緊急事態宣言で、より自宅で過ごす時間が増えた人も、少なくないのではないでしょうか。そんな時こそ、「美と健康」を意識したおうちごはんレシピで、体を整えてみませんか。

今回は、美肌に欠かせない発酵食品、「味噌」に免疫力を高める効果があるといわれている「はちみつ」をプラスした、まろやか口当たりの「はちみつ味噌玉」をご紹介します。また、合わせる白米がよりふっくらと炊き上がるポイントも一緒にお届けしますので、ぜひチェックしてみてください。

菅野 尚子さん
生はちみつ料理研究家(今回のレシピ作成)
食品商社で商品企画や開発の勤務後、渡仏。フランス人家庭に滞在し家庭料理や郷土料理を学び、ル・コルドンブルーパリ校では伝統的なクラシックフランス料理や菓子を習得。その後フードコーディネーターとして活躍。ODAIDOKORO

「味噌玉」レシピに、免疫力を高める「はちみつ」をプラス

味噌玉は、イソフラボン・ビタミンEが豊富な「味噌」、ビタミンA・ビタミンB12を含む「あおさ」、「畑の肉」といわれる大豆を使った「高野豆腐」など、美肌食材がたっぷり! その味噌玉に、免疫力を高めるといわれている「はちみつ」をプラスした、アレンジレシピです。

美肌食材「味噌」が主役の味噌玉に、はちみつをプラスしたお手軽「はちみつ味噌玉」
美肌食材「味噌」が主役の味噌玉に、はちみつをプラスした簡単「はちみつ味噌玉」

簡単「はちみつ味噌玉」(1人分)

【用意するもの】
味噌・・大さじ1(18g)
はちみつ・・小さじ1/2(3.5g)
乾燥あおさ・・小さじ2(2g)
かつおぶし・・小さじ2(2g)
白ごま・・適量
*今回使用した「はちみつ」は、「MY HONEY」:アカシアハニー。
*はちみつは1才未満のお子さんには与えないでください。

【作り方】
作り方は、簡単ワンステップ! ラップの上に全ての材料をのせ、軽くスプーンで混ぜて包んで丸めるだけ。乾燥あおさの代わりに、乾燥わかめ・お麩・小さく切った高野豆腐・切り干し大根、とろろ昆布などもおすすめです。具材を味噌玉のまわりにつけると、見た目で何の具材がわかるので便利です。

温かい味噌汁を飲みたいときには、これに熱湯(150ml)を注いで器に盛り、お好みで小ねぎを散らせばできあがり! 免疫力アップに効果的な「はちみつ」はコクとまろやかさをプラスしてくれるので、味に深みのある味噌汁に仕上がります。

「乾物の具材+はちみつ」の殺菌効果で、冷蔵1週間、冷凍1ヶ月ほど保存可能。保存食としても活躍する他、ちょっとお腹がすいた時にも便利な一品です。

ちなみに、「はちみつ味噌玉」の主役である味噌のパワーとは?

\ビタミンEが豊富で、美肌効果が期待できる/

主役は美肌に欠かせない発酵食品「味噌」
飲む美容液とも呼ばれる、発酵食品「味噌」

今回のレシピの主役である「味噌」は、生命維持に必要な必須アミノ酸が多く含まれます。時には「飲む美容液」と呼ばれることも。肌の保水力をアップする働きがある、グルコシルセラミドもたっぷり! 味噌を摂取することで、作られるセラミドは、肌の潤いをキープをサポートします。

「はちみつ味噌玉」と合わせたい白米は、水で溶かしたはちみつをプラスするとふっくら炊き上がる!

お米が立ち、艶やかに仕上がる「はちみつで炊くふっくらご飯」
お米が立ち、艶やかに仕上がる「はちみつで炊くふっくらご飯」

はちみつで炊くふっくらご飯(4人分)

【用意するもの】
お米・・2合
はちみつ・・小さじ1(7g)
*今回使用した「はちみつ」は、「MYHONEY」:アカシアハニー。
*はちみつは1才未満のお子さんには与えないでください。

【作り方】

まずは、お米を研ぎます。炊飯器にお米を入れたら、半カップほどの水に溶かしたはちみつをプラス。はちみつを沈殿しにくくするため、水に溶いてから入れることがポイントです。

その後、2合目盛りまで水を入れて、一度よく混ぜましょう。その後30分ほど浸水させ、再びよく混ぜてから炊けばできあがり! 

はちみつに含まれる酵素のアミラーゼが、お米のでんぷんを糖分にチェンジ。はちみつを加えることにより自然な甘味が加わり、お米も立ち、ふっくらと艶やかに仕上がります。また、はちみつ効果で、保湿や保存が長持ちするので便利! お弁当にもおすすめです。

美肌食材「味噌」に免疫力アップの「はちみつ」をプラスした、簡単「はちみつ味噌玉」はいかがでしたでしょうか? ふっくらご飯を添えれば、優しく体が温まります。ワンステップで美味しく仕上がるレシピ、ぜひお試しください。

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
加藤朋子
レシピ作成 :
菅野尚子