おうちで過ごす時間が増えて、新しい趣味を増やしてみたい、と考える方も多いのではないでしょうか。
いつもより時間に余裕があるからこそ、今までとは違うものにチャレンジしてみたいですよね。そこでご提案したいのが大人向けの「塗り絵」です。
少し前にブームになった印象の「大人の塗り絵」ですが、実は今もさまざまな種類のものが出ていて、人気なんですよ。真剣に塗り絵をすることで無心になれたり、できあがった時の達成感を得られたりなど、手軽に始められる趣味としては満足度が高いんです。
本記事では、おこもり時間を充実させるのにおすすめの「大人の塗り絵」本を4冊、ご紹介します。
■1:色鉛筆を使う楽しさが知れる『描き込み式 いちばんていねいな、色鉛筆レッスン:テクニックがやさしく学べる』(日本文芸社)
日本文芸社から販売されている『描き込み式 いちばんていねいな、色鉛筆レッスン:テクニックがやさしく学べる』。著者は色鉛筆画家の弥永和千さん。色鉛筆を広める教室やイベントを各地で開催されています。
色鉛筆は子どものころから慣れ親しんだ文房具ですが、その技法というのは意外と知らないもの。こちらでは実際にいろいろなモチーフに描きこんでいきながら、色鉛筆のテクニックを学ぶことができます。映りこみのある金属や透明なガラスも、いつの間にか描けるように。
色鉛筆の楽しみを知ることができる1冊です。
■2:縁起がいい生き物がいっぱい『大人の塗り絵 神獣と縁起物編』(河出書房新社)
龍神、鳳凰、鶴、狛犬、宝船、七福神、鯉の滝登りなど、日本に古来から伝わる「おめでたい」モチーフが集められています。著者は幻想的な絵柄が魅力の奥田みきさん。
塗り絵は、それぞれのページにミシン目が入っており、切り取ることができるので、塗り終わったあとは部屋に飾ってみるのもいいかもしれません。
縁起のいい生き物の塗り絵を完成させることで、鬱々としがちな自粛生活でも、なんだかおめでたい気分になるかもしれません。
■3:歌舞伎とぬり絵への誘い『大人の教養ぬり絵&なぞり描き 歌舞伎』(エムディエヌコーポレーション)
「ぬり絵&なぞり描き」とは、下絵をなぞり、色塗りを楽しむもの。
こちらは歌舞伎の塗り絵となぞり描きのとなりに、その人物について解説や、演目の成り立ち、歴史、衣装デザインの由来などが掲載されており、歌舞伎初心者でも楽しく学ぶことができるようになっています。
なぞり絵の主線をなぞるのも、色塗りも、好きな画材を使ってOK。塗り絵を楽しむだけでなく、歌舞伎への興味も広げることができる一冊です。自粛生活が明けた暁には、実際の歌舞伎も観に行きたくなるかもしれませんね。
■4:削って美しい絵を浮かび上がらせる『自律神経を整えるスクラッチアート 美しい曼荼羅』(エムディエヌコーポレーション)
スクラッチアートは塗り絵とは少し異なり、黒い用紙を削っていくことで絵が浮かび上がるというものです。
削るだけで絵が描けるのは単純な作業では? と思うかもしれませんが、細かな部分は集中力も要します。そして削っていくうちにデザインが浮かび上がってくるのが面白く、やっているうちに夢中になることは間違いありません。スクラッチアート用にペンも付属されているので、初めての方でもすぐに始めることができますよ。
花や草木をモチーフとした美しい曼荼羅が掲載されています。著者はイラストレーターとして活躍する佐藤心美さん。美しい曼荼羅を削り描いていくことで、心が落ち着き、自律神経のバランスも整うのだそう。
先の見えない毎日で不安になりがちな状況下、自律神経の乱れを感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、こちらの塗り絵で心を落ち着けてみるのもいいかもしれませんね。
塗り絵と言うと、子どもがやるもの……という意識があるかもしれませんが、今回ご紹介したような大人の塗り絵は、子ども向けのものより難易度も高く、夢中になれるものが多く販売されています。
ぜひお気に入りの1冊を見つけて、チャレンジしてみてくださいね。
- TEXT :
- ふくだりょうこさん ライター
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- EDIT :
- 小林麻美