疲労が溜まっていたり、寝不足だったりするとスッキリ起きることができず、だるいまま1日がスタートしてしまう、という日もありますよね。そんな状態では仕事の効率は悪くなるし、メンタルもネガティブになってしまいがち…。

そこで、村木さんが教えてくれるのが、だるい体の血液循環&リンパの流れを良くして、凝り固まってしまった体をスッキリ軽くするメソッド。ベッドにいたまま寝起き状態でできるし、たった1分で完了する簡単さなのでオススメですよ。

だるい朝でもスッキリ起きれる!寝起きにやるべき1分メソッド

■Step1:寝た状態のまま腕と足を上に持ち上げ、ぶらぶらと動かす

仰向けに寝たまま、腕と足を上に持ち上げ、手と足をブラブラと細かく動かすと血流をアップさせる効果あり。小刻みに30秒ほど動かしましょう。

寝た状態のまま腕と足を上に持ち上げ、ぶらぶらと動かす
この動きはリンパの流れを活性化する効果もありますので、むくみやすい人におすすめです。

■Step2:肋骨を手で押さえたまま、両膝をゆらゆらと左右に動かす

これも仰向けに寝た状態のままで行います。両手で肋骨を押さえ、両膝をくっつけたまま左右にゆらゆらと動かします。脊椎、腰椎を回旋させて緩めることで、寝ている間に凝り固まった腰骨周りの筋肉の緊張をとって、動きを引き出します。腰痛解消&予防にも効果的ですよ。

肋骨を手で押さえたまま、両膝をゆらゆらと左右に動かす
朝起きていきなりハードな運動すると腰を痛めることも。朝の運動をするならば、まずはこの動きで筋肉を緩めることから始めるといいですよ。

手で押さえる位置はここ。肋骨を挟むように手のひら全体でしっかりと抑えましょう。

肋骨を挟むように手のひら全体でしっかりと抑える
肋骨を押さえることで、腰椎、脊椎の動きをしっかりと意識することができて、その周りの筋肉がほぐれやすくなります。

【まとめ|だるい朝でもスッキリ起きれる!寝起きにやるべき1分メソッド4か条】
1.朝からだるさを感じるのは血流やリンパの流れが滞っていたり、体が凝り固まっているのが原因。
2.だるいままでは仕事の効率が悪くなったり、ネガティブな気持ちに陥ってしまうマイナス面が。
3.解消法は血液循環&リンパの流れを良くして、筋肉をほぐすメソッドが有効。
4.ハードなことはせずに、寝たままたった1分でできる、ぶらぶら&ゆらゆら体操がおすすめ。


以上、だるい朝でもスッキリ起きれる!寝起きにやるべき1分メソッドを教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は10月24日の更新です。お楽しみに!

 

村木宏衣さん
アンチエイジングデザイナー
(むらき ひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。最新刊は『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:松藤あつこさん
(39歳・化粧品会社経営)
「ぶらぶら&ゆらゆら体操で、すぐに全身がポカポカして血行が良くなるのを実感できますね。寝ている間に凝り固まってしまった腰回りも緩んで動きやすくなるので、腰痛予防に効きそう。しかもたった1分でできるので、毎朝の習慣にしやすいのもいいですね」  
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子