【目次】
- 【マント/ポンチョ/ケープコート】のコーデ3選
- 【ファー付きコート】のコーデ7選
- 【ノーカラーコート】のコーデ10選
- 【ロングコート】のコーデ6選
- 【マウンテンコート】のコーデ3選
- 【Pコート】のコーデ3選
【マント/ポンチョ/ケープコート】のコーデ3選
【1】マントをツイードスカートでカジュアルダウンしてデイリーに

ドレッシーなシルクマントの日常使いに功を奏するのは、トラッドなヘリンボーンツイードのスカートとロングブーツ。
【2】ふたつのベージュが彩るケープで女らしさを今に更新

動くたび裾が翻る軽やかなケープは、ウールカシミアのダブルフェース。表がキャラメルカラー、裏が淡ベージュという配色も魅力。同素材のスカートとセットアップで着れば、よりレディライクなたたずまいに。
【3】グレー×キャメルはシックで着映える冬のベストカラー

グレー×キャメルというシックカラーでまとめた着こなしも、メリハリのきいた配色なら、遠めにも映えて。明るめのキャメルをコートやニットだけでなく、バッグやブーツにも繰り返して多めに用いることで、着こなしが軽快に。
【ファー付きコート】のコーデ7選
【1】スティックパンツで甘いブラウスが一気に洗練されて

センタープレス入りのスティックパンツと甘いブラウスで、洗練された印象に。シルクシフォンブラウスのふんわり感をより魅力的に引き立てつつ、大人のエッセンスを加えるために、ボトムは細身の9分丈パンツが絶対条件。華奢な足首を見せることで、抜け感が生まれます。
【2】アイスグレーのムートンで軽やかなラグジュアリー感を

アイスグレーのムートンコートで、軽やかなラグジュアリー感を。寂しくなりがちなビターチョコ色のシンプルな着こなしを、アイスグレーのムートンコートでボリュームアップ。透明感のある華やぎが好印象の決め手に。
【3】ワントーンで整えた大人のチェックコーデ

英国トラッド調の細かなチェックのコートは、ふんわりとしたカシミア素材で、袖口にたっぷりとあしらわれたミンクが華やかなデザイン。やわらかな着心地のリュクスなコートに、レザートリミング&ジップアップがモダンな要素を添えています。ブラウン系パンツを合わせ、トーン・オン・トーンで着こなすのが素敵!
【4】タイトシルエットにまとめたファーコーデ

『トラベルミンク』のジレは、フードと身ごろのネイビーパーツを外して、ショート丈にアレンジ。ぐるぐる巻きにした、FFロゴのニットストールをポイントに。
【5】ブラックのワントーンだからこそ、小物やディテールでリズムをつける

バッグのリッチなブラウンが映えるオールブラックの装いにも、袖口のファーなどの遊び心も忘れずに。
【6】カジュアルスタイルも異素材コンビファーでセンスの高さをアピール

ローゲージニットとコットンパンツというカジュアルなコンビニ、ファーコートをまとい、若干の大人の迫力を。
【7】カジュアルスタイルも異素材コンビファーでセンスの高さをアピール

一見強めのファーコートも、こんな異素材ミックスのアイテムなら、トゥーマッチにならないファーの魅力を放てます。
【ノーカラーコート】のコーデ10選
【1】甘くなり過ぎない大人のモノトーンのお手本に

オーセンティックな香りが漂う、メンズライクなドレス靴は、きちんと感も快適さも併せもつ隠れた逸品。ファッション・ディレクターとして一歩先のベーシックを楽しむキャロラインは、パステルトーンの着こなしに、ブロックカラーのダブルモンク靴を合わせて、ノーブルな印象へと導いて。
【2】ホワイト&グレーのグラデーションの仕上げは足元の白スニーカー

エクリュベージュとライトグレーの淡色コーディネートを、素敵に見せる秘訣は白スニーカーにあり。ともすればくすみがちなニュアンス配色こそ、白の清涼感が絶大な効果をもたらす。
【3】レディライクなワンピースもワントーンだとおしゃれ度倍増

