好評の連載企画「季節を肌で楽しむエルメスの新名品」。今回は、HERMÈS(エルメス)のアイコニックなアイテムとして知られるカレ(スカーフ)にフォーカス! 新作のほか、カレでバッグをつくることができる話題のレザーアクセサリー「シルキット」をご紹介します。

エルメスの名作カレの可能性を広げる、噂のレザーアクセサリー「シルキット」とは?

スカーフ「カレ」とレザーアクセサリー「シルキット」でつくったバッグ
エルメスのスカーフ、カレとレザーアクセサリー「シルキット」でつくったバッグ

上品な光沢感をもつシルクツイルに、色鮮やかでアーティスティックなデザイン。ひと目でエルメスとわかる、多彩な魅力を備えたスカーフ。1937年の誕生以来、発表されたデザインはなんと2,500点以上。時代やトレンドを超越したタイムレスなオブジェ(製品)であると同時に、常に新しいクリエーションを発信し、私たちの感性を刺激してくれる存在でもあります。

首やバッグのハンドルなどに巻くほか、ベルトにしたりヘアアレンジに活用したり、さらにはインテリアにしたりと、さまざまな楽しみ方ができるカレ。ここでは新作カレに加え、カレの可能性をより広げる初登場のレザーアクセサリーをご紹介します。

■1:華やかな印象を演出してくれる、色鮮やかな新作 カレ

スカーフ「カレ 90 《楽園のオオハシ》」
カレ 90「楽園のオオハシ」¥52,000【縦90×横90cm/シルク100%】(税抜)  

フランス語で「正方形」を意味するカレ。エルメスのカレは、スカーフを正方形の額縁に見立て、アーティストにオリジナルの絵画を依頼するところから始まります。豊かなストーリーが込められたデザインが完成するまでに3カ月〜1年かかるとか。

その後、75,000色の色見本から配色を決め、1色につき1点の版をつくり、リヨン郊外のアトリエでシルクスクリーン印刷が行われます。こうして、新たなカレが誕生するまでに最長で2年間ほど。じっくりと時間をかけて、アーティストの感性と職人技が融合したオブジェがうまれます。

秋冬の新作「楽園のオオハシ」は、ロンドンを拠点とするケイティー・スコットによるもの。生物学に通じ、構造や動きまで深く掘り下げて植物や動物を描くことで知られる気鋭のアーティストです。彼女が題材にしたのは、アマゾン川流域など熱帯雨林に生息する鳥、オオハシ。カレをキャンバスに、鮮やかな色で空想上のオオハシを描き出しました。躍動感あふれるカラフルな鳥たちが着こなしに華やかなアクセントを添えてくれます。

素材はハリのある上質なシルクツイル。グリーンベースの絵柄に映えるピンクの縁取りにも注目を。シルク糸を使い、スカーフの縁を手作業で巻きかがっていくエルメスならでは仕上げです。熟練の職人技を美しいデザインへと昇華したディテールといえます。

■2:エアコン対策にもぴったりな140×140cmの カレジェアン

カシミヤストール「カレジェアン 《リスト・オ・フィル・アンカドレ》」
カレジェアン「リスト・オ・フィル・アンカドレ」¥130,000【縦140×横140cm/カシミア70%、シルク30%】(税抜) 

オリジナルサイズの90×90cmから始まり、55×55cmのバンダナや三角形、細長い「ツイリー」などさまざまなバリエーションがうまれてきたエルメスのスカーフ。なかでも幅広いシーンで活躍するのが、なめらかで手触りのよいカシミアシルク素材の大判ストール、カレジェアン。首に巻いたり肩にかけたりするほか、ひざ掛けにしても。秋冬はもちろん、春夏のエアコン対策にも役立つ便利なアイテムです。

新作「リスト・オ・フィル・アンカドレ」は、使いやすく合わせやすい無地に縁取りのアクセントを加えたデザイン。先にご紹介したカレ同様、縁は手作業で丁寧に巻きかがったもの。四隅に入った「H」のロゴがさりげないポイントです。タイムレスかつシーズンレスな、ひとつあると何かと重宝するストールです。

もっと カレ を楽しむ! 注目のレザーアクセサリー「シルキット」が登場

レザーアクセサリー「シルキット」
シルキット 各¥107,000【縦5.5×横24.5×マチ0.6cm】(税抜) 

2020年春夏コレクションでランウェイに登場し、この秋冬に発売となった新プロダクトが「シルキット」。2本セットになったレザー製のバーで、穴にスカーフを通してバッグを作ることができるユニークなアクセサリーです。素材は細かな型押しを施したカーフレザー「ヴォー・エプソン」。発色の美しさやしっかりと蝋留めされたコバもエルメスならではですね。

 「カシミヤストール「カレジェアン 《リスト・オ・フィル・アンカドレ》」と「カレ 90 《楽園のオオハシ》」でつくったバッグ
左から カレジェアン「リスト・オ・フィル・アンカドレ」、そしてレザーアクセサリー「シルキット」を使ってバッグに仕上げたカレ 90「 楽園のオオハシ」でつくったバッグ

ご紹介したカレとカレジェアンが、「シルキット」でバッグに変身! 2本のバーにはマグネットが入っており、片側がくっつく仕組みです。スカーフの大きさによって、「シルキット」はバッグのハンドルになったり、開口部のパーツになったり。カレはハンドバッグ、大きなカレジェアンはショルダーバッグとして楽しめます。

スカーフバッグのつくり方を実演!

■STEP1:スカーフの四隅を折る

スカーフ「カレ 90 《楽園のオオハシ》」とレザーアクセサリー「シルキット」
スカーフの四隅を折る

スカーフバッグのつくり方は簡単! 好みのスカーフの用意し、四隅が分かりやすいようざっくりと折ります。

■STEP2:スカーフの四隅をシルキットの穴に通す

「シルキット」の両サイドに空いた穴に、「カレ」の四隅を通す
スカーフの四隅をシルキットの穴に通す

「シルキット」の両サイドに空いた穴に、カレの四隅を通していきます。

■STEP3:シルキットの穴に通したスカーフの四隅を結ぶ

四隅を結べばスカーフバッグのできあがり
穴に通したスカーフの四隅を結ぶ

「シルキット」の穴にカレを通したら、外れないように1回くるっと結びます。四隅を結べばスカーフバッグのできあがり!

バッグ完成品
左から カレジェアン「リスト・オ・フィル・アンカドレ」、そしてレザーアクセサリー「シルキット」を使ってバッグに仕上げたカレ 90「楽園のオオハシ」でつくったバッグ

完成したバッグは軽いうえ、着こなしのアクセントにぴったり。エルメスのアイディアに脱帽のスカーフアレンジ法です。


今回はエルメスを代表するオブジェのひとつであるカレの新作と、話題の「シルキット」をご紹介しました。「シルキット」を使えば、手持ちのスカーフがバッグに早変わり。カレの楽しみと可能性を広げてくれるアイテムです。ぜひお気に入りの1枚でとっておきのバッグを完成させてください。

※掲載した商品はすべて税抜です。

問い合わせ先

エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
木村 慎
WRITING :
門前直子
EDIT :
石原あや乃