【目次】
- 「合う色」は?
- 「濃いピンク」でモダンさを両立
- 「薄いピンク」ならフェミニンさが漂う
- 「くすみピンク」落ち着いた色味で上品に
- 「春夏」はピンクトップスで高揚感のある装いへ
- 「秋冬」ピンクトップスを迎えれば鮮度が宿る
「合う色」は?
合わせる色を変えることで、ピンクトップスのあらゆる表情を引き出しましょう。着回し幅を広げるために、まずは「合う色」をチェック。
「黒」で甘口ピンクを引き締める
ピンクトップスに合わせる色に迷ったら、まずは王道の「黒」を合わせてみて。甘い印象のピンクが引き締まり、シックなムードを演出することができます。
「白」でフレッシュさをアピール!
ピンクトップスの高揚感を引き立ててくれるような「白」を合わせ、フレッシュな着こなしへ。見本のような濃いピンクとならメリハリがつき、薄いピンクとなら透明感が溢れます。
「グレー」を合わせれば糖度が和らぐ
スタイリッシュな印象の「グレー」を組み合わせると、ピンクトップスの糖度が和らいで都会的な印象にまとまります。グレーは黒よりもソフトなので、ピンクの華やかさをキープすることに成功。
「ベージュ」なら上品さが引き立つ
ピンクトップスのフェミニンさに寄り添う、優しげな「ベージュ」で上品さをまとって。柔和な配色になるので、好印象に着地します。
「ブラウン」で大人らしい表情へ
穏やかなカラーである「ブラウン」を掛け合わせて、ピンクトップスの強さを抑えれば、落ち着いた大人らしい印象に。ソフトな引き締め効果が加わるのもポイント。
「ネイビー」の知的カラーできれいめに
ノーブルな印象の「ネイビー」を掛け合わせ、知的さ漂うピンクトップスコーディネートにトライ。歌手のアシュリー・ロバーツは、淡いピンクのシャツにネイビーパンツを合わせ、メリハリを獲得しながら清潔感を漂わせました。
「カーキ」で甘辛ミックスに仕上げる
ピンクのトップスに、ミリタリーな趣が漂う「カーキ」を合わせれば甘辛ミックススタイルが楽しめます。ハンサムなカーキで格好良さを両立しましょう。
「カラー」合わせならぐっと華やぐ
見本のシエナ・ミラーのようなラベンダーや、イエロー、オレンジ、レッドなど「カラー」を掛け合わせて華やかさを演出。配色だけでなく、パステルやヴィヴィッド、ペールなど、色味に変化をつけると着回し力がさらにアップ。
「濃いピンク」でモダンさを両立
ここからは、色のトーンを分けてピンクトップスコーディネートをご紹介します。キャッチーな「濃いピンク」なら、力強さが加わってモダンさを両立することに成功。ピンクトップスを格好良く着こなしたい、そんなときにおすすめです。
ブラウン合わせなら鮮やかピンクも身近な存在に
鮮やかなピンクのシャツは、付かず離れずなシルエットで程よい抜け感を確保。ピンクの強さを和らげるブラウンのパンツとバッグを投入すれば、一見難しそうな鮮やかピンクも身近な存在に。バッグはレオパード柄を選び、メリハリをつけて。
ビッグシャツをワンピース風に着こなす
幅のあるゆったりとしたビッグシャツなら、抜け感が備わって濃いピンクに気負いなくチャレンジできます。ミニワンピース風に着こなすと、レッグラインが見えてバランスアップが実現。バッグ、小物、タイツを黒でリンクし、引き締め効果を加えればパーフェクト。
黒と白を合わせモード感を引き上げ
鮮やかなピンクトップスにマッチするよう、黒のジャケットと白パンツを合わせ、ぱきっとした配色にするとモード感が高まります。スリークなまとめ髪とボリュームのあるシルバーネックレスで、スタイリッシュさを加速させました。
濃いピンクニットを引っ掛け洒落感アップ
ブルーデニムジャケット、黒デニムスカートを合わせたフェミニンカジュアルスタイル。ブライトピンクのニットプルオーバーを肩に引っ掛けたり、シルバーや白の小物でキレの良さをプラスすると洒落感がアップします。
「薄いピンク」ならフェミニンさが漂う
キレイ色である「薄いピンク」のトップスで、フェミニンさを漂わせて。濃いピンクよりも主張が強すぎないので、コーディネートの取り入れやすいのが魅力的。
ショートトップスとハイウエストパンツで美バランス
淡いピンクのニットプルオーバーに、ブラウンのパンツを合わせて上品さを演出した歌手のアシュリー・ロバーツ。トップスはショート丈を、パンツはハイウエストを選ぶとバランスアップに繋がります。柔らかカラーに白小物を加え、切れ味よくまとめて。
ブルーデニムパンツ合わせでクールダウン
ベルト付きやフリルヘムのデザインがアクセントのパステルピンクシャツで、着映え力をアップ。ブルーデニムパンツでクールダウンさせれば、甘さが中和されて気負いなく着こなすことができます。