品格あるレディな着こなしを目指すなら、シルクのボウタイワンピースがいちばん。足元はパンプスではなくブーツ、コートはオーバーサイズのはおるタイプを加えれば、クラシカルなだけでない、モード感も加味されます。さらに小物もゴールドキャメルのワントーンで統一すれば、だれからも賞賛される、ワンランク上の着こなしに。
【4】穏やかなグレーグラデーションで優しい気品とエレガンスを表現

コートはビーバー仕上げで上品な光沢と繊細な風合いを表現したウール一枚仕立て。巧みな切り替えが、シンプルなストレートシルエットの格を高める。首元にやわらかなニュアンスを授けるタートルネックニットをはじめ、明度の異なるグレーをていねいに重ねて、繊細な女らしさを演出。
【5】トラッドの着こなしはスヌードのあしらいで女らしさを加味

グレージュコートはノーブルな印象が強いので、たとえマニッシュなチェック柄パンツを合わせても、抵抗なく取り入れやすそう。さらに艶やかなミンクファーのスヌードを襟元に添えれば、女らしさもプラス。ファースヌードのニュアンスのある質感を強調するため、トップスはハイゲージのシンプルニットを合わせるのがコツです。
【6】ファーとスカーフの重ね技で一気におしゃれ上級者

顔周りのリッチなテクスチャーは、大人の女性の表情を美しく際立たせてくれるもの。ファーとスカーフをミックスしたダブルツイスト巻きでボリュームを出したら、その代わり、全身のシルエットはコート×タイトワンピースですっきりと。ブルーの大きめレザーバッグを指し色に。
【7】足元に配したロングブーツでタイトなIシルエットに

温かみのある光沢をたたえたアルパカ混ウール素材のコート。箱ポケットがアクセントのトリミングデザイン面と、パッチポケットを配した無地のダークブラウン面、ふたつのテイストを楽しめるリバーシブル。ブラウス+タイトスカートをコートより明るいトーンでまとめて軽やかな知的エレガンスを表現。ブラウンのロングブーツで縦ラインを強調する一方、ボルドーのバッグで外して、こなれ感も意識。
【8】アクセントカラーはスモーキーピンクを選択。辛口要素を取り入れると粋

グレーのコートやニット、スカーフなど濃淡を重ねることで、ニュアンスや立体感を生み出したコーディネート。グレーのアクセントカラーには、冬の街中で映えるスモーキーピンクを選択。
【9】ワインレッドのオーラで一点突破

シックなグレーのタートルネックニットとパンツに、ワインレッドのカシミアダブルフェースコートをはおった華のあるコントラスト配色。コートのサイドに入ったスリットが動きを生み、深みのあるコク色を軽やかに見せてくれます。ロングペンダントで縦のラインを強調し、スタイルアップも狙って。
【10】インパクトある色味を重ねたワントーンは柄の投入で小粋に!

ピーコックブルーでまとめたきれい色のスーツの着こなしは、複数の色がミックスされたプリントブラウスをつなぎ役にして、ワントーンに。色使いが平坦にならず、センスのよさも感じさせます。バッグと靴はシックなグレーで統一すると、着こなし全体が落ち着いた雰囲気にまとまって。
【ロングコート】のコーデ6選
【1】レッドのインパクトをベーシックカラーのインナーコンビで受けとめる

黒×キャメルの定番配色に、鮮やかなトマトレッドのコートを加えて特別感を演出したディナースタイル。バッグや靴、ピアスは黒でリンクさせてシックに。
【2】コートのすそからチュールをのぞかせて仕事スタイルに大人かわいい躍動感を

黒のロングベルトでウエストをゆるやかにマークしたキャメルコートから、カシミアニットとチュールスカートのマット&シアーな黒をちらりとのぞかせて。キャメル×黒配色に程よい甘さが宿って、今らしい仕事スタイルが完成。黒のブーツでスカートから自然に目線をつなげてすっきり感も意識。
【3】エアリーな毛並みとアーティスティックな色が存在感を放つコート

