最近、Instagram上で「ズボラでもオキシ漬けでピカピカに!」「浴室床のオキシ漬けをしました」など、ありとあらゆるところが何かに漬けられているのを見かけます。

そのオキシ漬けのオキシとは、「オキシクリーン」という酸素系漂白剤。みんながこぞって使用するこの洗剤の特徴や使い方に迫ります!

「オキシクリーン」とはアメリカ発の粉末タイプの酸素系漂白剤

「オキシクリーン(1500g)」
「オキシクリーン(1500g)」¥1,408(税込)

「オキシクリーン」は、アメリカ発の粉末タイプの酸素系漂白剤で、酸素の泡で汚れを落とし、漂白と消臭ができるものです。いまでは世界中で利用されています。

酸素の泡が衣類などの汚れを徹底的に浮き出させて洗浄します。

使える素材は、水洗いできる衣類、食器、タイルなど。家中のさまざまな汚れ落としに使えます。

すべての汚れ・ニオイが落ちるわけではないものの、そのオキシクリーンのお掃除能力が高いことから、家のキッチンや浴室、衣類、ファブリック、小物類などさまざまなものを漂白する人が多くいます。

「オキシクリーン(500g)」
「オキシクリーン(500g)」¥602(税込)

粉末タイプの漂白剤に加え、液体タイプ、スプレータイプのプレケア洗剤など、さまざまな種類があり、用途に応じて使い分けます。

オキシクリーンの基本的な使い方

オキシクリーンは、ものによって使い方が異なりますが、「オキシ漬け」や「オキシ足し」が定番の使い方になっています。

汚れを浮かせる「オキシ漬け」

「オキシクリーン」を使用した漬けおき洗いの愛称で、オキシクリーンを50℃前後のお湯で溶かして、汚れを落としたいものを漬けます。例えば、衣類の汗や皮脂汚れを洗濯前に浮かせたい場合に、お湯と混ぜてオキシクリーンの溶液を作り、そこに衣類を20分ほど漬け置き、そのまま洗濯機にいつもの洗濯洗剤を入れて洗います。

「オキシ漬け」1
1.漬けおき容器にお湯(40~60度)を用意する。
「オキシ漬け」2
2.オキシクリーンで溶液をつくる。(よくかき混ぜて溶かす)
「オキシ漬け」3
3.溶液に漬けおく。(最大6時間)
「オキシ漬け」4
4.漬けおき後、通常通り洗濯する。

いつものお洗濯にプラス!「オキシ足し」

いつもの洗濯をする際に、オキシクリーンを足すことです。汚れ落ちをサポートし、漂白と消臭を行います。

「オキシ足し」1
1.洗濯槽に直接オキシクリーンを入れる
「オキシ足し」2
2.洗濯洗剤を分量分入れる。(柔軟剤も一緒に使用可能。)
「オキシ足し」3
3.洗濯機に衣類を入れ、通常の洗濯をする。

オキシクリーンの輸入販売元に聞いてみました!

「オキシクリーン EX802G」
「オキシクリーン EX802G」¥1,221(税込)

オキシクリーンの正規輸入販売元であるグラフィコの担当者に、このオキシクリーンの流行について感想を伺いました。

「いくつか要因はあると思いますが、大手メーカー品のように、誰もが知っていて、使っている商品ではないことが一因と感じています。“私が見つけた”感とでもいうのでしょうか。

また、自然界に存在するシンプルな成分で作られている点も評価されている印象です。効果も重要ですが、環境負荷の少ない商品で、毎日のお掃除を楽しみたいというニーズもあるように思います。そういった気持ちやライフスタイルも、SNSで“映える”ひとつの要素なのかもしれません。

昨今、トレンドワードとして挙げられる、『丁寧な暮らし』『そうじ』『ナチュラルクリーニング』『SDGs』も追い風になっているように感じています」(グラフィコ担当者)

ではSNSで、多くの人の使い方を見て、どう思っているのでしょうか?

「上手に使いこなしているな、というのが率直な感想です。同時に、お客様が用途を広げてくれている商品だとも感じます。

最近、とてもアイデアの効いた使い方が投稿されていました。空の牛乳パックを漬け置き容器にするというものです。湯量もオキシクリーンも少なくて済むので、経済的かつ新しく何かを購入する必要もなくできるので、お手軽です。投稿者さんにすぐ連絡を取り、公式Instagramで紹介させていただきました」(グラフィコ担当者)

牛乳パックでのオキシ漬け、ぜひ試してみたいですね。

ところで、みんなが利用しているオキシクリーンですが、おすすめの利用方法は?

「漬けおき洗いの『オキシ漬け』のイメージが強い商品です。嬉しいことに、効果実感の声も多くいただいております。一方で、お湯を沸かすのが手間、分量が分からない、などの声も頂戴します。

そこで、お手軽な使い方として、お洗濯の際にオキシクリーンを1杯足す『オキシ足し』をご提案しています。洗濯機の撹拌で溶けますので、お湯に溶かす必要はなく、プラスワンアクションで落ちにくいニオイと汚れを落としてくれます。

オキシクリーンの失敗例やプチアイデアなど、オキシクリーンに関する情報を公式Instagramで投稿していますので、お時間ある際にのぞいてみてください」(グラフィコ担当者)

オキシ漬けだけでなく、オキシ足しもレパートリーに入れましょう!

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掃除のプロはこう使っている!アイデア3選

オキシクリーンは、家事代行のプロにも愛用されているようです。家事代行マッチングサービス「タスカジ」で掃除を担当するくくるさんはこんな使い方をしているようですよ。

■1:キッチンの五徳や魚焼きグリルをオキシ漬け

「頑固な油やこげ汚れが気になる五徳、魚焼きグリルはオキシ漬けしています。お湯20Lにオキシクリーンをスプーン5杯溶かしたオキシクリーン溶液につけ置きして、汚れが浮き上がったらすすぎます」(くくるさん)

■2:換気扇をオキシ漬け

「油やホコリ汚れが気になる換気扇は、取り外せるものはオキシ漬けして汚れを浮かせ、すすいでよく乾かします」(くくるさん)

■3:カーテンはオキシ漬けしてから洗濯!

「洗濯機で洗える素材のカーテンは、オキシ漬けしてから洗濯機にかけています」(くくるさん)

※上記で紹介したものは、独自の使用方法であり、商品本来の使用用途とは異なるものも含まれています。ご使用の際には、商品に記載の使用上の注意を必ずお読みいただき、目立たない場所で試してから行ってください。


オキシクリーンは、さまざまなものを漂白し、私たちの身の回りをきれいにしてくれます。流行りのオキシ漬けやオキシ足しで、スッキリしてみるのも良いかもしれません。

問い合わせ先

グラフィコ カスタマーセンター

TEL:0120-498-177

公式Instagram

くくるさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」にて、掃除から料理までマルチに活躍。大手家事代行会社で研修担当の経験があり、主婦経験も長い、家事のベテラン。効率よくピカピカにする熟練の掃除テクニックと心あたたまる家庭料理で、依頼者からの信頼も厚い。
ホームページ家事代行マッチングサービス「タスカジ」

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この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
石原亜香利
EDIT :
安念美和子、原田恵子(イクシアネクスト)