できることなら、もっとお金を稼ぎたいと思うもの。ただ、普通の働き方では大金を稼ぐことは難しいです。億万長者のような、脳をフル活用している人に学ぶしかありません。

彼らは一体、どんな思考回路となっているのでしょうか? お金持ち事情に詳しい経営コンサルタントの稲村徹也さんと、副業アカデミー代表の小林昌裕さんのふたりに、お金を稼ぐために無意識にやっている考え方を教えていただきました。

お金をもっと増やしたいなら、今すぐ取り入れてみましょう!

大金を稼ぐ億万長者達が無意識にやっている考え方6選

■1:その道のNo.1になることを目標にする

特別なオンリーワンになる人が目標

稲村さんは、自分のゴール設定をしたときに最初にやることは、業界やその道で誰もやっていないことに目を向けるようにすることだと言います。なぜなら、その道のNo.1や権威を目指すからなのです。

権威は、誰もがやったことのないことをやっている人やダントツな人のことなので、誰が物事のゴールを達成しているのかを調べて、その人やその人の周辺の人とつながりをもつことが大事なのだとか。

「達成している人からアドバイスを直接受けることで、人間関係、環境、やり方、考え方、行動などをモデリングして、自分に取り入れることができるのです」(稲村さん)

本当の友人は、ビジネスに入れない人も多いそうです。ビジネスの視点に立ってしまうと、上下関係が生まれるので、ビジネスとプライベートは分ける傾向にあるとのこと。

誰も真似できないオンリーワンを目指すこと、そしてしっかりメリハリのある生活を送ることが大切なんですね。

■2:利益を生み出すものを優先的に購入する

億万長者は高額なものを購入するなどのイメージがあるのですが、稲村さんによると、実はお金持ちほど、ものを簡単には購入しないそうです。

「億万長者は、『欲しいから』『お金があるから』買うのではありません。『自分自身に必要なのか』が基準となっていて、購入したものが資産なのか、負債なのかを第一に考えるのです。ですから、高い、安いではなく、利益を生み出すのかどうかを基準に購入しているのです」(稲村さん)

お金持ちは、利益を生み出す不動産や美術品を購入する人が多いそうです

「何にいくら支出したか、何がいくらの収益をもたらしたかを知ることが、お金持ちになるための基本です。億万長者になるには2タイプあって、どんぶり勘定の億万長者もなかにはいるのですが、それは高利益高単価なビジネスをしているタイプです。多くのお金持ちは、お金の流れを厳しいくらいにチェックしています」(稲村さん)

何かを購入するときは、利益を生み出すかどうかをよく考えて、お金の流れを事細かに確認していきましょう。

■3:横へ広がるような並列的な考え方をする

並列脳を目標に

人間の脳は何かを理解するときに、発想と連結のふたつしかやっていないそうです。思い浮かべたものを他の情報と結び付けて理解するということが脳の自然な流れで、連結には直列脳と並列脳の2種類あると、稲村さんは言います。

「直列脳とは、リンゴといえば赤色→赤色といえばニンジン→ニンジンといえばカレーなど、前後の直列的考えしかありません。一方、並列脳は、リンゴで発想できるものは『赤色』以外に、『甘い』『ジュース』『みずみずしい』『無農薬』『サワー』『青森』など、横への広がり、並列的な考えが出てきて、世界観が広くなるのです」(稲村さん)

さらに、並列脳だと複数のことを一緒にするので関連性も生まれてきます。1冊の本を最後まで読む(直列的)のではなく、10冊の本を1章ずつ読んで10冊読み終えることで、その情報が連結して、幅広く物事を考えることができるのだそうです。

「例えば、iPhoneは携帯×インターネット×音楽が連結したものです。スティーブ・ジョブスは、おばあちゃんがピンク色のパソコンが使いたいと言ったのを聞いて、カラフルなパソコンを生み出しました。それまで、パソコンといえば黒か白でした。成功者は、そういう幅広いアンテナを持っているのです」(稲村さん)

