この間、大阪の如来寺の住職である釈徹宗(しゃくてっしゅう)先生のツイートに深くうなずきました。膝ポンです。

「書道すると、ハレ状態にピリオドをうつことができますな。ハレが常態化している都市生活には、いいと思いまする。でも書道はケ状態でもないな。ハレでもケでもないから気持ちいいのかなぁ」

東京での生活は無理矢理「ハレ」にしてしまっているんですね。気持ちを盛り上げないと乗りきれない、楽しみきれないと思い込んじゃって。釈先生のツイートは、そんな「ハレ」状態のメンタリティを気づかせてくれました。

僕が東京での「ハレ」の生活から逃げ出す場所は、商店街みたいな日常の場所。そこで、ひとり甘味に対峙することだったりします。お気に入りの場所は銀座に2軒、十条に1軒あります。

銀座「銀座若松」のあんみつ

あんみつ発祥の店といわれる「銀座若松」は、子供のときから連れて行かれたので馴染みがあります。ここでは定番のあんみつか、お汁粉を。夏はかき氷も食べたくなります。

「元祖あんみつ」¥950(税抜)

発祥当時から変わらない味のあんみつ。あんこの上には、「銀座若松」のシンボルである松の羊羹が。甘いあんこと相性抜群の、塩気が適度に効いた豆にもこだわりあり。

銀座「和光アネックス ティーサロン」のチョコレートパフェ

同じく銀座、「和光アネックス ティーサロン」のチョコレートパフェ。自分へのご褒美、疲れたとき…ひとりで行って、静かな店内で王道のチョコレートパフェを楽しむのです。

チョコレートパフェ ¥1,800(税抜)

幾層にも積み上げられたチョコレートパフェは、下へと食べ進めるほどに、食感や温度の異なるパーツの新しい味わいを楽しめるようにと、バランス、構成ともにシェフが試行錯誤して完成させた究極の一品。コクのあるチョコレートを主役に、バナナの酸味が効いたさっぱりとした後味が魅力です。

十条商店街の「だるまや餅菓子店」の宇治金時かき氷

そして銀座以外に忘れてならないのが、十条の「だるまや餅菓子店」。氷好きなので、一年中かき氷が食べられるのが嬉しい。宇治金時は、かき氷にかける宇治茶にもランクがあって、特選、極上、別格とお茶のランクが違うんです。店主のお茶へのこだわりを感じます。

特選宇治金時 ¥1,180(税込)

特選は、まろやかさのある上品な渋みのお抹茶、極上だと、渋みが弱まり甘みが増しますよ。

問い合わせ先

  • ■銀座若松 TEL: 03-3571-0349
  • 住所/東京都中央区銀座5-8-20 コアビル1F
  • 営業時間/11:00~19:30(L.O.) 無休
  •  
  • ■和光アネックス ティーサロン TEL: 03-5250-3100
  • 住所/中央区銀座4-4-8 和光アネックス2F
  • 営業時間/10:30~19:00(L.O.) 日曜・祝日~18:30(L.O.) 無休(年末年始を除く)
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  • ■だるまや餅菓子店 TEL: 03-3908-6644
  • 住所/東京都北区十条仲原1-3-6
  • 営業時間/10:00~20:00(甘味処11:00~18:30)
  • 定休日/火曜日(7月・8月は不定日)
この記事の執筆者
TEXT :
西田善太さん BRUTUS編集長
2017.6.30 更新
1963年生まれ。早稲田大学卒業後、87年より博報堂第四制作室にてコピーライター。91年よりマガジンハウスにて、『BRUTUS』『GINZA』『Casa BRUTUS』編集部を経て、2007年12月より『BRUTUS』編集長。 好きなもの: 白いスニーカー、書店の匂い、グラノーラ、カスタードクリーム、グラタン
クレジット :
撮影/横田紋子(小学館写真室) 構成/渋谷香菜子