スーリーアルパカを使ったロングコートの中にカーディガンを忍ばせた、防寒対策を施したパンンツルックです。スレートブルー×トープのシックな配色は、都会的な街並みにはもちろん、古都の風景にもなじむので、旅カジュアルとしても最適です。
【4】ムートンコートはシックカラーでまとめてすっきり見えを意識

ムートンコートと大判ストールの合わせ技で、アクティブな日の寒さ対策を施した、ベージュグラデ×濃グレーの細身パンツコーディネート。ストールは大判サイズでも素材がしなやかなので、きゅっと巻けるのがうれしいポイントです。
【5】ラグジュアリーなマテリアルミックスをリッチなオフ白で堪能

ソフトな白の装いに、ジミー チュウのロゴバッグなど茶系バッグ・チャンキーヒール靴・手袋・マフラーでコクを演出した、白〜ブラウンへのグラデーションコーディネート。
【6】ニュアンス配色のカシミアストール

グラデーションカラーで品格あふれる装いに。カシミアストールをガウンコートの襟元にキュッと収めて。仕上げの小物もベージュで統一。
【マウンテンコート】のコーデ3選
【1】グレージュ基調の着こなしでハウンドトゥース柄を優しげに

カシミア・シルク・ウールと多彩な質感を盛り込むことで、柄に3 D効果のような立体感を与えたニットプルオーバーとニットスカートを主役に。
【2】カジュアルアウターだからこそ、レザー小物できちんと仕上げを

カジュアルな印象のマウンテンアウターだからこそ、レザーのバッグや足元にもかっちり目のローファーを合わせて、あくまで上品に仕上げることを意識。
【3】着こなしのヒントはおしゃれな伊達男たちの小粋なテクニック

カジュアル巧者の女性たちの間で、いつも話題になるのは、イタリア伊達男たちの着こなしセンス。特に「スポーツアウター」は、洒脱な彼らの真骨頂。肩の力の抜けた着くずしや、シックな色を印象的に見せる配色の巧さは、ぜひお手本にしたいところです。例えばフード付き「モッズコート」の場合。そのままでは地味で武骨な印象です。そこで鮮やかなグリーンをポンと投入。この派手かな?と思うくらいの差し色が、ジュエリー以上の効果をもたらし、軽妙さを演出するのです。「ミリタリーブルゾン」は、あえてまじめなスーツやジャケットの上に重ねて、そのギャップを狙うのが、彼らの重ね着ルール。女性の場合は、堅くなりすぎないよう、白シャツ×カーディガンで、上品なレイヤードを実践してみましょう。単にメンズライクな着こなしを目指すだけではなく、大人の女性の魅力を失わないよう、どこかに優しさを加えることも大切です。
【Pコート】のコーデ3選
【1】白のアウターだからこそ、強めのロングブーツが好バランスに

。ロングブーツにブラックデニムをインして、乗馬を愛したジャッキーのような粋な冬カジュアルを堪能。重くなりがちな冬の装いに白のコートが映える。
【2】Pコートとデニムのカジュアルコンビに首回りのカラーでさらに遊びを

チェック柄の一色である、チョコレートブラウンでウールコートをリンクさせればまとまり感が生まれて。顔周りが鮮やかなぶん、足元はデニムの色につながるネイビーローファーですっきりと。
【3】ウエストマークでイメージ一新。シックな大人顔ピーコート
、ニット(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、パンツ(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/8/720mw/img_8809d716261892358ee5c28573c34e7633368.jpg)
ロロ・ピアーナ社の透湿防水加工を施したカシミア生地のピーコートは、少し大きめの襟とシックなグレーが大人の表情を醸し出す一枚。さらに付属のベルトでウエストマークすることで、着こなしにエレガントさも加わります。ニットとバッグで黒を取り入れ、切れ味のいいコーディネートに仕上げて。