全国を出張で飛び回る、都内在住の40代キャリア女性・恭子さん。仕事で色んな土地の人たちと出逢えるのも楽しみですが、もうひとつの楽しみが、全国の洗練された新しいスイーツ土産を発見すること。いいものが見つかったときは、次の出張先に持参し「おいしかった」と感想をいただくと、心の中でガッツポーズをしているとか。
全国各地の定番土産で、名の知れた有名菓子はたくさんありますが、恭子さんはあえて有名どころは外すのがポリシー。そんな恭子さんは先日、福岡県へ出張に行ってきたばかり。
そこでチェックしてきた、福岡県で今話題の、上質な菓子土産を紹介してもらいましょう。
福岡天神の「デパート御三家」といわれる大丸 福岡天神店、岩田屋本店、福岡三越で買える商品から、それぞれピックアップしてお届けします。
あまおう苺モノが3連発!「大丸 福岡天神店」で買える最新土産
■1:「大丸 福岡天神店」限定のあまおう苺あんの絶品菓子!「期間限定・あんぽーねプレミアム(あまおう苺)」

福岡名物といえば、あまおう。大きくて真っ赤で甘いあまおうを使ったプレミアムな、京都祇園あのんの「あんぽーね」が、2019年11月に大丸 福岡天神店限定で販売開始し、人気を博しています。
この福岡県産あまおうを贅沢に使用した果肉と、果汁豊かなフルーツあんと、マスカルポーネチーズの自家製クリームが絶妙にマッチした中身を、滋賀県産羽二重糯米を使用した、香ばしく歯切れのよい最中でサンド。
和洋どちらともとれる新しさに、恭子さんお気に入りの一品です。
■2:カカオのほろ苦さとあまおう苺の甘酸っぱさが相性抜群!「カカオフルサブレ あまおういちご」

あのメリーからは、福岡限定でこんなサブレも出ているんです。
これはカカオと福岡産のあまおう苺を組み合わせた、チョコレートサブレ。ココア生地には、国産バターとフランス ロレーヌ岩塩を使用し、そこへビターチョコレートチップとあまおう苺が!
ザクザクとしたサブレに、あまおう苺の甘さと爽やかな香りが広がり、濃厚なチョコレート生地にアクセントを添えた味わいです。ほろにがカカオとあまおう苺が奏でるハーモニーが楽しめる一品です。
小分け包装なので、職場でも配りやすい商品だと恭子さんは絶賛します。
■3:あの有名かりんとうがあまおう苺の味わいに!「あまおう苺かりんと」

東京でも人気の麻布かりんと。実はあまおう苺版も出ているのです!

大丸 福岡天神店限定の、このあまおう苺かりんとは、酸味が少なく、苺の濃厚な甘さを味わえる博多あまおう苺の豊かな香りと、上品な優しい甘さが広がる、ちょっと贅沢なかりんとう。
これまで麻布かりんとを食べたことのある人も、そうでない人も、一度食べてみる価値がある、と恭子さんは話します。
福岡八女茶をオシャレに堪能!「岩田屋本店」で買える菓子土産
■4:ドイツの伝統菓子に八女茶チョコクランチがIN!「博多ミルフィーユクランチ(福岡八女茶)」

ドイツで100年の伝統をもつホレンディッシェ・カカオシュトゥーベが贈るドイツ菓子のなかで、福岡の名産「八女茶(やめちゃ)」を使用したミルフィーユ菓子が岩田屋限定で販売されています。

福岡八女茶を使ったチョコクランチを、抹茶のパイ生地でサンド。それをさらに、ミルクチョコレートでコーティングした一品。中央のレアな八女茶チョコクランチは、大事に味わいたいものです。
老若男女問わず喜ばれそうな菓子土産、と恭子さんはおすすめします。
■5:お茶の濃い味がしっかり感じられるラングドシャ!

