新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、増えたおうち時間にしたこと。料理やワークアウト、丁寧な肌の手入れなどの自分磨きetc.人それぞれ思い思いに過ごされたかと思いますが、そんな中でも実は誰しもが少なからず始めたのがーー、「断捨離」ではないでしょうか?
奇しくも、春から初夏にかけたタイミング。秋冬シーズンのものを片付けていたら出てきた、「来年は着ないかな」といった不要なファッションアイテムを、まさにWin-Winで活用できる画期的なサービスがスタートしました。
自治体×コロナ対策×ファッション×ふるさと納税!不用品が「コロナ対策」につながる新サービス
2020年6月4日(木)、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を企画・運営するトラストバンクと、ファッションアイテムの寄付とお買い物で社会貢献できる「FASHION CHARITY PROJECT(FCP)」などを運営するデファクトスタンダードが、都市部の自治体と連携。
ふるさと納税制度を活用した、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、影響を受ける医療分野や中小企業などの支援につながる新サービス「断チャリプロジェクト」の発表会を、オンラインにて開催しました。
「断チャリプロジェクト」は、家に眠るフッションアイテムを引き取り、査定金額を、選んだ自治体に寄付できる新しいふるさと納税のサービス。寄付金は、自治体のコロナ対策や支援事業などに使われ、ふるさと納税として税控除の対象にもなります。
ふるさと納税の仕組みを使ってコロナ対策支援!「断チャリプロジェクト」3つのポイント
寄付者が送ったファッションアイテムを査定し、査定価格と同じ金額の寄付金が、指定した自治体に届けられる新サービス。こちらを通じた寄付は、自治体が取り組む新型コロナウイルス対策に関する事業に使われます。
それでは、新サービス「断チャリプロジェクト」の3つのポイントをご覧ください。
■1:家にある不用品が、寄付に!
専用ページから自治体を選択して申し込みを行い、着なくなった洋服やバッグといったファッションアイテムを送るだけで寄付を完了できるサービスです。寄付者が送ったファッションアイテムを査定し、査定価格と同じ金額の寄付金が指定した自治体に届けられます。寄付者は、不要になったファッションアイテムを通じて、気軽に簡単に自治体に寄付ができます!
■2:寄付は、コロナ対策支援に!
本サービスを通じた寄付は、医療機関や福祉施設などの最前線で働く医療・福祉従事者への支援や、経済的に生活が厳しい子育て家庭、飲食店などを経営する中小企業の支援など、自治体が取り組む新型コロナウイルス対策に関する事業に使われます。
■3:寄付は、ふるさと納税として税控除の対象に!
ふるさと納税ポータルサイトにおいて「モノ」で寄付ができる仕組みは全国でも珍しいサービス。本サービスは、第一弾として新型コロナウイルスの被害が大きい都市部の自治体を中心に「世田谷区」、「港区」、「中野区」、「羽村市」、「南房総市」の5自治体とスタートされます。今後、本サービスを通じて寄付ができる自治体を都市部から全国に拡大する予定。
<「断チャリプロジェクト」事業概要>
- 断チャリプロジェクト
- サービス開始日/2020年6月4日(木)~
- 参加自治体/「世田谷区」、「港区」、「中野区」、「羽村市」、「南房総市」の5自治体
- 寄付ができるアイテム/ふるさとチョイス「断チャリプロジェクト」特集ページ内のブランドリストに掲載された4,000以上のブランドが寄付対象です。
- ※ ただし、「寄付対象ブランド一覧にないもの」、「使用困難なシミやダメージがあるもの」、「ブランドタグ、品質表示タグが取れてしまった洋服」、「子供服、下着、使用した水着、着物類、電化製品。本/CD/DVD、絵画骨董品、箱なしの食器」、「正規ブランドであることが確認できない品」、「中古市場でお値段がつかないアイテム」は寄付対象外。
おうち時間の断捨離で出てきた大量の不用品の廃棄が問題になっている、と言ったニュースも最近たびたび目にします。そんな折に、多方面にアプローチする、時代に即したこんなサービスは大歓迎ですよね。しかも、自分らしく無理なく、気軽に支援や寄付に結びつくところもポイントです。
使わなくなったファッションアイテムを片付ける際は、捨てる前にぜひ、「断チャリプロジェクト」をチェックしてみるのがオススメです!
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 神田朝子