格子小紋に火焔太鼓の染めの帯を合わせた着物スタイルで、パーティへ

寒さが本格的になってきた12月に、
パーティの招待状をいただきました。

ドレスコードはブラックタイとあったので、
女性は本来ならイヴニングが望ましいところ。
でも私がもっているフルレングスのドレスは
春夏仕様の薄いもので、寒さに耐えられそうもありません。
そこで非常に迷った結果、着物を着ることにしました。

着物_1,バッグ_1
黒の格子の着物に黒地の帯というモノトーンには、帯の絵模様から取ったイエローやグリーンの帯揚げ、帯締めで華やかさを。バッグ/Aeta 時計/ベダ&カンパニー

着物にしても、ブラックタイに合わせるなら
訪問着を着なければならないとは思いましたが、
あいにく訪問着も持っていない私。
主催の方には申し訳ないと思いつつ、
格子小紋に火焔太鼓の染めの帯を合わせた、
カジュアルなドレスアップでお許しいただくことにしました。

着物はとても好きなのですが、
数を持っているわけではなく、1年に2、3回着る程度。
でも着るたびに思うのは、
全身を直線的なシルエットで覆い隠してくれる着物は、
152㎝と身長が低くても、スラッと見えるということ。

帯もあえてやや高めの位置で結ぶことで、
バランスアップも期待できます。

着物に合わせたのはブルガリ「セルペンティ」のマイクロミニバッグ

バッグ_2
“ブルガリ“のアイコンのひとつ、セルペンティ=蛇を留め具にあしらったバッグは、小ぶりながらインパクト大。バッグ/ブルガリ

ちなみに日中は普通に外回りなどの仕事があったため、
大きめのかごバッグを持っていましたが、
その中に忍ばせておいたのが、
パーティのためのマイクロミニバッグ。

小型化はバッグのトレンドのなかでも一大潮流ですが、
光沢のあるシルバーレザーに、
スネイクの留め具がポイントになったこのミニバッグは、
アクセサリーとしての効果も抜群です。

小さい…といえども、三つ折りのお財布と名刺入れは
きちんと入るという収納力も優秀。
会場ではこのバッグと携帯とだけを持って、
身軽に振る舞うことができました。

実はチェーンも長く、斜めがけもできるので、
洋服で出席するパーティや
旅行に出かけるときのサブバッグにも
活躍させたいと思っているところです。

(写真/エディターH&J 文/エディターJ)

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