京都とパリ。美しい2都市の共通点は、これまでもたびたび語られてきました。伝統、芸術、文化、そしてそこに住む人たちのキャラクターまで、多くの親和性を持ち、互いに永遠の憧れの都であり続けています。

そんな美しい街並みを愛する女性たちを惹きつけて離さない、魅力的な2つの都のコントラストを、心ゆくまで堪能できるフレンチレストラン「ブノワ 京都」が、2020年3月22日(日)にオープンします。

場所は、京都市東山区清水にグランドオープンするラグジュアリーホテル「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu (ザ・ホテル青龍 京都清水) 」敷地内の別棟という好立地。

次の京都で訪れたい!「ブノワ 京都」おすすめポイント3選

次の京都はいつも通り、古都の魅力に浸りつつ、一方で何か新しい発見も欲しいーー、という人におすすめなのが「ブノワ 京都」です。京都好きな女性はパリ好き、という説を思わず実感してしまいそうな、その魅力3選をご紹介します。

■1:100年以上続く味をモダンに昇華!旬をいただくビストロ料理

レストラン_1,京都_1,フランス_1,国内旅行_1
前菜のメニューは、パテ・アン・クルート ルシアン・タンドレ風、オマール海老のサラダ ア・ラ・パリジェンヌなどがあります。

「ブノワ 京都」が流れをくむ「ブノワ」は、1912年パリにオープンして以来、100年以上続く老舗ビストロで、温かく心地よいレストランとしてパリで愛され続けています。

2005年より、世界各地でミシュランの星付きレストランを展開するデュカス・パリが受け継ぎ、伝統ある店に新風を吹き込むと同時に、そのエスプリを東京とニューヨークにも広げてきました。

レストラン_2,フランス_2,京都_2,国内旅行_2
メインディッシュの例としては、本日の魚のグルノブロワーズ ほうれん草のソース、京都牛のロッシーニなどが。

そして、この度、古都京都に誕生する「ブノワ 京都」は、パリの3ツ星「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」などで経験を積んだ、アントニー・バークルさんがエグゼクティブ シェフを務めます。フランスの伝統的なビストロ料理に旬の味わいを取り入れ、モダンに昇華させたメニューを提供。「ブノワ」ならではの定番料理に加え、京都の季節やテロワール(バックグラウンド)を感じるビストロ料理を楽しむことができます。

デザートにはサヴァラン アルマニャック シャンティイほか、ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房のタルト・ショコラなど。これは別腹決定ですね!

■2:八坂の塔が間近に!京都市街を一望できるロケーション

レストラン_3,フランス_3,京都_3,国内旅行_3
カフェテーブルの並ぶテラスと、八坂の塔が不思議とマッチしています。店内は68席、テラスは20席です。

緑につつまれた清水の地の高台にあり、東山の緑あふれる山並みや、京都市街を一望できるロケーションが魅力のホテル敷地内に佇む「ブノワ 京都」。

食事をしながら、東山エリアのシンボル的な存在として愛され続けている、法観寺境内にそびえたつ五重の「八坂の塔」を間近に望むことができるのも魅力です。

■3:日仏文化の出会い!日本建築に伝統的なパリらしいインテリア

レストラン_4,フランス_4,京都_4,国内旅行_4
店内の赤いソファが、ブノワらしい老舗ビストロのムード。

現代的かつ日本的な建築に、温かみのあるオーセンティックなパリのビストロらしいインテリアで、和洋折衷な魅力を放つ「ブノワ 京都」。

アラン・デュカスさん自らが選んだアンティークのポスターが壁に飾られ、ダイニングの家具やカウンター、バーカウンターもフランスの蚤の市で選ばれたアンティーク。さらにカール・ハンセンのチェアがコンテンポラリーな雰囲気を演出しています。

日仏の、さらに新旧の競演、といったスペシャルな空間は、昔ながらのビストロ料理をモダンに昇華したブノワに相応しく、一見の価値ありです。


続々とラグジュアリーホテルがオープンし、さらに魅力溢れる京都の、新しい潮流となりそうな「ブノワ 京都」。お花見がてら、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

<ブノワ 京都(BENOIT KYOTO)詳細>

  • ブノワ 京都 
  • 営業時間/ランチ 11:30~16:00(15:00 L.O.)、ディナー 17:30~23:00(21:30 L.O.)
  • 住所/京都府京都市東山区清水2丁目204-2、「The Hotel Seiryo Kyoto Kiyomizu」内
  • TEL:075-541-0208

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
神田朝子