「顔のゆがみ」の原因&ケア方法まとめ。『precious.jp』の記事より、顔のゆがみについてピックアップした記事です。パーツの位置やフェースラインが左右非対称だとお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
- 【原因】なぜ、顔はゆがむの?
- 【メソッド1】顔の歪みをリセットする「顔筋」ほぐしマッサージ
- 【メソッド2】コリもほぐれる「咬筋(こうきん)」ほぐしマッサージ
- 【メソッド3】「老廃物を押し流す」リンパマッサージ
- 【メソッド4】左右差のゆがみを整える「ほお骨」マッサージ
- 【メソッド5】「二重あご、輪郭のもたつき」を引き締めるリンパマッサージ
【原因】なぜ、顔はゆがむの?
■顔の筋肉の「硬直」や「生活習慣」が、NG
年齢を重ねるごとに筋肉は老化していき、筋線維はどんどん硬く縮まりやすくなります。そして、顔の筋肉が硬直して顔を横に引っ張ってしまうことに加えて、生活習慣によるクセで顔のゆがみ、たるみは起こります。
そのクセとは、食事のときに片側だけで噛む、片頬に手を置いて頬づえをつく、など、無意識に偏った筋肉の使い方をしている、などということを指します。
まずはその悪しき習慣の蓄積が、ゆがみ、たるみによる「顔老け」を引き起こしていることを自覚しましょう。
顔のゆがみを矯正!たるみをリセットできる「顔筋ほぐしマッサージ」とは?
【メソッド1】顔の歪みをリセットする「顔筋」ほぐしマッサージ
■ゆがみを矯正し、たるみをリセットする顔筋ほぐし
\このマッサージの効果とポイント/
・顔の歪み、たるみが起こり、それによって老け感が増していく。
・歪みの元凶は、顔の筋肉が硬直して顔を横に引っ張ってしまうこと。
・大頬骨筋、小頬骨筋、側頭筋が交差する頬骨下に圧をかけて緩めていく、という手法が有効。
・頬の筋肉がほぐれて柔軟になると、たるみも歪みも解消されて引き締まったシャープ顔に!
<STEP.1>親指で頬骨下から圧をかけて「あぐあぐ」と口を動かす
・両手を開いて、親指の腹を頬骨の下に置く。
・4本の指は側頭部に添えて位置を固定し、両手で頭を挟むようにする。
・親指のポジションは頬骨から2㎝下あたり。
・親指の腹で斜め上に圧をかけながら、口を大きく「あぐあぐ」と開け閉めする。
・これを6セット繰り返す。
<STEP.2>ほぐす位置は、頬骨下に沿って、耳の手前のくぼみまでの4カ所
・STEP.1の要領で、頬の筋肉を捉えながら、頬骨下に沿って耳の手前のくぼみまで丸印の4カ所をほぐす。
・1カ所につき、「あぐあぐ」という開け閉めを6回行う。
顔のゆがみを矯正!たるみをリセットできる「顔筋ほぐしマッサージ」とは?
【メソッド2】コリもほぐれる「咬筋(こうきん)」ほぐしマッサージ
■エラ張りを解消する、咬筋をほぐして小顔に
\このマッサージの効果とポイント/
・食いしばりのクセによって咬筋が硬くなってエラ張りが起こり、顔が大きくなる。
・咬筋が硬くなると老廃物が溜まり、むくみが起こることも。
・顔の大きさや歪みは筋肉のコリが大きく関与しているから、ほぐすメソッドが有効。
・小さく外に円を描くように咬筋をマッサージすれば、むくみまでスッキリして小顔に!
<STEP.1>咬筋の位置を確認
・頬骨弓(きょうこつきゅう)と下顎骨(かがくこつ)をつないでいるのが咬筋。
・咀しゃく筋のひとつで、上下の歯を咬み合せる働きを行っている筋肉。
・顔を挟むように、頬骨の下あたりの指を置いたまま、グッと食いしばりましょう。
・このときにボコッと盛り上がったところが咬筋です。
<STEP.2>小さな円を描き、咬筋をマッサージしてほぐす
・こぶしをつくり、指4本の第1関節〜第2関節の平な部分を使って行います。
・両側から咬筋を挟み、圧をかけた状態で円を描くようにマッサージします。
・このとき、口元に力が入らないように口をぽかんと開けた状態にしておくこと。
・クルクルと小さく外に円を描くように、写真で示した4か所をマッサージします。
・これを各5回ずつ行いましょう。
食いしばりによる「エラ張り」を解消!顔の歪みやコリをほぐす2ステップのマッサージ
【メソッド3】「老廃物を押し流す」リンパマッサージ
■フェースラインのたるみを改善!
