナーと黒マスカラ。このたった3アイテムだけ。
ただし、のせる範囲には注意が必要です。最大のポイントはアイシャドウをのせる範囲。涙堂の幅=下まつげの生え際から約5mmの幅で、目頭から目尻までのせていきます。このとき、アイシャドウチップの先端だけに軽くトントンとしながら、アイシャドウをとって、それをそのまま下まぶたの際に当てて、中央→目尻→中央→目頭の順にチップを動かすと、勝手に5mm幅に色がのります。
そして、ブラウンのアイラインを入れる範囲も重要。目頭から目尻まできっちり引いてしまうときつくなるし、上まぶたのラインと合わさって目を囲むことになり、かえって目が小さく見えてしまいます。
正解は黒目の内側の位置から目尻の5mm手前まで。これはプロがやっている隠しワザで、目頭側と目尻側に入れないことで、抜け感が出てきつく見えないのに、たるみ目尻を引き上げる効果が絶大。
下まぶたメイクは、のせる範囲さえ間違わなければ絶対に失敗しないので、上まぶたのグラデーションづくりよりもはるかに簡単。少しの手間で加齢目元を劇的に大きくし、たるみ顔を引き締めてくれます。その手順は以下の通りです。
(1)チップの先端だけに色をとる

チップにとる量が、下まぶたメイクの最も大事なポイント。アイシャドウをとるときはチップの先端に少量だけをとること。これをそのまま塗布するだけで、最適な幅である涙堂の幅=5mm幅にのせることができます。チップの先端にアイシャドウを軽くトントンとつける程度で十分。つけすぎると悪目立ちする失敗のもとです。
(2)チップの先端だけを当てて、力を入れずなでるように塗る

起点は中央からで、初めに下まぶたの目尻側まで5mm幅でのせます。目尻や目頭から塗り始めると、アイシャドウがたまりやすいので中央から始めるのが鉄則。チップはベタッと寝かせず、先端だけが当たるようにして滑らせます。
(3)中央→目尻→中央→目頭の順にチップを動かす

目頭まできたら、また目尻にチップを動かし、これを2~3回往復するとムラが消えて、肌になじんでより自然に見えます。こすらないように、軽いタッチで滑らすように行うこと。使用するチップは付属のものでもOK。スティックの場合は、芯先を垂直に当てて5mm幅になるように塗布。つきすぎたら指かチップでなじませましょう。
(4)チップの幅=5mm幅にのせる

これだけでも自然と目の縦幅が広がります。下まぶたメイクは難しい、厚化粧になりそうと思っている人も、この方法なら失敗なし。涙堂=涙袋をふっくらと見せるオレンジやモーヴピンクなら、作為的にならずに自然だし、女らしい華やかさも生まれ、開運効果がアップ!
(5)黒目を大きく見せるブラウンのアイラインをひく

まず中央の黒目の幅(約1cm)から小刻みに、ペンシルを左右に動かしながら描く。このときペンシルは寝かさずに垂直に立て、ラインが太くならないように先端を使うこと。きつさが出ないように、なるべく細いラインに仕上げましょう。
(6)目尻側は5mmあける

次に目尻側5mm手前までラインを描く。たるみ目尻がキュッと引き上がり、若々しい印象に。目尻まできっちり描くとラインが強調されすぎてきつくなるうえ、目が小さく見えることも。抜け感をつくるだけで、ナチュラル感が生まれます。
(7)寝ている下まつげを「下方向に方向づける」ように塗布する

下まつげのマスカラの塗り方は2ステップ。まずは中央、目頭、目尻と3つのパートに分けて塗布したら、次にブラシを縦に持ち、目尻側に寝てしまっている毛を起こすようにしながら塗布して、隠れている毛を引き出す作業をしましょう。つけすぎないように、余分な液をしごいてから。下まつげの根元側を押して、毛を下向きに方向づけるように塗布してください。
ピンクブラウンアイシャドウでくすみをカバー
■1:アイホール全体にベージュブラウンをぼかす

アイホールにベースカラー、目の際には締め色をしっかり入れて、眉下にはパールのハイライトを効かせる。20代のころに流行ったグラデーションメイクは、時代遅れなのは言うまでもありませんが、色をムダに重ねることでメリハリが出すぎてしまいます。これが老けて見えてしまう原因です。
上まぶたに色を入れる目的は、くすみをカバーするため。ブラウンより明るいピンクベージュブラウンを目の際から上に向かってぼかしましょう。ピンク効果で目元に明るさが甦ります。
■2:「上まぶたの際」に、濃いブラウンを入れて締める

