40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめのリップをピックアップしました。若い頃に使っていた色が似合わなくなってきた・・・自分に似合う色が分からない・・・と、口紅の色選びにお悩みの方は、この記事を参考に、ぴったりのリップを見つけてみてください。
【目次】
- 40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめリップ【ベージュ】
- 40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめリップ【赤】
- 40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめリップ【ピンク】
- 40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめリップ【ブラウン】
- 40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめリップ【オレンジ】
40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめリップ【ベージュ】
■モーヴベージュ

大人の女性のリップメイクの定番であるベージュ。ベーシックだけれど肌とのマッチングが難しいカラーでもあるので、気に入った1本を長年リピートしている、という方は多いですよね。過去の自分に似合ったベージュリップは潔く捨て、新しい自分になれるベージュリップを手に入れましょう。
黄味が強いと肌がくすんで見えてしまいますし、ピンクっぽいと若作り感が出てしまうことも。僕が大人の女性におすすめするのは「モーヴベージュ」。ほのかな深みで気品と女性らしさをぐっと引き出してくれます。

しぼみがちな大人の女性の唇を、ふっくら艶やかに仕立ててくれる濃密グロスルージュ。厚みのある膜で、直塗りでもしっかりと色づきます。
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■アプリコットベージュ

唇に溶け込むようになじむ、クリーミィで明るいアプリコット・ベージュ。色の上に光のフィルムを1枚かけたような透明感あふれる質感が、肌色を冴えた印象に、顔立ちを若々しく見せてくれる。

ナチュラルでいてエレガント。マニッシュな印象もありながらフェミニンが香り立つ。捉えがたい魅力をもったベージュは、マドモアゼル シャネルが愛する色のひとつであり、格別なこだわりをもってあらゆるクリエイションに取り入れた色でもあります。それゆえシャネルには心惹かれるベージュ口紅が多数存在し、だれもが似合う一本と必ずや出合えるはず。
それでも迷ってしまったなら、手に取りたいのは『ルージュ ココ』の402。肌色になじむトーン、なのにつけたとたんにハッと息を呑むほど生き生きした表情を生み出すのは、ベージュにひそんだアプリコット色の効果。光を溶かし込んだようなクリーミィな質感もベージュにフレッシュな印象を加えています。
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■ピーチベージュ

若いころに選んでいたヌーディなベージュリップは、血色感を奪い、肌をくすませてしまう原因に…。大人の肌をフレッシュに見せるために必要なのは血色感。ほんのり赤みの含んだピーチベージュを選べば、肌色を綺麗に見せながら、洗練された印象にシフトできますよ。

高い保湿効果と2種の球状パウダーが、唇の縦じわをカバーして立体的なセミツヤな仕上がりをかなえる。ほんのり赤みを帯びたピーチベージュが大人の口元に抜け感と上品さを加味。
■ピンクベージュ

唇の色の延長線上にあるピンクベージュは違和感なく肌になじみ、その繊細な美しさは、間違いなく好印象を与える絶品カラー。存在感も品格もあり、ビジネスシーンや会食向きです。
赤みのないきりりとしたベージュよりも、色がはっきりするぶん、シャープさが増しますが、微細なラメを含んでいるものを選べば、光効果でやわらかさが加わるし、加齢でしぼんだ唇もふっくら。
ちなみに大粒ラメでは縦ジワを強調してしまうのでNG。あくまでも肉眼でやっと見えるくらいの超微粒子のラメであることが必須条件です。
また加齢でゆるんだ口元を美しく見せるには、唇の地色に近い色のリップライナーで輪郭を補正し理想の形をつくっておくことも忘れずに。

1:エスティ ローダー「ピュア カラー デザイア リップスティック 111」
ゴールド系のラメを多く含んだ、こっくりと華やかなピンクベージュ。ラメをたっぷり含んでいてもザラつきはなく、なめらかで軽やかなつけ心地が8時間続きます。
2:NARS「リップスティック 2927」
ラメをたっぷりと含んだメタリックなピンクベージュ。ややモーヴを含んだ落ち着き感のある色で、重くなりすぎず、口元をシャープに見せる効果があります。
3:クレ・ド・ポー ボーテ「ルージュアレーブル n4」
コーラル寄りのピンクベージュ。みずみずしく立体感を演出するパウダーと、透明感を引き出して肌と調和するパウダーを配合し、美肌演出力に優れています。
4:イヴ・サンローラン・ボーテ「ルージュ ヴォリュプテ シャイン No.8」
透け感のあるピンクベージュ。6種類の美容オイルを配合し、心地よく唇に溶け込むようなテクスチャー。ひと塗りでふっくら艶やかな唇に。
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40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめリップ【赤】
■クリアレッド

赤リップと言っても質感や色味は様々。大人が選ぶなら、透け感のあるみずみずしいクリアレッドがおすすめです。
ツヤ感のある赤リップはリップクリームみたいにラフにつけがちですが、大人の女性らしい洗練感を演出するには、輪郭を綺麗に描くことがマストです。
上唇を2㎜ほどオーバーさせつつ、輪郭全体をしっかり描くように塗ったら、全体に直塗りを。赤の存在感と、透け感とみずみずしさも際立ち、満たされている感を演出できます。

