小学館・週刊ビッグコミックスピリッツにて好評連載中の、バレエをテーマにした話題作、『ダンス・ダンス・ダンスール』。

主人公の村尾潤平(むらお・じゅんぺい)は、幼いころ、父の死をきっかけにバレエから離れたという過去を持つ中学生。そんな潤平が、転校生の美少女、五代 都(ごだい・みやこ)と出会い、再びバレエの世界で輝きだす…という物語です。

ジョージ朝倉さんの繊細かつダイナミックな作風と、プロも唸らせる本格的な描写により人気を博し、単行本は1〜6集が発売中です(2017年10月現在)。

左から/主人公の潤平、福岡雄大さん、井澤 駿さん

そんな『ダンス・ダンス・ダンスール』の作中に、登場人物の憧れのバレエダンサーとして、新国立劇場バレエ団の福岡雄大(ふくおか・ゆうだい)さんと井澤 駿(いざわ・しゅん)さんのお名前が登場。これがきっかけとなり、作者のジョージ朝倉さんと、福岡雄大さんと井澤 駿さんの3人による、スペシャルトークが実現しました。

プロのバレエダンサーの実情から、男性ならではの「あるあるネタ」まで、煌びやかなバレエの世界についてお話を伺いました。

「本当にやりたかったことはバレエ」それぞれのプロへの道

ジョージ朝倉(以下、ジョージ) おふたりはプロのバレエダンサーとしてご活躍されていますが、「習い事としてのバレエ」と、「プロという目標を見据えたバレエ」とでは、やはり違いがあるのでしょうか?

福岡雄大(以下、福岡) その違いはあると思います。『ダンス・ダンス・ダンスール』のヒロインである都は、お母さんもバレエをしていて…といった環境ですが、僕の場合は姉が先にバレエを習っていたというくらいで、7歳で始めたばかりのころは「バレエの世界でプロフェッショナルを目指したい!」という気持ちはありませんでした。そのため、バレエについて深く理解することができていないまま、単純に「楽しいから」という理由で踊っていましたね。

ジョージ では、なぜプロのダンサーになろうと?

福岡 コンクールなどで出会う同年代のダンサーや、教室にあったコンクールの古いビデオを観て刺激を受け、「バレエを職業にできたら幸せ」と思いはじめたからです。教室の先生にその気持ちを打ち明けてからは、プロのバレエダンサーを目指し、レッスンも毎日通うようになるなど、先生と相談しながら少しずつ変わっていきましたね。高校へ入学する頃には、完全にプロを目指す方向へシフトしていきました。

ジョージ 井澤さんは、プロのダンサーになるまでの生い立ちが福岡さんとは少し違っていらっしゃいますよね?

井澤 駿(以下、井澤) 僕は、兄が先に習っていたことがきっかけでバレエ教室に通い始めました。小さいうちから自然とバレエに親しんでいたので、当時は兄を目標にバレエを頑張っていたのですが、実は中学生のときに一度バレエをやめています。それまでは毎日しっかりとレッスンに通っていたのですが、ある日、なぜ自分がバレエをやっているのかがわからなくなってしまったんです。

それを機に一度バレエから離れ、きっかけがあり数年後に再開したものの、バレエを本気でやっていこうという気持ちはありませんでした。学業と両立しながら、趣味でバレエをやってもいいのかな、と考えていたほどです。大学に入学後、「職業としてバレエを踊りたい!」と思い直したのですが、10代はバレエダンサーにとって大事な期間なので、「若いうちにもっとやっておけばよかった」と、プロのバレエダンサーになってから後悔したことは正直ありますね。

ですが、大学では、勉学はもちろん、友人などかけがえのない一生の財産ができました。そういった学びや出会いは、本当によかったと今でも思っています。

ジョージ 幼いころからバレエ一筋の方が多い中で、すごく珍しい経歴をお持ちですよね。そういった時期を経て、バレエ以外にやりたいことができたりはしなかったんでしょうか?

