学生っぽくならない、大人のための正しい白Tシャツ選び

流行りがなく、着る人を選ばないのが白である。各ブランドから出ている白Tシャツも素材やシルエットで選ぶことで、違うものに見えてくる。ブランドの色を知ることで見えてくるのが、大人のための正しい白Tシャツ選びだ。

ここで紹介するマーガレット・ハウエル、ルクシー、フォースアベターの３ブランド。やはり購入の決め手になるのは素材とシルエットだろう。コットン、シルク、リネンと見た目にはわかりづらい部分もあるが、どれも白Tシャツであることには違いはない。ここではそれぞれのブランドが持つ色を踏まえながら、あなたに最適な白Tシャツを紹介する。

白Tシャツを選ぶ基準は素材とシルエット

リネン素材を使用したマーガレット・ハウエルの白Tシャツ

Tシャツ¥27,000（アングローバル〈マーガレット・ハウエル〉）

こちらのゆとりのあるボックスシルエット型Tシャツは、マーガレット・ハウエルの夏の定番素材であるリネンを100%使用している（※首元のリブはコットン素材を使用）。サイドに施されたスリットや、やや着丈が長い後ろ身頃など、タックアウトして着ることができる。着ることで刻まれるシワ感を楽しむのもまた一興だ。

コットン&シルク素材を使用したルクシーの白Tシャツ

Tシャツ¥16,800（ジェムプロジェクター〈ルクシー〉）

「日常的なシルク使い」をコンセプトにしているルクシーのTシャツは、表地はコットン素材の普遍的なポケットTシャツのような表情を見せるが、肌に接する内側には繊細なシルクを採用。サラサラとした肌触りで上質な質感が特徴的。タイトでもゆったりでもないレギュラーシルエットは着るものを選ばず、ほどよい肉厚感のある生地が非常に柔らかく包み込まれるような感覚はついつい癖になってしまいそうだ。

イスラエル軍も採用する機能系素材を使用した白Tシャツ

左からTシャツ¥4,000・¥2,000（フォースアベター）

男にとってタフな機能性は、どこか魅力的でついつい手にしてしまう。左は、インビスタ社のコーデュラナイロンを40%混紡し、摩耗性や耐久性に優れたTシャツ。右はイスラエル軍も採用するミルテック生地を採用し、吸水速乾性が高く、特殊冷感と耐久性を兼ね備えた機能性Tシャツ。それぞれほどよいボックスシルエットのため、日常使いだけでなく、スポーツなどにも最適だ。

以上、３ブランドの白Tシャツを紹介した。インナーとしての要素が強いが、ここで紹介したブランドはどれも、コーディネートとして見せることもできるのが特徴だ。あなた好みの素材やシルエットを見つけていただきたい。

※価格は全て税抜きです。