カナダ最大の商業都市トロントはアウトドア系観光がおすすめ!
日本から直行便で12時間。日本よりも少し早く秋が訪れる街、トロントはいまが観光のベストシーズン! トロントを経由してナイアガラの滝を見に行ったり、カナダっぽい大自然に触れるのもいいけれど、お天気に恵まれそうなタイミングなら、トロント市内でできるアウトドア体験がおすすめ。
筆者である私も2度目のトロント滞在で初めて体験しましたが、いずれもトロント中心部から片道30分以内。
■1:自転車でトロント市内を巡るバイシクルツアー
自分で目的の場所を巡るのもいいけれど、ガイドに案内してもらうツアーは便利です。トロントには徒歩のものもありますが、おすすめは自転車で巡るツアー。今回参加したToronto Bicycle Toursのツアーは、時間や目的地、難易度もあり、自分たちのグループ限定での参加も可能です。
実はトロントは、映画やドラマの撮影が多く行われる街でもあります。有名なものはやはり、日本でもリメイクされた弁護士事務所を舞台にしたドラマ「SUITS(スーツ)」! レイチェル役を演じていたメーガン妃も、撮影のためにトロントに住んでいました。
今回参加した「HEART OF DOWNTOWN TOUR」(1人当たり75カナダドルと税金13%)では、「SUITS」のオフィスのエントランスにビルも含まれる金融街から、写真に撮るとまるで南国のビーチのように見える「Sugar Beach」、古着やオーガニックショップなど個性的な店が立ち並ぶ「Kensington Market」など、ダウンタウンエリアを約3.5時間でぎゅっと体験できます。
到着初日にこちらに参加して、街の雰囲気をつかんだら、気になった場所に今度はタクシーやトラムを使って行けばもっと楽しめるはず。
※ツアーの参加は、トロント バイシクル ツアーズから。
■2:トロントの街を水上から一望するSUPツアー
新たな水上スポーツとして人気の「SUP(スタンドアップパドルボート)」は、サーフボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進むというもの。今回はオンタリオ湖に浮かぶトロントアイランドでの「SUP ECO TOUR」に参加しました。
カヌーやボートと違い、立って漕ぐので視点が高いSUP。その分、周囲の自然と都市のコントラストをより強く感じられる気がします。ツアーガイド付きならば、貸し出してもらった双眼鏡で鳥を探したり、トロントの街の成り立ちを過去の写真を使ってのレクチャーもあるのでより楽しめますよ。
ダウンタウンのフェリーポートからフェリーで直行便だと約10分。SUPツアーのスタート地点のアルゴンキン橋には、水着を服の下に着ていくのがおすすめ。
また、予約はスタート時間の24時間前までに行うこと。スマートフォンを入れておく防水バッグなども貸し出してもらえます。ツアー時間は2時間と長めなので、水やスナックなどが必要ならばそれもボードに載せることをお忘れなく。エコツアーの参加費は1人79ドルです。
※ご予約は、トロント アイランド サップから。
■3:オンタリオプレイスでのフリーヨガ
SUPツアーを行ったトロントアイランドから見ると対岸の左側に位置するオンタリオプレイスにある大きな公園トリリウムパークでは、気候のいいシーズンのみですがヨガイベントを実施しています。
イベントへの参加は無料。年齢も幅広く、なかには犬を連れて参加している人も。開始時刻の11時には、ざっと100人程度が集まってきました。トリリウムパークは湖岸ぎりぎりにあり、周囲をさえぎるものがありません。筆者である私も、都内でのパークヨガを体験したことはあるものの、この開放感は桁違い!
ヨガイベントのスケジュールは、オンタリオ プレイスでご確認ください。
壮大なナイアガラも素晴らしいけれど、今回ご紹介した3つは都市の生活に寄り添うトロントを体感するのにおすすめのアクティビティ。旅のプランニングの候補にぜひ入れてください!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 北本祐子