井澤 他のことに目を向けようと思ったこともありましたが、最終的にはバレエの世界に戻ってきた…ということは、本当にやりたかったことはやはりバレエだったのでしょうね。不思議です。

©ジョージ朝倉/小学館「ビッグコミックスピリッツ」連載中

競争の激しいバレエの世界。海外でも日本でもそれは同じ

ジョージ バレエには国内外でさまざまなコンクールがありますが、どれくらいの頻度で出場されていましたか?また、コンクールにはどのような意味があるのでしょうか?

福岡 頻度や方針については、通っている教室や個人によっても異なると思います。自分の教室では、舞台経験や舞台度胸を養うために出場していました。

井澤 コンクールは、バレエダンサーにとってはひとつの目標というか、続ける上でのモチベーションを保つためのものとしての位置づけもあります。僕の場合は、新国立劇場のような舞台で全幕ものを踊るのと、コンクールでバリエーションだけを踊るのでは少しフィーリングが違うというか。

つまり、たった数分の作品を踊るコンクールは、練習、本番、そして反省という、いわば自分との戦いなんですよ。大勢のお客さまやスタッフが関わってできている全幕ものの舞台は、自分のためだけに踊るコンクールとは気持ちがまた違いますね。

ジョージ 井澤さんはお兄さんと教室に通われていたとのことですが、私が以前お話を伺った男性ダンサーの方は、「教室に男子がひとりしかいなくて非常にモテた」と(笑)

福岡 自分はそういったことはまったくなかったですね、本当に(笑)

井澤 僕も全くなくて、むしろいじめられているくらいでしたよ。女の子たちは強いので。

ジョージ 女性ダンサーには気の強い方が多いんですか?

福岡 気が強いというよりは、芯の強い人が多いです。女子のバレエ人口は、男子に比べてとても多いので、希少価値も違いますし、プロになれる確率もものすごく低い。ですから、その世界で生き残るためには芯が強くなければならないのだと思います。

ジョージ 女子は大変だなあ…。やはり、プロのバレエダンサーになるのは狭き門なのだと思いますが、日本と海外ではどのような違いがあるのでしょうか?


福岡 海外は、日本とは規模がまったく違います。バレエ団も国立や王立が多いですし、舞台数も年間100以上あり、3日に1回のペースで公演に出演することもザラです。厳しい世界なので、そのぶん精神的にはとても鍛えられましたし、自分の生活をしながらお金を稼ぐということの大変さも学ぶことができました。日本も弱肉強食の厳しい世界ということには変わりありませんが、公演数が少ないので、ひとつひとつの舞台を大事にしている傾向があります。そのため、公演後の達成感は非常に大きいですね。

ジョージ 海外では3日に1回! それでは、リハーサルなどがかぶったりするのでは?

福岡 「今日はバレエ、明日はコンテンポラリーダンス」といった過密スケジュールもありました。とても大変だったのは間違いないですが、それが楽しくもありました。男性ダンサーの仲間同士で競い合ったり、お互いに教えあったりしていたのが印象的ですね。今は、日本でもローザンヌ国際バレエコンクールなどの知名度が上がりましたが、以前は海外に留学すること自体が希少でした。いずれにせよ、日本、そして海外でも、プロのバレエダンサーになるというのは本当に狭き門です。

ジョージ それでも、プロになりたいという気持ちは変わらなかったのですね。

福岡 僕の場合は変わりませんでした。というより、バレエ以外にやることがなかったという感じですかね(笑)

ジョージ そこまでバレエがお好きだと、普段から話題の中心はバレエのことですか? 男性のダンサーの方は、バレエ以外にはどのようなお話をされるのでしょうか。

福岡 テレビドラマやお笑いなど、普通の話ももちろんしますよ。さすがにリハーサル中などは関係ない話をしたりしませんが、常にバレエの話をしているというわけではないです。もちろん、漫画の話も!

成長痛で踊れない!体の作りが大きく変化した成長期

左から/井澤 駿さん、福岡雄大さん

ジョージ 子供の頃は、バレエ以外にどんなことに興味がありましたか?