\このマッサージの効果とポイント/
筋肉が硬直してリンパも滞りがちなフェースラインにアプローチ。
あごを動かしながら深層部をほぐして改善していきます。
あごの関節はゆがみの影響を受けやすく、リンパ節の流れも滞りやすいため、こちらのケアで深い部分をほぐし、老廃物がたまったリンパを押し流して対策しましょう。
<STEP.1>あごの中心からやや外側の骨のきわに反対の手を当てる
・あごの2cmくらい内側にある骨のきわで、顔の中心から約1cm外側のところに、カギ形にした反対の手(左あごのケアは右手、右あごのケアは左手)の人さし指を当てていく。
・カギ形にした人さし指の第一関節から第二関節間の平面を使うことがポイント。
<STEP.2>「あぐあぐ」と口を開閉して指をずらしながらほぐしていく
・人さし指をしっかり当てたまま、「あぐあぐ」と口を開け閉めしていく(声は出さなくてもOK)。
・これを1か所で8セットずつ繰り返したら、指の位置を外側にずらしながら、片側6か所を行っていく。
・片方が終われば、反対側も同様に行う。
一生若々しい顔に!テレビを見ながら手軽にできる「フェースラインのケア」習慣6選
【メソッド4】左右差のゆがみを整える「ほお骨」マッサージ
■ほおのこけを改善!
\このマッサージの効果とポイント/
・頭の横にある筋肉が緊張して収縮すると、筋肉が付着するほお骨が引っ張られて外に張り出します。
・すると、ほおの下に影ができて、こけたような印象をつくってしまうのです。
・ゆがんだ関節に圧をかけ、ゆるめる骨格矯正の手技で緊張をとって、ほおの張り出しや左右差を整え、スッキリした張りのあるほおを取り戻しましょう。
<STEP.1>両手のひらを真横にして、ほお骨を両側からはさむ
・両手のひらを真横にして、ほお骨を両側からはさみ、指先は側頭部に軽く添えるイメージで。
・このとき手のひらの小指側がほお骨の上に引っかかるように、平行に当てることを意識して行う。
<STEP.2>ほお骨に押し込むようにゆっくり圧をかける
・手のひらをほお骨に押し込むように、ゆっくり圧をかけていく。
・後頭部にかかる指先を支点にするイメージで10秒キープし、3回繰り返し行う。
一生若々しい顔に!テレビを見ながら手軽にできる「フェースラインのケア」習慣6選
【メソッド5】「二重あご、輪郭のもたつき」を引き締めるリンパマッサージ
■顔筋をしっかり動かしてフェースラインを引き締める!
\このマッサージの効果とポイント/
・あご周りのもたつきは脂肪でなく、過度なむくみが大きな要因に!
・なぜなら、あごの関節はゆがみの影響を受けやすく、リンパの流れが滞りやすいのです。
・ここをしっかり動かしてほぐすと引き締まって見えます。
<STEP.1>手の形をカギ形につくり、皮膚がたるむラインを押さえる
・人さし指を曲げてカギ形をつくり、第一関節から第二関節の側面を使ってほぐしていく。
・二重あごで皮膚がたるむラインを人さし指の側面で押さえていく。
・あごの骨の内側に沿って、エラに向かって片側6か所ずつ、指をずらしながら行って。
<STEP.2>人さし指をあご下に置き「あ」と開ける
・あごの2cmくらい内側にある骨の際に、上でつくったカギ形の人さし指を置く。
・右あごには左手を、左あごには右手を当て、しっかり当てたまま、「あ」と口を開ける。
<STEP.3>人さし指を当てたまま「ぐ」と閉じる
・「ぐ」と口を閉じ、「あぐあぐ」と口を開け閉めする。
・これを1か所につき、8セット行い、外側に指の位置をずらしていく。
・片側6か所行い、反対側も同様に行っていく。
ほうれい線、二重あご、目尻の小ジワ…。「スマホたるみ」を解消する顔筋メソッド4選
- TEXT :
- Precious.jp編集部