【目次】
- 気温20度を快適に過ごす6つのコツ
- 最高気温20度は「ニット」「パーカ」「軽アウター」を活用
- 最低気温20度は「薄手の長袖」「ワンピース/スカート」「半袖×羽織り」を活用
- 【番外編】夜の肌寒さに対応させるには?
気温20度を快適に過ごす6つのコツ

気温20度そのものは爽やかに過ごせる気温ですが、それが最高気温なのか最低気温なのかで選ぶべき服装が変わってきます。それぞれのポイントを押さえておけば、どんなときでも快適!
「最高気温20度」の日に押さえる3つのコツ

最高気温20度の日は、最低気温が10度前後になることが多く、冷える時間帯に備えて防寒対策が必要です。服装に悩みがちな微妙な気温の日には、下記の3つのコツを押さえて。
【1】「ニット」をフル活用
最高気温20度は「ニット」一枚で過ごせます。気温が下がったときに備え、厚手ニットを選んだり、羽織りを用意しておくと安心。
【2】「パーカ」が快適
立体感を授けてくれる「パーカ」は、首元をカバーして冷えを防いでくれる役割も。
【3】「軽アウター」を準備しておいて
日中はアウター要らずで過ごせますが、朝晩は冷え込んで寒い… ということも。いつでも快適でいるために「軽アウター」を準備しておきましょう。
「最低気温20度」の日に押さえる3つのコツ

最低気温20度の日は、最高気温が25度前後になり汗ばむことも…。通気性のよさを確保したり、涼しい服装を意識しましょう。下記の3つのポイントをチェック。
【1】「薄手の長袖」が快適
ロンTやシャツといった「薄手の長袖」が役立つ最低気温20度の日。汎用性の高いシンプルなトップスを持っておくと、気温が20度〜25度前後の時期に重宝します。
【2】「ワンピース/スカート」なら通気性がよく軽やか
「ワンピース」や「スカート」で通気性の良さを意識しながら、気温にマッチする軽快さを演出しましょう。
【3】「半袖×羽織り」で脱ぎ着できるように
最低気温20度の日は、最高気温が25度前後になることが多く、長袖一枚では暑いという場合も。気温が上昇したときに備えて「半袖×羽織り」のコンビをうまく活用して。
最高気温20度は「ニット」「パーカ」「軽アウター」を活用
日中は爽やかに過ごすことができる、最高気温20度。肌寒くなる時間帯に備えて程よい防寒力を意識しておくと、服装に失敗した! ということもありません。
【1】「ニット」をフル活用
日中の外出だけなら薄手ニットでOK

最高気温になる日中だけの外出なら、薄手のニットだけでも心地よく過ごすことができます。そこにレーススカートを合わせ、軽やかさを引き立てて。パステルイエローとホワイトのフェミニンな色合わせに、メタリックシルバーのスニーカーを効かせ、甘さを程よく中和するとこなれ見え。
ニットの中にカットソーを仕込む

ニットの中にカットソーを忍ばせておくと、肌寒い時間帯の防寒力を確保でき、少し汗ばむな、というときにはニットを脱いで調整することができます。カジュアルなブルーデニムと、カーキとブラウンのアースカラーの組み合わせで大人カジュアルを堪能。
シーズンレスなブラックを頼りにする

端境期に多く観測される最高気温20度。季節感に悩む微妙な気温の日には、シーズンレスな印象の黒ニットを採用すると安心です。シンプルなトップスだからこそ、ボトムはラップスカート付きパンツというモダンなアイテムをセレクトし、お洒落心を満たして。
【2】「パーカ」が快適
カジュアルなパーカを都会的に着こなす

パーカ一枚で快適に過ごせる、最高気温20度の日。ラフにならないよう、トップグレーのパーカと真っ白のパンツに、ゼブラ柄バッグやツヤのある黒ブーツのようなモードアイテムをミックスして、格好いいモノトーンスタイルを完成させて。
ショート丈のパーカでバランスアップ

パーカとデニムパンツの装いがラフに傾かないよう、ショート丈のパーカを指名して切れ味よく。人気インフルエンサー、グレース・ガネムのように、赤×濃紺の色合わせなら、キャッチーさを実現できます。パーカの色を拾ったバッグとポインテッドトゥパンプスを迎え、小気味よく。
肌寒い時間帯に備えてジャケットを重ねる

朝晩はパーカ一枚では心配… というときは、ジャケットを重ねて防寒力をアップさせて。さらにジャケットはパーカをクラスアップしてくれる利点も。黒を基調とした着こなしで、都会派カジュアルをコンプリート。
【3】「軽アウター」を準備しておいて
万能トレンチコートが重宝する

季節のはざまに重宝する、トレンチコートを味方につけていつでも快適に。白のカットソーとスニーカー、ライトブルージーンズのカジュアルルックも、ベージュトレンチコートとブラウンのスウェードバッグがあればぐっと大人顔。
ブルゾンが役立つ