40代になるとフェイスラインや頬のハリ感が失われるばかりでなく、目元もたるんできます。いくらナチュラルメイクが流行っているからといって、際を締めないのはNG。目元がたるむと、ぼんやりとした印象に見えてしまいます。
目の際は赤みが入った濃いブラウンでしっかり締めましょう。チップの先を使ってライン的に入れるのがポイントです。
■3:上まぶたの目尻から1/3のところにピンクブラウンをぼかす

上まぶたのくすみが目立つ人は、1で入れたベージュよりワントーン明るいピンクブラウンを目尻寄りに重ねましょう。ここに明るい色を乗せることで、目元に華やかさと透明感が生まれます。
色というより明るさをプラスしたいので、ブラシでしっかりぼかすのがポイント。
■4:下まぶたにもピンクブラウンをふんわりのせて

3で使ったピンクブラウンを下まぶたにぼかします。下まぶたに明るい色を入れることで、くぼんだ目元にハリ感が生まれふっくら。目頭側がくぼんでいる人は、目頭寄りを若干広めに入れましょう。くぼみのせいでできてしまった影が飛んで、明るくなります。
■5:下まぶたの目尻から1/3のところに濃いブラウンを

最後に2で使った濃いブラウンを、下まぶたの目尻寄りに細く入れます。濃いブラウンで締めることで、たるんでタレ目になってしまった目元がキュッと引き上がります。

盛りメイクは老けを呼ぶ。「抜いて」「効かせる」バランスで若々しく!
ピンク×オレンジで作る血色チーク
■1:ナチュラルピンクを頬全体に入れてトーンアップ!

チークは、ジバンシイの04番を使用。まず、ケース左のナチュラルピンクをブラシに取ります。粉がブラシの中までしっかり入るよう、右サイド、左サイド、そしてブラシの先にもたっぷり含ませましょう。
ぼかすときは、鼻の横からフェースラインに向かって、ブラシを大きく動かして。さらに上、中、下と3回に分けて、頬全体に入れます。ハイライト系の色は目の下や目尻のCゾーンに入れることが多いのですが、ここに明るい色を入れてしまうと、ハイライトが目立ちすぎて、若づくり感が出てしまいます。
頬の広い範囲に淡い色を入れることで、肌なじみがいいのはもちろん、肌全体の透明感がアップするんです。
■2:コーラルオレンジを「頬の高い位置」に入れて血色感を出して

右のコーラルオレンジもブラシにたっぷり粉を含ませてから、頬骨より気持ち上に乗せていきます。そのとき、くるくる円を描くように入れるのではなく、頬骨のラインに沿ってペタペタとスタンプのように入れていきます。「スタンプ押し」にすることで、色がしっかり乗って、頬がキュッと上がって見えるんです。頬が上がると、顔全体のポイントも上がるので、もたついたフェースラインがすっきり小顔に!

大人のメイクにおすすめのピンクコスメ
パルファム バンシイ「ルージュ・パーフェクト」

「ルージュ・パーフェクト」は、唇のpHでに反応してテクスチャー変化する、カラーブースター配合の面白いリップバーム。スイート・ピンクの柔らかい本革をパッケージに使っているので、見た目にもラグジュアリー。大切な方へのギフトとしてもおすすめです。
NARS「アフターグロー リップバー」

「アフターグロー リップバーム3420」は、NARSのアイコニックカラーのピーチピンクに色づくリップバーム。ゴールドパールがほのかに輝く仕上がりで、これ1本でもリップメイクが完成します。
大人のための高級リップバーム10選|寝ている間もケアできる高機能リップバームを厳選
ピンク×ブラウンのアイシャドウ4選

【2019年開運】メイクで運気アップ!今季おすすめの「開運コスメ」17選
コスメデコルテ「アイグロウジェム」

「アイグロウジェム」は、透明感のある発色、濡れたような艶感は、パウダーでもジェルでもないこの剤型ならではの仕上がり。誰でも簡単に使用できる点もポイントで、1色を重ねるだけでも自然な深みが演出でき、2色3色重ねる際にもぼかしのテクニック不要で自然なグラデーションが完成します。
一番人気は、BE387のピンキッシュベージュ。ピンクとベージュの優しいニュアンスと、ゴールドのきらめきで、リラックス感を演出するカラーです。
今年一番売れたアイシャドウとは?【伊勢丹新宿店・売り上げランキング】
ピンクチーク3選

※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部