大人気のヘア&メイクの長井かおりさんのメイクで大変身した、ビフォーアフターを一挙にまとめました!大人の悩みをカバーしながら、トレンド感や魅力をアップさせる整形並みのメイクテクは必見です。気になるメイクがあったら、元記事でプロセスもチェックしてみてくださいね。
【目次】
- ナチュラルなのに激変!ビフォーアフター集
- 【1】アイブロウパレットひとつで叶える鼻高見せ&美人眉メイク
- 【2】頰の長さ&もたつきをカモフラージュするチークメイク
- 【3】丸顔をすっきり矯正する、メリハリ小顔メイク
- 【4】赤みアイシャドウで叶う、優しげなトレンドアイメイク
- 【5】コンサバなグラデーションアイが今っぽく!抜け感アイメイク
ナチュラルなのに激変!ビフォーアフター集

大好評!人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの企画です。シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
今回は、鼻をすっきり高く見せながら、左右対称な美人見えする眉を描くプロセスをご紹介します。使用するのは「シャネル」のアイブロウパレットひとつだけ。
【1】アイブロウパレットひとつで叶える鼻高見せ&美人眉メイク
鼻をすっきり高く見せながら、左右対称な美人見えする眉を描くプロセスをご紹介します。使用するのは「シャネル」のアイブロウパレットひとつだけ。
【BEFORE:セルフメイク→AFTER:長井メイク】

エステティシャンとしてサロンを経営する野邊さん。接客業ということで、身だしなみには人一倍気を付けているそうで、定期的にデパートを訪れ、B.Aさんから直接情報収集を行うことも。「メイクでいちばん大切にしているのは清潔感です。あとは古く見えないように、定期的に製品やメイクトレンドの情報をアップデートするようにしています」

「アイブロウパレットひとつで、鼻高と左右対称な美人眉がダブルで叶います」(長井さん)
「アイブロウパレットさえあれば、鼻高と左右対称で自眉のように自然な美人眉の両方をかなえることができますよ。
大切なのは、アイブロウパレットの選びかたです。まず、自眉の色に近いグレーorこげ茶と、適度な眉に明るさを出す自眉よりワントーン明るいブラウンがセットになっていること。次に、パウダーが少し硬めであること。柔らかすぎるパウダーは、肌に濃くつきすぎて、いかにも描きました!的な仕上がりになってしまうので注意が必要です。
おすすめは『シャネル』のラ パレット スルスィル ドゥ シャネル N。硬めのパウダーとマットなワックスのセットで、ナチュラルな仕上がりがかないます。
まず、左側のワックスを指にとり、眉頭下の鼻のつけ根のワキにノーズシャドウを入れます。ワックスがとても薄づきなのでとても自然な陰影が生まれます。
眉は足りない部分を濃い色のパウダーで補い、全体を淡い色のワックスで整えていきます。どちらか一方の眉を先に描き上げるのではなく、左右同時に描き進めていくのがポイントです」
【鼻高&美人眉をかなえるアイブロウパレット】

【鼻高&美人眉をかなえる5STEP】
<STEP.1>ノーズシャドウをオン
・アイブロウパレット(シャネル)の左側のワックスを指にとり、眉頭下にある骨のすぐ下に指を置き、鼻のワキのくぼみに沿って指を動かします。

<STEP.2>眉頭の足りない部分を描き足す
・アイブロウパレットの右側のダークブラウンのパウダーをアイブロウブラシにとり、左右の眉頭の形を確認して足りない部分に擬似眉を描き足していきます。眉のスタート部分の眉頭の高さと形を揃えておくことが、左右対称な美人眉に仕上げる鍵に。


<STEP.3>眉尻を描き足して形を整える
・同じダークブラウンのパウダーで、眉尻の足りない部分に擬似眉をプラス。このプロセスも左右交互に行うことが左右対処眉を実現させるポイントです。


<STEP.4>スクリューブラシでとかす
・スクリューブラシで眉をとかし、毛流れを整えながらパウダーで描いた擬似眉を肌に定着させます。

<STEP.5>眉全体に明るいブラウンをオン
・アイブロウパレットの左側の明るいブラウンのワックスをチップに取り、眉全体になじませ、眉に明るさとボリューム感をプラス。最後に再度、スクリューブラシで眉をとかせば完成!