並列脳になるために、常日頃から横へ広がるように発想していくのがよさそうです。

■4:会うときにストレスを感じる人と会おうとする

刺激を受ける人を目標に

小林さんは、億万長者や成功者は、会うときにストレスを感じる人と会うようにしていると言います。

「自分よりレベルの高い人と会うのはストレスになります。でも、そういう人と会うことで、その考え方に触れて刺激になり、自分を高めることができるのです」(小林さん)

ストレスは決して悪い物ではないようです。その疲れを成長につなげていきましょう。

■5:同じことを最低でも3年は継続する

継続できる人を目標に

小林さんによると、成功者は同じことを3年以上継続している人だそうです。

「瞬間最大風速で結果を出す人は多いですが、3年継続できる人は稀有です」(小林さん)

だから、他人よりも抜きん出ることができるということ。

そして稲村さんは、10社起業して3年後に残るのは5社だと言います。半分は倒産したり、失敗してやめてしまうのだそうです。2006年5月から施行された新会社法により、株式会社の資本金を1円からスタートできるようになりました。

それ以前は、会社を創業するためには、株式会社の場合1000万円、有限会社で300万円が必要でしたが、現在は、起業が簡単にできるため、すぐに諦める人が多いのだそうです。

「自分自身で貯めたお金でビジネスをする人は、大切なお金を生き金として使うので、起業への思い入れが違います。ですので、起業するなら、最低でも資本金を300万~1000万円蓄えてからスタートするようにして頂きたいと思います」(稲村さん)

「継続は力なり」と言いますが、継続できるということは継続するための方法、仕組みを知っているということ。それをできる人が成功者となるということのようです。

■6:ネガティブなことが起こったときに逃げない

覚悟のある人を目標に

小林さんは、ネガティブなことが起こったときに逃げない人が成功者だと言います。

「成功している人は覚悟が決まっているから、いざというときに動じることなく対応することができます」(小林さん)

稲村さんは、恐怖は自分に対してのシグナルで、起きないことの予行練習をしているのだと言います。だから、成功者は恐れずに他人と違う行動ができる人なのだそうです。

以上6点を、すぐに真似するのは難しいかもしれません。でも、少しずつでも心がけて、お金持ちのマインドを身につけ、実際に億万長者を目指しましょう。

稲村徹也さん
ビジネスオーナー、経営コンサルタント
(いなむら てつや)ウェーブリンク株式会社代表取締役。高校在学中にバンドデビューを夢みて上京するが、夢破れてホームレスになる。元経営者から学び、21歳で土建業を起業。年商20億円の企業にまで成長させるが株式上場目前で社内が分裂、30歳で億単位の借金を背負う。後に再スタートをきり、アウトソーシング業のほか、コンサルティング業や投資業など複数の会社を経営。2018年には、ミリオンセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者、ロバート・キヨサキ氏、ベストセラー『日本人のためのお金の増やし方大全』の著者、ロバート・アレン氏を日本に集結し、幕張メッセで1万人のセミナーを開催。著書に『「失敗」を「お金」に変える技術』(きずな出版)などがある。
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小林昌裕さん
副業アカデミー代表
(こばやし まさひろ)「収入の柱を増やし、人生を選べるようになる」を理念とする副業アカデミー代表。明治大学リバティアカデミー「金融マネジメント入門」講師。ロバート・キヨサキ氏の著書『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んだことをきっかけに、2009年にサラリーマンをしながら副業で不動産賃貸経営を始める。区分マンション・都内シェアハウス・地方一棟マンションなどを保有して年間の家賃収入が3,000万円を突破。また、不動産賃貸経営以外にも20余りの副業を実践し年間収益が1億円を超え、2014年にサラリーマンを卒業。現在は副業を教える学校「副業アカデミー」の運営をしながら、さまざまな大学・企業・団体での講演などを通じて、あらゆる人の収入の柱を増やすために幅広い活動をしている。
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この記事の執筆者
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WRITING :
あわいこゆき
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