男たちが装いをキャンバスに、自らの信じる「美」を思うがままに描く―かつてそんな時代がパリにはあった。アルニスなき今、そんな古きよきパリのジェントルマンのDNAを感じさせるブランドといえば、1838年に創業したシャツ&タイメーカー「シャルべ」しかない。だれにも媚びることなく、唯我独尊的ともいえる美意識を貫くそのパピヨンは、石畳の隙間で健気に咲き誇る野生の花にも見える。そっと摘んで、Vゾーンに飾ってみよう。
Vゾーンを飾る蝶ネクタイ
ヴァンドーム広場に構える「シャルベブティック」は、シャツのビスポークのみならず、芸術的なウインドーディスプレイが楽しめるスポットとして有名。パリの伝統的な装いセンスを学ぶならおすすめだ。
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- MEN'S Precious編集部
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