【AFTER:目鼻立ちのくっきり感がアップ&左右対称で自然な美人眉が完成】

「鼻高」&「美人眉」をかなえるのは「シャネル」のパレットでした!
【2】頰の長さ&もたつきをカモフラージュするチークメイク
頰の長さを緩和するチークテクニック。ローズブラウンとライトピンクの2色のチークで頰を分断することで、長さやもたつきが気にならないコンパクトフェイスに。
【BEFORE:セルフメイク→AFTER:長井メイク】

メイクが大好きで、移動中はスマホから、自宅やヘアサロンでは雑誌から…と、抜かりなく情報収集しているという山藤(さんとう)さん。「得た情報を実践してみて気に入れば定着させますが、なにせ独学なもので、今のメイクが自分にとってベストなのかどうなのかわかりません…」

「チークで頰を分断すると、頰の長さが緩和されてすっきりとした印象に」(長井さん)
「ワントーンな肌は、間延びした印象を与えがちです。正面から見える位置から、頰を分断するようにチークを入れて肌色にメリハリをつけることで、頰の長さが縮まって見えます。まず引き締め効果も得られる濃いめのカラーを斜め上に向けてオン、その上にハイライト効果も得られるライトなカラーを真横に入れます。そうすることで血色感と引き締め効果、立体感をもたらすことができるのです」
【頰の長さやもたつきをカバーするチーク】

【頰の長さやもたつきをカバーするチーク2STEP】
<STEP.1>頬骨下にローズブラウンをオン
・チークパレット(NARS)右のピンクブラウンをブラシにとり、頬中央部分の頬骨下にブラシを置き、頬骨に沿って斜めに入れます。

<STEP.2>ライトピンクを重ねる
・チークパレット左のライトピンクをブラシにとり、今度は頰の一番高い部分を起点として、真横にブラシを動かします。

【AFTER:長さを感じさせないすっきりとした頰に】

面長さん必見!頰の長さ&もたつきは「2色チーク」で解決できます
【3】丸顔をすっきり矯正する、メリハリ小顔メイク
ベースメイクで骨格矯正するテクニック。クッションファンデ+ハイライトで丸顔がすっきりシャープに!
【BEFORE:セルフメイク→AFTER:長井メイク】

ファッションエディターとして活躍中の吉川さん。その美貌とセンスのよさから、女性誌に登場することもしばしば。撮影時にプロのメイクさんに、シャープに見えるメイクを施されることがあるけれど、シェーディングなどのテクニックを自分で再現するのは難しい…と吉川さん。
「時間とテクニックなしでも失敗なく丸顔をすっきり見せる、ベースメイクテクニックを知りたいです」

「艶やかな肌に整えた肌にハイライトを部分的に効かせることで、顔に立体感が生まれ、輪郭まで引き締まって見えるんです」(長井さん)
「まず、顔をすっきり見せるためには、マット肌から脱することがマストです。シェーディングで引き締めるよりも、艶やかに仕上がるクッションファンデとハイライトの投入を。ツヤ感を上手に味方につけること立体感が生まれ、顔全体がキュッと引き締まった印象に。輪郭まですっきりシャープに見えるんです」
【丸顔をシャープに見せるベースメイクアイテム】

【丸顔をシャープに見せるベースメイク5STEP】
<STEP.1>ベースで肌をフラットに整える
・ベース(ポーラ)を肌全体に薄くのばしたあと、目尻や小鼻のワキなど小じわや毛穴が気になる部分のみに少量を重ねづけして、土台をフラットに整えておきます。

<STEP.2>クッションファンデで艶やかな肌に
・パフにファデーション(NARS)を適量とり、パフを滑らせながら薄くのばします。パフを折り、目の下のCゾーンのみにトントンと叩き込んで重ねづけを。


<STEP.3>頬になじみカラーのハイライトを
・ハイライトコンパクト(カネボウ)の下2色のコーラルを二本の指でとり、手の甲で混ぜて。頬骨上からこめかみに向けて、ハイライトを入れます。肌となじむカラーをチョイスして、ツヤ感のみを出すのがポイント。


<STEP.4>目頭、目尻、上唇の山に明るいハイライトを
・ハイライトコンパクト(カネボウ)の一番上のハイライトカラーを付属のブラシにとり、目頭・目尻・上唇の山部分にのせます。光が当たる部分にハイライトを効かせて、立体感を演出。



<STEP.5>頬骨上にチークをオン
・チーク(ルナソル)2色を混ぜて、頬骨の上に「く」の字にチークを入れる。先に入れたハイライトとコントラストがつき、顔全体を引き締め輪郭もシャープに。

【AFTER:すっきりとしたフェースラインが印象的なあか抜けメイクに】

丸顔をすっきり見せる骨格矯正テクニック|クッションファンデ+ハイライトで大変身!
【4】赤みアイシャドウで叶う、優しげなトレンドアイメイク
きつい目元を優しく見せるアイメイク。トレンドの赤みアイシャドウを使ったアイメイクなら、上品で優しい目元になれるのです。
【BEFORE:セルフメイク→AFTER:長井メイク】

雑誌やウェブで美容情報を収集して、ピンときた商品やメイクテクニックは積極的に取り入れているという桑原さん。「アイメイクをがんばると、顔がきつく見えてしまうことに気づき、ナチュラルメイクに落ち着きました」

