ホリデーシーズンが近づき、ホームパーティの機会も増える季節の到来ですが、頭を悩ませがちなのが、テーブルを演出するグラスや食器類です。食卓を美味しく、美しく見せてくれるのはもちろんのこと、オケージョンに合わせて使いやすさでも選びたいところ。
そこで、おすすめなのが、東京の下町・湯島に店舗を構える、1910年創業の老舗「木村硝子店」のガラス製品です。
「機能と美のバランス」にこだわった老舗のガラス製品
1910年に創業以来、下町のガラス工場や切子の職人さんの協力のもと、東京・湯島で手作りのグラス販売をしてきた「木村硝子店」。60年ほど前から東京や京都の高級割烹店で使われていた、「極うす」のひとくちビールグラスなどを展開しています。
和食のビールグラスの定番となったこのグラスは、かつて「鶴のマーク」が施され、プロペラ機の国際線ファーストクラスに乗って、世界中を飛んでいたことも。
繊細で限りなくシンプルなデザインながら、熟練した職人の技も感じる「木村硝子店」のガラス製品は、「機能と美のバランス」に秀でています。
東京下町の老舗「木村硝子店」で人気のアイテム5選
ホームパーティで必ず「どこの?」尋ねられそうな、選りすぐりの人気アイテム5選をご紹介します。
■1:日本の職人によるカットデザインが光る新作「SEINE(セーヌ)」
「ソバ・ワサビ」というスロバキア製のマシンメイドでベーシックなグラスに、日本でサンドブラストやカットを施したシリーズです。
木村硝子店の名品「極うす」グラスより少し厚く、普段使いにちょうど良いカジュアルさ。シンプルなカットデザインは飽きが来ず、飲み物を引き立てます。
■2:要望に応えて商品化「シャンパンタンブラー」
シャンパンといえばフルートグラスが定番かもしれませんが、気のおけない仲間とのホームパーティなら、繊細なグラスよりも、安定感があり持ちやすい、こんなデザインの方がよりリラックスした時間を過ごせるかもしれません。
長年、木村硝子店のイベント時にのみ使用されていた、スパークリング用のタンブラーグラス。リクエストに応えて、新たに2サイズを追加し、商品としてこの度販売されます。
■3:使い方はアイディア次第!「MARSALA(マルサラ)」
カラフルな色みと輝きで、パーティのテーブルを華やかに演出してくれるマルサラ。シンプルで場所を取らないフラットな形状なので、テーブルコーディネートもしやすそうです。ドリンクにナッツやチョコレート、フィンガーフードなどを添えるのにぴったりです。
チェコの工場で作った新シリーズで、溶けたガラスに定着したカラーパウダーとその表情を愉しむ、シンプルな「丸」が愛らしい。
マルサラの名前は、「マルサラ酒」からインスパイアされたとか。
■4:木村硝子店のアイコンのひとつ「ピーボ オーソドックス」
口元は薄くステムは細く。 木村硝子店のアイコンのひとつの、ハンドメイドワイングラスです。 伝統的なワイングラスのデザインを基本に、 食の現場で活躍しているソムリエ、シェフ、支配人たちのリクエストを取り入れながら木村硝子店でデザインしたシリーズ。格調高い佇まいなので、カジュアル、というよりは着席の、ちょっと気取ったパーティに使いたい、大人のグラスです。
■5:気軽な普段のワインタイムにおすすめ「バンビ」
「ピーボ オーソドックス」よりも短いステムで安定感があるのが「バンビ」シリーズのワングラス。日常に溶け込む、リラックスした使いやすさなので、家族やパートナーと楽しむワインタイムに揃えておきたい逸品です。
とても繊細ながら、身近にも感じる木村硝子店のガラス製品。使いやすく、生活をより豊かにしてくれる美しさを兼ね備えたデザインのアイテムは、一部を除いて、オンラインか湯島の店舗でしか手に入らない、というエクスクルーシブさも魅力。違いのわかる人へのクリスマスギフトにもおすすめです。
ホームパーティに、または丁寧に暮らす毎日のために、ぜひ名品グラスをこの機会にチェックしてみてください!
問い合わせ先
- 木村硝子店/SHOP TEL:03-3834-1784
- 営業日/木、金、土曜日の週3日
- 営業時間/12:00〜19:00
- 住所/東京都文京区湯島3-10-4
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 神田朝子