「1:芋頭(いもがしら)」「2:芋頭(うとう)」を選んだあなた…
お見事! 正解です!
この問題の正解は 1:芋頭(いもがしら) 2:芋頭(うとう) のふたつです。
読み方によって意味が変わる言葉になります。
「頭(かしら)」には「グループのリーダー」という意味もあるので、こちらの意味合いから、たくさんの子芋の中心にある、大きな親芋を「芋頭(いもがしら)」と呼ぶのでしょう。
「芋頭」は関東ではお正月に、お雑煮の具にもちいられます。「子が多い」ことから縁起物とされている食品です。
また、茶道の世界では、これと似た茶入れや水差しの形状を「芋頭(いもがしら)」と称します。
ちなみに、「八頭(やつがしら)」という里芋もゴツゴツと大きいですが、「八頭(やつがしら)」は品種名で「芋頭(いもがしら)」とは別ものです。
「芋頭(うとう)」と読む場合は、「里芋という植物の(茎でも葉でもない)芋の部分」という意味になります。
…というところで2問目も、お正月にちなんだクイズです。
【問題2】
「金団」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:甘いお正月料理の名前です。
こちらはわかりやすいかも! さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てきます。
正解は… 金団(きんとん) です。
お正月のおせち料理では、栗金団が定番ですよね?
「金団(きんとん)」という料理名には「金の団子」「金の布団」などの意味があることから、金運をもたらす縁起物だとされています。
今回は、お正月の食べ物にまつわる漢字
・芋頭(いもがしら )と、ついでの芋づる式に ・芋頭(うとう)
・金団(きんとん)
の読み方とトリビアをお送りしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