緊急事態宣言で、自宅で過ごす時間が増えた今、大切な家族と過ごす食卓を健康的なメニューで彩ってみませんか。健康や美容にも気遣った、生はちみつ料理研究家・菅野尚子さんならではのアレンジレシピは要チェックです!
前回に引き続き、今回は皮の食感を生かしたコラーゲンたっぷりの「パリパリ鶏肉のはちみつ照り焼き」です。免疫力アップを考えて、はちみつをプラスしたアレンジレシピに加えて、さらに一緒に添えたい「いんげんとくるみのはちみつ黒ごま和え」もご紹介します。
肌が喜ぶコラーゲンたっぷり食材を、免疫力アップの「はちみつ」で調理した「パリパリ鶏肉のはちみつ照り焼き」
「パリパリ鶏肉のはちみつ照り焼き」は、コラーゲン豊富な「鶏肉」を贅沢に使用しています。美肌をサポートする鶏肉を、体に優しいはちみつで仕上げました。「いんげんとくるみのはちみつ黒ごま和え」を添えた、ご馳走レシピをお楽しみください。
「パリパリ鶏肉のはちみつ照り焼き」(2人分)
【用意するもの】
鶏もも肉・・1枚(250gくらい)
(下味)
はちみつ・・小さじ1/2
生姜(すりおろし)・・小さじ1/2
塩・・1g
片栗粉・・大さじ1
ごま油・・大さじ1
(タレ)
はちみつ・・小さじ2
醤油・・小さじ2
水・・大さじ1
*今回使用した「はちみつ」は、「MY HONEY」:アカシアハニー。
*はちみつは1才未満のお子さんには与えないでください。
【作り方】
鶏もも肉は余分な脂肪を除き、皮と反対側の厚みを均一になるよう包丁で開いて、1cm幅になるよう軽く筋切りをします。そのお肉と下味をポリ袋に入れて、袋の上からよく揉み込み5分ほど置いておきましょう。時間がある時は、冷蔵庫で一晩おくと味がより染み込みます。
味が染み込んだら、皮面だけに片栗粉をまぶします。
フライパンにごま油を熱し、フライ返しで押し付けながら弱火でじっくり。鶏肉の皮面をカリッとするまで香ばしく焼いていきます。皮面で8割火を通すのがポイント! その後、裏返して3分ほど弱火で焼いて、火を通します。フライパンから取り出したら、食べやすいサイズに切り分けましょう。
キッチンペーパーでフライパンの余分な脂をふいたら、混ぜたタレを加えて、とろりとするまで煮詰めます。このタレを、お肉にかけたらできあがり! 野菜を添えたら完成です。
生のはちみつは酵素が生きていて浸透性が高いため、お肉の組織を柔らかくし、加熱しても固くならずに仕上がります。はちみつに含まれる有機酸も肉の保水性を高め、肉質を柔らかくする効果が。下味とタレのはちみつのダブル使いで、ジューシーなお肉をお召し上がりください。
「パリパリ鶏肉のはちみつ照り焼き」のメイン、鶏肉のパワーとは?
\コラーゲンたっぷりで美肌効果も期待/
鶏肉は高タンパク質食材として知られていますが、コラーゲンも豊富に含まれています。皮や軟骨などの部位にコラーゲンがたっぷり含まれているので、皮ごと食べるパリパリ鶏はコラーゲンを摂りやすいレシピのひとつ。肌のハリを生み、弾力のある肌をサポートしてくれる、美肌食材の代表です。
「いんげんとくるみのはちみつ黒ごま和え」(2人分)
【用意するもの】
いんげん・・8本
くるみ・・10g
黒すりごま・・大さじ1
はちみつ・・小さじ1
醤油・・小さじ1
*今回使用した「はちみつ」は、「MYHONEY」:アカシアハニーを使用。
*はちみつは1才未満のお子さんには与えないでください。
【作り方】
フライパンにくるみと黒すりごまを入れ、弱火で加熱して炒ります。これにはちみつ、醤油をプラスし、混ぜ合わせます。
筋を取ったいんげんを茹でて3等分に斜め切り。最初に混ぜ合わせたものと、いんげんを和えて器に盛りつけたらできあがり!
はちみつは加熱しないので、はちみつに含まれるたくさんの酵素をまるごと摂れるのが魅力。はちみつのコクと香りを楽しめます。
「いんげんとくるみのはちみつ黒ごま和え」でアクセントとなる、ごまの効果は?
\ビタミンEが豊富でアンチエイジング効果を発揮/
ごまにたっぷり含まれる、ビタミンEは血行を良くする効果が。巡りを良くすることで、肌の調子を整えてくれます。肝臓機能を高めてくれるので、アンチエイジング効果を発揮し、美肌をサポートしてくれます。
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免疫力を高めるはちみつをプラスした、「パリパリ鶏肉のはちみつ照り焼き」はいかがでしたでしょうか? ボリューム感があるので、食べ応え抜群! 優しく体を整える「はちみつビューティレシピ」をぜひ、お試しください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- ジョ へミ(hue inc.)
- EDIT&WRITING :
- 加藤朋子
- レシピ作成・スタイリング :
- 菅野尚子