バイカーショーツを合わせアクティブに
淡いピンクのシャツは、ヒップを覆う丈感でリラックスムードを両立。そこにバイカーショーツを合わせれば、アクティブさが加わり軽やかな佇まいに。淡いピンクに馴染むグレーを選び、ニュアンスを漂わせるとあか抜け。
薄いピンクで上品さをアシスト
タートルニットとレースミニスカートの着こなしを披露した、ソーシャライトのニッキー・ヒルトン。柔和なピンクなら、上品さをアシストすることができます。甘さが過剰にならないよう、真っ白な小物でシャープに整えて。
「くすみピンク」落ち着いた色味で上品に
数あるピンクのトーンの中でも、上品さを存分に堪能できるのが「くすみピンク」です。ニュアンス漂うピンクトップスを取り入れることで、大人ならではのフェミニンを楽しんで。
白ワイドパンツで軽快さをアピール
くすみピンク×ボウタイがエレガントなブラウスは、タイをラフに垂らすことでこなれ感を漂わせて。そこに白のワイドパンツを掛け合わせれば、ニュアンスピンクにキレのよさがプラスされ好バランスに着地します。
黒フレアスカート合わせで淑女な佇まいへ
スクエアカットがエレガントなくすみピンクブラウスに、ふんわり広がる黒フレアスカートを合わせ淑女なオーラを放って。アンクルストラップのスリングバックパンプスで、レディな雰囲気を上乗せ。
カラーセットアップもくすみピンクなら大人顔
気分が高まるようなピンクのセットアップを着用していた、歌手のアシュリー・ロバーツ。くすんだトーンなら派手にならず、上品さを両立できます。オフホワイトのスニーカーとバッグを加え、ワントーンコーディネートをコンプリート。
「春夏」はピンクトップスで高揚感のある装いへ
カラーアイテムを取り入れたくなる「春夏」シーズンに、ピンクトップスがベストマッチ! 高揚感の漂うピンクで、季節感を高めましょう。
ストライプ×レースで爽やかにまとめる
薄ピンクのストライプシャツに、白のレースパンツを合わせて春の訪れを祝福。柄×柄も、ゆったりシルエットの上下ならエフォートレスな印象に。シャツのインに黒トップスを忍ばせ、引き締めを実行。
ピンクルックはスニーカーで外す
フリルカラーやボリューム袖のピンクワンピースを使って、ときにはロマンティックに浸って。色味を変えたピンクニットトップスを腰に巻きつつ、スニーカーを合わせてカジュアルダウンすれば気恥ずかしくなりません。真っ白なスニーカーが、季節に馴染む軽やかさを実現。
定番カジュアルは配色にこだわって無難を回避
Tシャツ、パンツ、スニーカーの王道サマーカジュアルは、ピンクとブラウンの上下にカラフルスニーカーを合わせ、無難に傾くのを阻止。レオパード柄のミニバッグを携え、ほんのりスパイスをミックスすると大人らしくまとまります。
外し役のビッグTシャツはポジティブピンクで絵になる
黒のサテンペンシルスカートと華奢サンダルのセンシュアルなボトムコーデは、ビッグTシャツ合わせでドレスダウンすると親しみやすい印象に。Tシャツは気持ちが上がるようなピンクを選び、キャッチーに仕上げて。
「秋冬」ピンクトップスを迎えれば鮮度が宿る
ダークカラーの着こなしに安心する「秋冬」シーズン。ぱっと目に留まるピンクトップスを迎えれば、鮮度を宿すことができマンネリ解消に役立ちます。大人に似合うコーディネート実例を厳選しました。
ブライトピンク×チェック柄で小気味よく
ニットプルオーバーとウールパンツでぬくもりを表現。鮮やかなピンクとチェック柄を融合させると、心地よいリズムが宿ってワンツーコーディネートもしっかり立体的。
穏やかカラーにピンクを重ねて
コンパクトな形のオリーブグリーンニットプルオーバーに、グレースカートを合わせて上品さを演出。淡いピンクのカーディガンを重ねてカラー×カラースタイルにすれば、お洒落心を満たすことにも成功します。
シックなブラウンに甘さをひとさじ
ビターなブラウンのパワーショルダーコートが主役の着こなし。シアーストッキングもブラウンで統一すれば、上品さが高まります。薄ピンクのシャツを小さく効かせると、フェミニンさが漂いしなやかに着地。
ピンクとチェック柄を迎えれば気分も弾む
鮮やかなピンクのニットプルオーバーに、くすみピンクのコートを重ねてグラデーションに。黒のパンツと小物で締めれば甘くなりすぎません。仕上げにチェック柄の大判ストールを加え、立体感と温感を上乗せ。
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香