福岡 体を動かすことが好きだったので、サッカーやバスケットボールなどのスポーツに興味がありました。実は、子供のころは太っていたのですが、成長期で身長が伸びたり、スポーツをしたりと、徐々にスリムな体型になっていきました。

ジョージ 主人公の潤平もちょうど成長期を迎えているのですが、中学3年生になるまでの1年で身長が20センチも伸び、体がいうことをきかなくなってしまったという設定です。もしそれが現実になったら、やはり以前と同じようには踊れないですよね?

井澤 僕も子供のころに急激に背が伸びて、いつも通りに踊れなくなった時期がありました。以前はできていた振りができなくなり、普段と同じようにやってもうまく回転できず、自分でも「?」な感覚でしたね。練習していくうちに徐々にそういった違和感はなくなっていきましたが、当時は成長痛もひどく、膝をつくポーズが辛かったこともありました。

福岡 僕も子供のころは成長痛がひどく、コンクールでも踊れないほど痛い時期がありました。それが、ちょうど小学校6年生〜中学1年生のころです。階段を上ることさえも辛い時期がありましたね。

ジョージ 成長期の男の子って、体のつくりが大きく変わっていきますよね。井澤さんは、潤平のプロポーションが理想的だと感じられたとか?

井澤 足が長く膝が入り、つま先がすっと伸びているという…身体条件が本当に素晴らしいなと感じました。

ジョージ この作品を描き始める前に、バレエの先生に「才能があるかどうかを見極めるポイントはありますか?」と伺ったところ、バレエは身体条件や機能に大きく左右されるものなので、「ぱっと見での判断では、脚の形が良いと期待をする」との答えを頂いたんです。ダンサーの方が、「億を払ってでも欲しい!」と思うような、理想的な脚の形を潤平に取り入れてみました。

福岡 本当にありえないくらい綺麗ですよね! あそこまで完璧なプロポーションのダンサーがいたら大変です(笑)。

©ジョージ朝倉/小学館「ビッグコミックスピリッツ」連載中

ジョージ 「作品の中で、これを描いてほしい!」といった点があれば、お教えいただけるとうれしいです。

福岡 男性ダンサーならではの話だと、やはりサポーターについてですね。昔は今ほど技術が発展していなかったので、ゴムがきつかったり、すぐにゆるくなってしまったりするなど大変でした。男性バレエダンサーにとって、股間のラインは大事なんです(笑)。

ジョージ サポーターですか! 潤平がダンスベルトの着方がわからなくて変な格好になってしまう、というシーンは描きましたが、もっとぶっ込んでみますね(笑) 以前から気になっていたのは、男性ダンサーの方々は、タイツをはくことに抵抗はないのかな?ということなんですが…。

福岡 タイツに対しての抵抗は常にあります。職業柄、タイツをはいて人前に出ることは多いですが、今でも抵抗はありますね。男性ダンサーの「あるあるネタ」ですが、子供のころは周りからタイツのことでからかわれたりしてとても嫌でした。

おふたりの名前が登場するシーン ©ジョージ朝倉/小学館「ビッグコミックスピリッツ」連載中

ジョージ 今回、登場人物のひとりである海咲(みさき)という男の子の憧れのダンサーとして、福岡さんと井澤さんのお名前を作中に使わせていただいたのですが、おふたりには憧れの男性ダンサーはいらっしゃいますか?

福岡 先輩の山本隆之さんです。どの作品でも踊られたら天下一品ですし、日本だけではなく海外でもトップクラスの人だと思います。演技力も素晴らしくて、どんな役でも自分のものにしてしまう俳優のような人です。

ジョージ 俳優…踊ることと演技することは違いますか?