ボトムがかさばらず、脱いだときも荷物にならないブルゾンが最高気温20度の日に役立ちます。ヘイリー・ビーバーはシンプルな薄手のニットプルオーバーに、キャメルのスウェードブルゾンを重ねて快適に。ほかのアイテムは黒でまとめ、大人の余裕を漂わせました。
定番カジュアルにシャツとジャケットを重ね着

白Tシャツとワイドフレアデニムパンツのカジュアルスタイルを、小粋に着こなしていたマーゴット・ロビー。クリームホワイトのストライプシャツ、モカブラウンのジャケットを重ねれば三段階調整可能な着こなしに。シャツとジャケットはオーバーシルエットをセレクトすると、今っぽさを漂わせることに成功。
最低気温20度は「薄手の長袖」「ワンピース/スカート」「半袖×羽織り」を活用
朝晩もアウター要らずで、1日を通して爽やかに過ごすことができる最低気温20度。最高気温が25度前後になることが多いため、風通しの良さを確保したり、半袖を活躍させても良いころです。
【1】「薄手の長袖」が快適
ライトブルーの着こなしで見た目にも爽やか

最低気温20度の日に役立つ薄手のシャツは、ジジ・ハディッドのように水色のストライプデザインを選択すると清涼感がアップ。そこにハーフデニムパンツとくすみブルーキャップ、ライトグレーのスニーカーを合わせてクリーンさを演出。
ゆったりシルエットのブラウスが心地よい

ぱっと表情が明るくなる白ブラウスは、ゆとりのある形なら風通しがよく快適。さらに黒のパンツもワイドシルエットを選び、通気性の良さを倍増させて。白シューレースの黒スニーカーでコントラストを授け、メリハリたっぷりに仕上げました。
ロンTがあれば着回しやすい

シンプルで着回しやすいロンTが重宝する、20〜25度前後の時期。付かず離れずなシルエットのライトベージュロンTに、ブラウンのロングペンシルスカートを合わせエフォートレスな表情へ。端正な黒小物で締めればパーフェクト。
【2】「ワンピース/スカート」なら通気性がよく軽やか
シャツワンピースとカラー小物で季節感を捉える

ワンピースやスカートで軽快さを演出したい最低気温20度の日。羽織りとしても活躍するシャツワンピースが、この時期重宝します。ヴィクトリア・ベッカムは、黒を選んでシックなムードを両立。共布ベルトでウエストマークすると、裾がふわっと広がって重たく見えません。そこに鮮やかなオレンジパンプスを投入し、フレッシュさを授けると季節感にマッチ。
肌の上を滑る素材のワンピースが快適

ちょっぴり汗ばむ最低気温20度の日は、肌の上をさらっと滑るサテン素材のワンピースが快適です。風通しの良いゆったりベージュワンピースでしなやかさを確保したら、真っ白なパンプスを合わせて軽快かつキレよく誘導。
オールホワイトで涼感アップ

見た目にも涼やかな着こなしを意識したいときには、やっぱりオールホワイトコーディネートが頼りになります。白のストライプシャツに、同色のデニムスカートを合わせ間延びを解消。Aラインのスカートなら、布が脚にまとわりつかずストレスフリー。
【3】「半袖×羽織り」で脱ぎ着できるように
カラーを散らしてプレイフルに

白シャツのインに淡いピンクのTシャツを仕込んでおけば、シャツを着たときも脱いだときも絵になること間違いなし。パープルバッグやグリーンパンプスをプラスしてもトゥーマッチにならないのは、カジュアルなブルーデニムパンツがあるからこそ。
暑いときはニットをストールのように活用

日中にはストールとして、朝晩にはトップスとして活用できるニットプルオーバーを相棒に。白Tシャツをなかに着ておくと、暑くなったときでも安心です。白、ベージュ、グレージュの穏やかな色合わせに、端正な黒小物を添えて大人の余裕をアピール。
軽い素材のジャケットを肩掛け

かさっとした風合いの白ジャケットとパンツのセットアップを活用。半袖トップスの上からジャケットをばさっと肩掛けすると、通気性の良さを確保できます。白とブルーの瑞々しい配色が涼感に直結。
【番外編】夜の肌寒さに対応させるには?
厚手のアウターだと季節感にそぐわない、けれど夜は少し肌寒い… そんなときに役立つコーディネートをピックアップしました。
ストールを足して首元の冷えを防御

アウターは要らないけれど冷えるのが心配、そんなときはカイア・ガーバーのような、コーディネートのアクセントにもなるカラーストールを取り入れてみて。寒さを感じやすい首元を、パーカとストールで防御。
インにカットソーを、アウトにデニムジャケットを

シンプルな黒ニットプルオーバーを軸に、インには白カットソーを、アウトにはブルーデニムジャケットをレイヤードすると、日中は脱いで調整でき、夜には防寒力を高めることができます。重くならないよう、ボトムはシャープなキレの良さとアクティブさを備えた白のカーゴパンツをチョイス。
ロング丈の軽アウターが便利

夜でも快適に過ごすために、ロング丈の軽アウターを取り入れて。白のカットソーとデニムパンツのクリーンなワンツーに、すとんと落ちるベージュトレンチコートを合わせ優雅な着こなしをメイク。バッグはニュアンス配色に馴染む、ブラウンを指名。
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香