近年は「高級食パン」ブームといわれ、さまざまな高級食パン専門店が登場しています。

そんななか、高級食パンは、一般的にどのくらい浸透しているのでしょうか? 世間の人々の意識を探ってみましょう。

第一紙行が905名の幅広い年齢の全国の男女に対して実施した、パンに関するアンケート調査の結果では、高級食パンやパンの手土産についての意識を知ることができます。

高級食パンへの関心は、幅広い世代に浸透!

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まだまだトレンドが続く高級食パン!

通常の食パンよりも、こだわりの素材や製法でつくられた、価格も高めの「高級パン」について尋ねたところ、「食べたことがあり、今後も食べたい」が42%、「食べたことはないが、食べてみたい」があり44%と、合計86%が食べたい意思を見せています。全体として興味関心が高いことがわかりました。

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「高級パン」について

また「高級食パンに出してもよい価格はいくらぐらいですか?」の問いに対しては、1位は「500~599円(約22%)」、2位「400~499円(約17%)」3位「300~399円(約14%)」でした。

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「高級パンに出してもよい価格」について

よく買う食パンの価格は約5割が「100~199円」と回答していたのと比べ、およそ3~5倍のお金を出してもいいと考えていることがわかりました。

女性の約3割がパン類を手土産にしたことがある!

「ここ数年で、高級食パンやデニッシュなどのパン類を手土産にしたことがありますか?」の問いに対しては、全体の約27%が「ある」と回答しています。

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「ここ数年で、高級食パンやデニッシュなどのパン類を手土産にしたことがあるか」(全体)

男女別で見ると、「ある」と回答したのは女性のほうが多く約32%、男性は約21%で、10ポイント以上の差がつきました。女性は美しく品のよい、相手に喜ばれる贈答品選びを得意とするのかもしれません。

これらの結果から、高級食パンは多くの人が興味関心を寄せており、さらに手土産としても選ばれていることがわかりました。

人気の高級食パン専門店では、食パンを手土産としても利用できるよう、包装に気を配り、紙袋も高級感のあるものを使用しているブランドも多くあります。高級食パンは、もはや手土産のスタンダードといえるところまできているのかもしれませんね。

パンの好きな食感は「外はカリッ、中はもちもち」

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どんな食感が人気?

ところで、今流行りのおいしいパンの食感を表現するワードといえば、「外はカリッと中はもちもち」「耳までふわふわ」「しっとりしたくちどけ」など。それぞれ、異なる楽しみがありますが、これらの3つのうち、どれが人気なのでしょうか?

アンケート結果によれば、次の順で人気でした。

第1位「外はカリッと中はもちもち」約53%
第2位「耳までふわふわ」約31%
第3位「しっとりしたくちどけ」約12%

外はカリッと中はもちもちの支持が厚いですね。

これまでPrecious.jpで紹介してきた高級食パンブランドの「高級食パンの食感」については、公式情報によると、こんな風に称されていました。

乃が美「しっとり・もちもち」「ずっしり重く、裂くともっちり」

銀座に志かわ「絹のようにしっとりした耳、淡雪のような口どけのほんのり甘い食パン」

嵜本「歯切れ、喉越しのよさはもちろん、舌触りのよさ」

※いずれも公式サイトより引用

高級食パンは、ふだん口にする食パンとは、違う食感が味わえるところに魅力があるのかもしれませんね。


高級食パンについてのアンケート調査結果をご紹介してきました。2019年に続き、2020年もたくさんの高級食パン専門店が生まれています。そんな高級食パンの注目のトレンドを、Precious.jpでは引き続き追いかけていきます。

調査概要

この記事の執筆者
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WRITING :
石原亜香利
EDIT :
安念美和子、榊原淳
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