福岡 僕は、若いころは演技力がないと言われていたんです。ですが、全幕ものを踊っていくうちにストーリーへの理解が深まっていき、「こういう気持ちで踊ったほうがいいのかな?」と考えながら踊るようになりました。コンクールでバリエーションばかりを踊っていると、中身がないものになってしまうのだと思います。

井澤 僕も子供のころは演技についてはあまり考えたことがありませんでした。特に日本の環境だと、学生のうちは演技力よりもバレエの技術力を高めることが重視されているように思います。

ジョージ 学生とプロのダンサーでは、舞台で踊る上でどのような違いがあると感じられましたか?

福岡 僕はあまり区別していなくて、プロでも学生でも、舞台は舞台だと思っています。

井澤 プロの舞台は違うなと感じた部分は、劇場の設備や規模などの環境ですね。特に、現在所属している新国立劇場は、本当に恵まれている環境だと感じました。

©ジョージ朝倉/小学館「ビッグコミックスピリッツ」連載中

王子役だけがもつ「美しさ」。そのぶん、大きなプレッシャーも

ジョージ 主人公の潤平と、ライバルの流鶯(るおう)は、ふたりともロシアのトップカンパニーで王子を踊れるダンサーになることを目標としています。全幕ものの舞台では王子役を踊ることも多いおふたりですが、『王子の条件』とはどのようなことだと思いますか?

福岡 品行方正で礼儀正しくいることだと思いますが、それだけでは自分の理想とする王子は踊れない。役によって変える場合もありますが、一番はやはり「美しい」ことだと思います。あとは、それを自分自身でどう見せるかですね。

井澤 福岡さんがおっしゃったように、一歩足を踏み出すことにも気を使うような繊細な「美しさ」など、王子役は細かい部分まで意識することを求められます。その違いが他のキャラクターと差別化できる部分でもあると思うので、今はそこを勉強中です。

ジョージ 王子役を踊るということは、もちろん相手役の女性もいるわけですが、それぞれの人に合わせて変えたりしている部分もあるのでしょうか?

福岡 同じ役でも、相手役がどのようにアプローチしてくるかによっても変わりますね。互いに意見を交換しますが、合わなければどちらかが妥協したり、うまくすり合わせたりして変えていきます。つまり、演技でコミュニケーションをとっているということであり、それがふたりで踊るということなんです。互いの意見が衝突することで、新たな境地が見つかることもありますよ(笑)。

ジョージ 女性を立てながら自分の王子役の個性を出す…というバランスが難しそうですね。

福岡 レディファーストじゃないですけど、「相手役の女性をいかに綺麗に見せることができるか」ということが、サポートの本質でもあると思います。自分があまり出すぎてしまうと相手の色がくすんでしまうので、人によってそのバランスは変えています。逆に、「もっと自分を出して!」と、芸術監督に言われることもありますよ。

ジョージ 舞台で踊っているときは冷静ですか? それとも役に入りきっていますか?

福岡 人によっても違うと思いますが、僕は踊っている時は客席などがまったく見えなくなるので、その瞬間は役に入りきっているのだと思います。回数が多いリハーサルと、一度きりしかない本番では精神状態も違うので、本番では緊張しながらも、いかに楽しめるかということを考えています。

井澤 僕も本番はとても緊張します。家に帰ってしまいたいくらいの重圧で、舞台袖で「帰りたい…」とスタッフに漏らしていることも(笑)舞台に出てからも緊張はしますが、ある程度踊っていると慣れていきますね。

ジョージ 何度も大きな舞台に立たれているのに、やはり緊張はされるんですね。むしろ、全く緊張していないのも良くないんでしょうか?

福岡 僕の場合は、緊張してないときは集中できていないというか、いつもよりパフォーマンスが良くない気がします。本番の前日もなんとなく緊張している感覚があるので、最近は、マッサージに行って、イタリアンを食べて帰るというルーティーンで、少しでも緊張をほぐすことができるようにしています。

井澤 僕も、前日に治療や酸素カプセルに行ったり、栄養剤を飲んだりして、本番までにコンディションを整えています。

©ジョージ朝倉/小学館「ビッグコミックスピリッツ」連載中

ジョージ おふたりが登場する回が収録された『ダンス・ダンス・ダンスール』5集、お読みになったご感想をお伺いしてもいいですか…?