八女茶をふんだんに使用した菓子を手がける、福岡県八女市の光玉園の商品のひとつ。
抹茶と焙じ茶の2種類のラングドシャで、これも岩田屋限定商品。いち早く試食した恭子さんによると、どちらもお茶の濃い味がしっかり感じられる絶品だそう。

お茶のおいしさがふんだんに味わえるのに、ラングドシャという洗練された洋菓子というセンスの光る面白さも特徴。海外の方や、若い女性にもおすすめできそうですね。
■6:ふんわり口どけ!八女茶と和三盆のアソート「丸(八女茶・和三盆)」

米菓で知られる十火(JUKKA)からは、米菓子。こちらも岩田屋限定です。

福岡県産の八女茶のパウダーが使用されており、お茶の香り豊かで、ほろ苦い風味を楽しめます。やさしく上品な甘さに仕上げられた、白い「和三盆」の味がアソートされています。
どんな食感? と気になりますが、試食した恭子さんによると、意外にもふんわりとした口どけを感じられるそう。これは贈った相手には喜ばれそうですね。
■7:最高品質の八女伝統玉露を使用した餅菓子「茶霜露(ちゃそうろ)」

玉露餡を羽二重餅で包み、仕上げに玉露と和三盆をまぶしたこの餅菓子は、言わずと知れた逸品。2020年2月11日放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系列)内、「【白熱!ランキング】進化系『春』の和菓子」でも、第7位にランクインしていました。
材料だけでなく、伝統的な手法で、少しずつ、時間をかけ大事に手づくりされているというさらなる贅沢さも。
最高品質の味わいは、口に含んだ瞬間に思わず笑みがこぼれると、試食した恭子さんは絶賛!
福岡の名店が目白押し!「福岡三越」で買える菓子土産
■8:独特のバームクーヘンに思わず感動のため息!「ガトー・ピレネー」

福岡の高宮にあるファットリア ダ コジモは、ガトー・ピレネーの名店といわれています。ガトー・ピレネーとは、バームクーヘンに似た、フランスのピレネー地方の郷土菓子のこと。
職人が丁寧につくり、備長炭の炎で焼き上げ、これぞ「ガトー・ピレネー」という、バームクーヘンとは少し違った味わいが感じられます。
サクサクした触感がきたと思ったら、しっとり感がやってくるという味わいに、福岡土産としてお渡しした相手は大喜びしそう。恭子さんも個人的にお気に入りなのだとか。
■9:濃厚カスタードクリームに魅惑のメープルが!「メープルクレープ」

福岡天神の洋菓子店、ブルーフォンセからは、生地にもち粉を使ったクレープで、濃厚なカスタードクリームにメープルシロップをかけたものを包んだメープルクレープをピックアップ。
どんな人にでも愛されるクレープに、メープルの香りと味わいは、もらう人を笑顔にしそう。お店の人によれば、手土産としても人気なのだそう。
これは手土産として外せない、と恭子さんイチオシでした。
■10:文化人や茶人に愛されてきた上品な味わいの和菓子「宝満山」

梅園は、太宰府天満宮御用達の菓子処。創業当初からの代表銘菓「宝満山」は、「淡雪でもなく、ういろうでもない、上品な食感」が魅力と称されてきました。
数多くの文化人や茶人に愛されてきたこの伝統の和菓子は、お茶席にもよく利用されているもの。老若男女問わず大切な方への手土産にぴったり、と恭子さんはコメントします。

福岡県の新しく、上品で洗練された菓子土産をご紹介してきました。恭子さんのピックアップしたこれらの商品の中で、ピンときたもの、惹かれたものがあったなら、ぜひ次に福岡県に訪れる際のチェックリストに入れておいてくださいね。
※掲載した商品の価格はすべて税込です。
問い合わせ先
- 大丸 福岡天神店 TEL:092-712-8181(代表)
- 岩田屋本店 TEL:092-721-1111(代表)
- 福岡三越 TEL:092-724-3111(代表)
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利
- EDIT :
- 安念美和子、榊原淳