スマホで最も使っているアプリは？20代・30代の８割は「SNS」、70代の６割はアレ

20代・30代の８割は50個以上もスマホアプリをインストールしている！？「アプリのダウンロードに関するアンケート調査」からわかった、日本人の世代別スマホ活用トレンド

ニュースや動画サービス、キャッシュレス決済やSNSなど、多種多様なスマートフォンアプリが各社から展開されています。みなさんにとってスマートフォンアプリは、今や生活に欠かせない存在のひとつかもしれません。

では実際、みなさんどのようなアプリを多く利用しているのでしょうか？ 旅行サイト「エアトリ」は、20代〜70代の男女733名を対象に「アプリのダウンロードに関するアンケート調査」を実施。アプリの利用状況の実態が見えてきました。

■１：「SNS」アプリを利用している人が半数以上！最近では決済アプリも

まずは実際に、みなさんがどんなアプリを利用しているのかを調査した結果がこちらです。

主に使っているアプリの種類は？

最も使われているアプリは「SNS」

「主に使っているアプリの種類を教えてください」という質問には、半数以上の53.8％が「SNS」と回答しました。コミュニケーションツールや情報発信ツールとして、もはや必要不可欠という人も多いですよね。

「SNS」に続いて「ニュース」「旅行系」も半数近くの人が利用している、という結果になりました。

20代〜30代のSNSアプリを利用している人は83.1％！

全年代でトップ5となった「SNS」「ニュース」「旅行系」「公共機関」「決済アプリ」を、世代ごとに並べたのがこちらのグラフです。

なんと20代〜30代で「SNSアプリを利用している人」は8割以上にのぼります。しかし40代以降、徐々に割合が減ってゆき、70代では39.4％となりました。

一方で、70代が多く利用しているのは「ニュース」のアプリ。約6割の人がニュースのアプリを利用しているという結果となりました。対してこちらは20代〜30代の利用が35.4％にとどまるなど、SNSとは対照的な結果となっています。

最近ダウンロードしたアプリは？

最近ダウロードしたアプリは？ という質問には「決済アプリ」が22.4％でトップに

また、「最近ダウンロードしたアプリは何ですか？」という質問結果がこちらです。これには決済アプリが2割以上と、大きく比率を伸ばしました。キャッシュレス決済が浸透してきている時代において、ある意味順当と言えるのかもしれません。

■２：スマホに入っているアプリは10〜20個が最多！若い世代は50個以上も

ではみなさん、どれくらいのスマホアプリを利用しているのでしょうか。

スマホに何個のアプリがインストールされている？

現在スマホにインストールされているアプリは10個以上20個未満が最多

スマホにインストールされているアプリの数を調査したところ、グラフのように10個以上20個未満が最多となりました。

しかし年代別で比較すると、違った結果が見えてきます。

年代別で見ると、その結果に大きく違いが！

確かに10個以上20個未満と答えた割合は、全世代で軒並み多いのですが、20代〜30代では「50個以上」のアプリをインストールしている人が最多の27.7％となりました。若い世代のほうが、より気軽にたくさんのアプリを利用していると言えそうです。

しかし、数多くのアプリを利用していく上で、いまいち利用頻度の低いアプリや、不要だなと思ってしまうアプリもありますよね。

アプリをアンインストールしようと思うのはどんなとき？

「使わなくなったらアンインストール」が79.1％

「どんな時にダウンロードしたアプリをアンインストールしようと思いますか？」という問いに「使わなくなったと認識した時」が79.1％となりました。

裏を返せば、約2割の人は「使わなくなった」と認識してもアプリをアンインストールしていないのかもしれませんね。なんとなくまた使いそうだから、わざわざ消さなくても困らないから、など、消さない理由もそれぞれにありそうです。

■３：アプリをダウンロードするポイントは「自分の趣向」と「便利さ」！

ではみなさんは、どんなポイントを重視してアプリをダウンロードするのでしょうか。

新しいアプリをダウンロードするにあたり、何を一番重要視する？

「自分の趣向にあっているか」が72.9％

「新しいアプリをダウンロードするにあたり、何を一番重要視しますか？」という質問では、「自分の趣向にあっているか」が最多の72.9％となりました。さらに「便利さ」が61.5％、「使いやすさ」が47.3％と続きます。

一方で「デザイン」が3.0％に留まるなど、アプリ自体のデザインや見た目よりも、どれだけ自分にマッチしているか、どれだけ便利に利用できるか、というのが重要視されているようです。

アプリのダウンロードを躊躇するのはどんなとき？

アプリのダウンロードを躊躇する時のトップは「口コミ・評価が悪い時」

しかし、アプリをダウンロードしようか躊躇することも時にはあるはず……。実際、4割以上の人が「口コミ・評価が悪い時」には、アプリのダウンロードを躊躇すると答えています。

ほかにも「自分のスマホの残容量に不安がある時」や「インストール時の説明が明確でない時」などの理由で、躊躇する人がいるようです。

ちなみに、こちらも「デザインが好みじゃない時」が7.1％に留まるなど、やはりアプリのダウンロード時に、見た目を重視している人は少ないようですね。

では、一方で、みなさんはどんなメリットを感じてアプリをダウンロードするのでしょうか。

どんなメリットがあればアプリをダウンロードする？

「商品・情報が調べやすい」がダウンロード理由のトップに

「どんなメリットがあればアプリをダウンロードしたいと思いますか？」という質問には、「商品・情報が調べやすい」がトップの62.9％となりました。

また「ポイントがたまる」「クーポンがある」など、事前に確実なメリットが提示されていると、利用者もダウンロードしやすいようですね。

ほかにも「広告が少ない（40代女性）」「アプリ利用のほうが、希望商品の購入金額が安くなる場合（30代女性）」など、さまざまな意見が「その他」に挙げられました。

日常生活に便利なスマホアプリ、あなたはいくつ利用していますか？

ちなみに「思わずダウンロードしてしまったアプリ」を質問したところ、「よく考えてからダウンロードするので特にない」との回答が多くあり、比較的スマホアプリのダウンロードには慎重な人も多いようです。

また一方で「フード・レストラン系アプリはその場で商品がもらえるから思わずダウンロードした」（40代女性）という意見もあり、メリットを感じて気軽に利用する人もいらっしゃるようですね。

スマホを持っている人であれば、誰しもいくつかは利用しているであろうアプリの数々。そのそれぞれに利点や欠点があり、どんな点を重要視するかは人それぞれです。

みなさん自身にとって、よりメリットを感じられるスマホアプリを利用することで、さらに便利で快適な暮らしが送れるようになるはずですよ。

■調査概要

「アプリのダウンロード」に関するアンケート調査（旅行サイト「エアトリ」調べ）
調査対象／20代〜70代の男女733名
調査期間／2020年3月1日〜3月3日
調査方法／インターネット調査

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