福岡 バレエをテーマにした作品ですが、学校や家庭などのプライベートも物語に盛り込まれているので、とても親しみやすいという印象を受けました。それぞれの登場人物の葛藤や人間関係などの描写も細かく、一読者として共感できる部分も多くありましたね。バレエファンやバレエ経験者の方にとっては、実情などの「あるあるネタ」が随所にちりばめられているので、多くの方が楽しめる作品だと感じました。

井澤 物語もさることながら、バレエに関する学びも多くありました。身体の引き上げ方などが矢印つきで描いてあるなど、しっかりと描写されていたので本当に驚きました。僕自身も「確かにそうだよな!」と感じる点が多くあったので、プロのバレエダンサーにとっても教本のような存在(笑)。男性なら誰しも感じることや、「自分も子供のころはこんな風に考えていたな」など、共感できる部分も多い作品でしたね。

ジョージ うれしいです! おふたりの名前を使わせていただいたご縁で、今日は取材も兼ね、貴重なお話を伺うことができました。本当にありがとうございました!

PROFILE
ジョージ朝倉(じょーじ あさくら)さん
1995年『パンキー・ケーキ・ジャンキー』(「別冊フレンド」)でデビュー。2005年『恋文日和』で第29回講談社漫画賞少女部門受賞。’15年『ピース オブ ケイク』(「FEEL YOUNG」)が、’16年『溺れるナイフ』(「別冊フレンド」)が実写映画化された。繊細な瞳と、そこに秘められた熱を描かせたら世界一。カリスマ的人気を誇るトップランナー。
PROFILE
福岡雄大(ふくおか ゆうだい)さん
新国立劇場バレエ団プリンシパル。大阪府出身。ケイ・バレエスタジオで学ぶ。国内外のコンクールにて入賞多数。チューリッヒ・バレエ団を経て2009年新国立劇場バレエ団に入団。劇場デビューとなる『ドン・キホーテ』で主演し、以降ほとんどの作品で主役を踊る。’12年よりプリンシパル。英国バーミンガム・ロイヤルバレエ団による’13年『アラジン』、’14年『パゴダの王子』の英国初演では、ゲスト主演した。’11年中川鋭之助賞、’13年舞踊批評家協会賞新人賞。
PROFILE
井澤 駿(いざわ しゅん)さん
新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト。群馬県出身。山本禮子バレエ団付属研究所、菅居理枝子バレエアカデミー、バレエスタジオDUOで学ぶ。2014年新国立劇場バレエ団に入団。同年『シンデレラ』で主役デビューを果たし、その後も『くるみ割り人形』『ドン・キホーテ』『眠れる森の美女』などの古典やプティ『こうもり』、ダレル『ホフマン物語』など様々な作品で主役を踊っている。16/17シーズンよりファースト・ソリストに昇格。
『ダンス・ダンス・ダンスール』
ジョージ朝倉著
幼い頃、父の訃報をきっかけにバレエを諦めた村尾潤平(むらお・じゅんぺい)。しかし数年後、中二になった潤平は、転校生の美少女で、母がバレエスタジオを経営している五代 都(ごだい・みやこ)と出会う。都の母・千鶴(ちづる)は、理想的な身体条件と天性の才能を持つ彼を見いだし教育することに。一方、五代家で暮らす都の従兄弟・流鶯(るおう)は、幼少の頃から祖母に鍛えられたバレエ・エリートだった。基礎がなく、周囲からの遅れに焦りながらも明るく人を魅了する潤平と、エリートながら悲しい過去を抱え、陰を背負う流鶯。ふたりはともに、「日本人初の、ロシアトップカンパニーでのダンスール・ノーブル(※王子を踊る資格のあるダンサー)」を目指す!!
『ダンス・ダンス・ダンスール』 ジョージ朝倉 著/小学館刊
この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2017.7.3 更新
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
クレジット :
撮影/五十嵐美弥(小学館写真室) 取材・構成/難波寛彦