みずみずしい透明感溢れる発色の赤リップ。なめらかな塗り心地で鮮やかに色づき、潤い感もあるから乾燥しがちな大人の唇にぴったりです。
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■ブラウンレッド

大人の女性が普段と同じフルメイクでメガネをかけると、老けて見えてしまうことも。メガネをかける日のメイクは、リップ以外は大胆に引く、が正解です。
洗練された抜け感をつくりつつ、メガネとリップの印象で顔の面積をぐっと縮小させることで小顔効果を狙います。リップの色は赤を選びがちですが、それだと古い印象になりやすいので、旬なブラウン系を取り入れると今っぽく洒落た表情が叶います。

和紙の光沢のように、ほのかに光を宿した新しいマット感のリップ。マットながらするするとなめらかに塗れて、薄く密着。塗るだけで立体感や内からの潤い感が叶います。シックなムードが漂うブラウンレッドは、大人の女性をぐっと洗練させてくれます。
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■オレンジレッド

少しくすんだ赤みの強い色を選ぶと、若すぎず、老けても見えない絶妙な仕上がりに。

鮮やかでジューシーな発色が目を引く、オレンジレッドのリップ。血色感のある健康的な色味が若々しさを後押ししてくれます。
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40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめリップ【ピンク】
■青みピンク

リップはひと塗りで、美しさや華やかさが増すだけでなく、「旬の顔」にチェンジすることができる唯一のアイテム。だからこそ洋服を着替えるように、気軽にトレンドを取り入れたい。
今季の注目カラーは青みピンク。とはいえ’80年代のバブル期のメイクを彷彿させてしまうからか、古くさくなりそうと敬遠する人がほとんどですが、近年の青みピンクは透明感が高く艶やかで、昔のものとは発色も質感もまったく違い、むしろ新鮮!
しかも、黄色の反対色である青みを含んだピンクは、肌の黄ばみを打ち消し、透明感を引き出すのに有効な若見えカラー。肌色老化が気になる大人こそ使ってほしい。
ドレスアップしたときよりも、カジュアルスタイルで、素肌っぽいナチュラルメイクに合わせて。特に下記の4本は美しい艶のあるタイプ。色浮き知らずのベストリップです。

1:カネボウ化粧品「センサイ ザ リップスティック N08」
超微粒子ラメが点在したクリーミーな青みピンク。なめらかにのび広がり、シルクのような艶が魅力です。保湿効果が高く唇の荒れを防ぎ、シワの目立たない唇に。
2:コスメデコルテ「ザ ルージュ ベルベット PK800」
シルバーパールをたっぷり含んだ青みピンク。しっとり&しなやかな感触で密着力が高くしっかりと発色します。美容成分入りで長時間、潤いキープ効果も高い。
3:シャネル「ルージュ ココ フラッシュ 112」
軽やかな青みピンク。輝くピグメントをたっぷりと含み、ベタづきしないシアーな質感。縦ジワの多いしぼみ唇でもふっくらとしたボリューム唇に。
4:アンプリチュード「コンスピキュアス リップス 08」
落ち着きのある青みローズピンク。ワックス、オイル、パウダーのバランスが絶妙で、艶やかなのに落ちにくい。くすんだ唇の地色に影響されず美しい発色に。
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■ローズピンク

一見、派手な印象で敬遠されがちなローズピンクのリップですが、くすみが気になる大人女性の肌をクリアに見せてくれるので、ぜひチャレンジしてみてください。特に『クレ・ド・ポー ボーテ』のリキッドルージュは、色味が絶妙。唇にスッと溶け込むように馴染み、肌のくすみを飛ばしながら、唇と肌に血色感を与えてくれますよ。

とろけるようなテクスチャーで唇を色づけ、肌と調和しながら透明感を引き出す処方に。
表情を上品に華やがせる「クレ・ド・ポー」のローズピンクリップ
40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめリップ【ブラウン】
■ニュアンスブラウン

肌や唇のくすみ感が気になるからと言って、鮮やかな色や赤みが強い色のリップを塗ると、かえって古い印象になってしまうことも。あえてくすみニュアンスのカラーを選ぶことで、肌に自然になじんでこなれた印象にシフトできますよ。今なら断然ブラウンがおすすめ!

ナーズのリップライナーは上質なマット発色で、するすると描きやすい。赤みがちょうど良く、唇を塗りつぶすように仕込むことで、リップを重ねたときに奥行が生まれます。
ローラ メルシエのブラウンリップは、今季イチオシ! 深みがあるのに顔色が沈まず、ダーク系のリップが苦手という方も使いやすいはず。
もしかして、唇がオバ見えしているかも!?大人の女性を若々しく甦らせる「リップの黄金比率」
40代・50代に似合う口紅の色と、おすすめリップ【オレンジ】
■ブライトオレンジ

今季トレンドの『オレンジリップ』は色そのものに新鮮さがありつつ、大人のくすみ肌に明るさと透明感をもたらしてくれるので、表情も装いも一気にフレッシュに見せてくれます。特に、ベージュやブラウンなど肌のくすみ感を強調する色味が多いトレンチコートを着る日には、こんなブライトオレンジのリップがぴったりです。

独特のパウダークリーミーなテクスチャーが、唇の上でとろけてマットな質感に。見たままにしっかり色づいて、リップライナーいらず。
毎年同じなんてつまらない! 2020年春版「トレンチコート」を着る日のメイク
※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部