【目次】
「アイメイク」のやり方|3選
■艶ピンクベージュの「囲みライン」で、華やかで柔らかい印象に!
目を大きく見せたい、強く華やかさを出したい、と、黒のアイライナーで目の輪郭をぐるりと囲むように描いてしまう人がいるけれど、まぶたにハリがなく、シワが多い大人の目元ではよけい小さく見えて、実は逆効果。それならば、ほのかな赤みとツヤが華やかさを生む、パール入りピンクベージュで囲むのがベストです。
<メイクプロセス>
上まぶたはまつげの間を埋めるように描き、下まぶたは悪目立ちしないように、5点置きして抜け感を。自然に目の縦幅が強調されるし、肌なじみのいい色なのでたとえにじんでも目立たない。黒のアイラインでは得られない、柔らかさと華やぎ効果が。きつく見られがちなプレシャス世代こそ必須の色なのです。
<STEP.1>上まぶたは小刻みに芯先を動かしながらまつげの間を埋める
<STEP.2>目尻ラインは長くのばさず目尻でピタリと止める
<STEP.3>下まぶたの際に軽いタッチで5点置きする
印象激変! 目元に【華やぎと柔らかさ】を与えるアイライナー「シャネル」スティロ ユー ウォータープルーフ N 54
■ピンクのリキッドハイライトをアイシャドウ代わりに使う
「好感度のカギは、温もりと幸福感」と分析するのは、ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさんさん。「ホルモンバランスの整った満たされ顔を演出するには、ピンクを上手に取り入れるのがコツ」とアドバイス。「ただし、アイシャドウやチークなどのポイントメイクをピンクにすると、媚びた印象の欲張りさんに見えてしまう危険が。大人のピンクはポイントではなく面で広く淡く取り入れると、さりげなく温かみのある印象に仕上がります」(小田切さん)。
<メイクのポイント>
<POINT.1>ピンクのリキッドハイライトを面で仕込む
「ピンクのリキッドハイライトを薬指に取り、目尻を囲むようにCゾーンにやさしくぼかします。次に、目の下の三角ゾーンにもトントンとぼかして。このビューティスポットに温もりとツヤがあると、生命感が引き立っていきいきとした表情に見えるんです。ハイライトをチークがわりにすることで、媚びない洗練された印象をキープ」(小田切さん)。
<POINT.2>まぶたにもピンクの温もりをオン
「同じように、ピンクのリキッドハイライトを薬指に取り、上まぶた全体にやさしくぼかします。アイシャドウよりもさりげなく、やさしげな目元に」(小田切さん)。
ピンクの光で「やわらかな人」に。媚びずに好印象をもたらす大人メイク術
■ピンクを含んだ華やかなレッドで「くすみ目」をトーンアップ
ピンクを含んだ華やかなレッドのアイラインペンシルを使って下まぶたの際に5点置きを。血色感が宿り、目元全体がふわっと明るくなるし、下まぶたラインが自然に強調されることで、目の縦幅が広がり、間延び顔が引き締まる効果も生まれます。
<メイクプロセス>
<STEP.1>下まぶたの際5か所に点置きする
<STEP.2>芯先を小刻みに動かしてしっかりと色をのせる
人気【赤のアイライナー】を下まぶたにONするだけ! 印象際立つ「最新アイライナー」特訓
「チーク」メイクのやり方|2選
■「広げずボカさず」が新ルール
「疲れた顔をキュッとリフトアップしてハッピー感を演出するには、チークの力を借りるのが早道。特におすすめなのが、大人のくすみに寄り添って洗練された可愛げをプラスするスモーキーピンクのチークです。ただし、ピンク系チークは、ついいつもの癖で無難にふんわり広くボカすと、途端に媚びたイメージになってしまうから要注意。塗り方にはアップデートが必要です」(ヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロさん)。
「媚びずに可愛げを演出するピンクチークの塗り方は、小さく丸く高く塗るのがポイント。頬の高い位置に広げずに塗ることで、リフトアップ効果も期待できます」(小田切さん)。