「目元を優しく見せるなら、まぶたをふっくら見せる効果のある赤みアイシャドウがおすすめです」(長井さん)
「程よい血色感とふっくら感こそが、目元を優しく見せる鍵になります。そこで取り入れて欲しいのが血色感とパンプアップ効果をもたらす赤みシャドウ。とくにカッパーは、日本人の肌にもなじみやすくおすすめです。暖色シャドウを使ったアイメイク人気もまだまだ続行中なので、ぜひ挑戦してみてください。
目元を優しく見せるうえでもう一点ポイントになるのが、アイラインを引かないこと。アイシャドウパレットの締め色をアイライン代わりに目のキワに細く入れたラインレスメイクで、抜け感と柔らかさをもたらして」
【優しげアイメイクおすすめアイシャドウ】

【優しげアイメイク3STEP】
<STEP.1>カッパーをまぶたにオン
・アイシャドウパレット(トム フォード ビューティ)の左下のカッパーをブラシにとり、アイホールに広げます。

<STEP.2>オレンジを重ねる
・アイシャドウパレットの右上のオレンジをブラシにとり、カッパーを塗ったアイホールよりもやや広めに重ねます。

<STEP.3>上下、目のキワにブラウンをオン
・アイシャドウパレット右下のブラウンをチップにとり、上下目のキワにアイラインを引く要領で細くのばします。目尻側にブラウンで「く」の字を書く要領で。

アイシャドウパレット左上のゴールドをチップにとり、目頭側の目の下にのせます。


【AFTER:柔らかな印象のカッパーEYEに】

【ほかに使用したのはこのアイテム】

【5】コンサバなグラデーションアイが今っぽく!抜け感アイメイク
マンネリしがちな大人のアイメイク。複数色を使ったグラデーションをやめて、くすんだモーヴ単色で目の際に色をのせるのが、洗練された印象の抜け感アイメイクに仕上げるポイントです。
【BEFORE:セルフメイク→AFTER:長井メイク】

読者モデルとしても活躍している長尾さんは、童顔ゆえに「可愛い系」担当で、チークやリップはピンク系をチョイスされることが多かったそう。
「このまま可愛い系のメイクを続けていいのか、このメイクがベストなのか…etc. 自分でもわからなくなってきました。20代のころから続けているグラデーションアイメイクもマンネリ気味です」

そんな長尾さんのアイメイクを、長井さんがどのように脱マンネリさせるのか、注目です。
「複数のカラーを使ってまぶたに陰影をつける、コンサバティブなアイメイクはもうおしまい。目元をほどよく引き締めるくすみカラーを単色で使用して、今っぽい抜け感のある目元にシフトして」(長井さん)
「アイホールにミディアムカラー、目の際にシェイドカラー、眉下や目頭にハイライトカラー…と、まぶたにグラデーションをつけたアイメイクは、抜け感が出にくく、堅苦しい印象になりがち。
アイメイクで今っぽさを出すなら、アイシャドウは単色使いがおすすめです。今回はブラウン感覚で使える、くすんだモーヴカラーをチョイスして単色で使用します。目元を引き締めながら、眼差しにほんのり色気を宿すことができる大人世代にぴったりなカラーです。ペンシルタイプを選べば、テクニックいらずで旬な目元が完成」
【旬な抜け感EYEに導くアイメイクアイテム】

【洗練された旬な目元に仕上げる5STEP】
<STEP.1>上まぶたの際にダスティモーヴを
・パール感のあるくすみモーヴのペンシルシャドウ(ローラ メルシエ・左)を上まぶたの際、二重のラインの内側にのばし、その後、指で上向きにぼかします。


<STEP.2>下まぶたの目尻側にもダスティモーヴをのせて
・目の下の際、目尻から1/3にもくすみモーヴをのばし、指で目頭側に向けてぼかします。


<STEP.3>下まぶた目頭側にハイライトを
・下まぶたの目頭側に、パールピンクのペンシルシャドウ(ローラ メルシエ・右)をハイライトとして薄くのせます。

<STEP.4>上まぶたの際にアイラインを引いてリフトアップ
・ディープブラウンのペンシルライナー(シャネル)で、目尻側からアイラインを。一気に引くのではなく、小刻みに少しずつ引くのがコツ。目尻は、片手でまぶたを引き上げてから少しはね上げ気味に引き、目元をリフトアップさせます。


<STEP.5>アイラインを綿棒でぼかす
・引いたアイラインの上を綿棒でなぞってぼかしてアイシャドウとなじませることで、よりナチュラルな仕上がりが実現。

【AFTER:すっきりと垢抜けた印象のこなれEYEに】

コンサバなグラデーションアイはもうおしまい!単色アイシャドウで抜け感のある今っぽい目元に
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- TEXT :
- Precious.jp編集部