<メイクのポイント>
黒目の下からブラシの幅に「なでおろし」塗り
「スモーキーピンクのチークをブラシに取り、黒目の下から小鼻の横のラインまでなで下ろすように塗ります。ポイントは、幅を広げずにブラシの幅に塗ること。広げていいのは、左右5mmまでと心得て」(小田切さん)。
ピンクチーク、ボカして広げて損してない?「小さく丸く高く」が大人を可愛く見せる新ルール
■ハイライトを仕込んで「くすみ黄ばみ肌」をリセット
<メイクのポイント>
さりげなくたるみ頬を持ち上げて失敗なし。肌に寄り添うピンク
本来ピンクは透明感のある色なので。なので、くすみ肌にふわーっとなじませても色が濁り、リフトアップ効果も得られない。いきなりピンクをぼかすのではなく、先にハイライトを仕込む下準備で、肌のくすみを払拭してからのせるのが得策です。ハイライトをのせる範囲は、小鼻脇の位置からこめかみ手前まで楕円形に、頬骨よりも少し上までのせること。これで頬の高さがグッと上がり、顔立ちがシャープに! つまりたるみ解消にもなるので、大人はハイライトがセットされているものを選ぶべき! 色は肌に溶け込むようになじむピーチピンクがベストで、ハイライトをのせた範囲よりも少し下の、頬骨を中心に楕円形に塗布を。この2ステップが透明感&リフトアップがかなう、最も効果的な塗り方です。
<メイクプロセス>
透明感がアップするハイライト+チークの塗り方
<STEP.1>初めにハイライトを頬骨より少し上までのせる
<STEP.2>頬骨の上を中心に楕円形にピンクチークを重ねる
大人はハイライトが必要でした! くすみやたるみを解消する「ピンクチーク」の塗り方とは?
「リップ」メイクのやり方|2選
■クールな青みピンクリップで大人っぽく気品ある印象に
春になると着たくなるピンク。服に合わせてメイクもピンクに…とは思いがちだけど、大人の女性がお洒落に着こなすには、もうひと押し必要。ピンクをお洒落に、大人の女性らしくカッコよく着こなすためのテクニックとは?
「ピンクの服にストレートなピンクのメイク、では甘さ過多になりがち。青みニュアンスを加味することで今っぽさと、大人の女性に品格を演出することができます。僕のおすすめは、リップに青みを仕込むこと。パープル寄りのピンクのリップとグロスを唇に添えるだけで、ぐっとフレッシュな印象に。グロスのツヤが、今っぽさをアシストしてくれます」(ヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロさん)。
<メイクのポイント>
青みピンクのグロスでフレッシュな表情にシフト
「ベースは、青みピンクのマットリップ。全体に塗ったあと、青みピンクニュアンスのグロスを重ねます。今シーズンは、あえてツヤ感たっぷりに仕上げたほうがお洒落な印象に仕上がります」(小田切さん)。
旬の青みニュアンスメイクで、大人のピンクコーデをカッコよく、お洒落に昇華!
■マルチアイテムでつくる「ほんのりとした血色感」
効率のいいリタッチが叶い、疲労印象を払拭できるリップ&チーク。でもチークとしてのせる量の加減が難しい、とうまく活用できていない人も。いきなり頬にチョンと色をのせるのはムラづきしたり、おてもやん状態に。唇にトントンとなじませて、その指に余った量を頬にのせるくらいがほんのりとした血色感になってちょうどいいのです。
<メイクプロセス>
<STEP.1>下唇全体に薄くなじませる
<STEP.2>指で軽くたたきながら唇全体になじませる
<STEP.3>指に余ったもので頬に塗布すれば、のせすぎ防止に
メイク崩れによる「クマ」や「ゴルゴライン」の浮かび上がりの解決法とは?色補正効果で透明感が復活
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- TEXT :
- Precious.jp編集部