おうち時間をより豊かに!美味しいコーヒーの淹れ方
ステイホーム以降高まっているのが、おうちカフェの需要です。
おいしいスイーツはもちろんですが、こだわりたいのがメインとも言えるドリンク。おうちで喫茶店のような本格コーヒーが淹れられたらうれしいですよね。
10月30日の「香りの日」を前に、ネスレ日本では「ネスカフェ 香味焙煎」のイベントとして「世界一のバリスタが教える“香り”の裏ワザ講座」を開催。
9月に発売された「ネスカフェ 香味焙煎 豊香(ゆたか)」と「ネスカフェ 香味焙煎 柔香(やわらか)」を飲み比べながら、レギュラーソリュブルコーヒー(微粉砕したコーヒー豆と抽出液を混ぜ合わせた新製法「挽き豆包み製法」によるコーヒー)を香り高くおいしくいただく方法を、コーヒー抽出の世界最高峰の大会「World Brewers Cup 2016」でアジア人初の世界チャンピオンに輝いたバリスタ・粕谷哲さんが紹介してくれました。
ポイントはお湯の硬さと温度
レギュラーソリュブルコーヒーをよりおいしく、香り高くいただくためにさまざまな方法を試したという粕谷さん。
ただレギュラーソリュブルコーヒーを熱湯で溶かすだけでは香りが飛び、味も単調になってしまいます。まず、使う水の硬さは軟水がオススメ。
「硬度100mg/lを越えてくるようなものになると、香りが硬くなってしまいます。鼻に吸い込んだ瞬間だけで終わってしまう。味もコーヒーが溶け込んでいない、単調な味になります。
一方、柔らかい水で淹れると甘さが増し、味も複雑さを帯びてきます。味わい自体もコーヒーの個性が感じられるようになるんです」(粕谷さん)
お湯の温度は90℃がベスト。鼻から抜けるときにしっかりと奥行きのある香りを感じられるのだそうです。
ただ、家庭では90℃を計るのは難しいところですが……。
「熱湯を一度耐熱性のあるカップに移してから使うと、ちょうど90℃から88℃ぐらいになります」(粕谷さん)
これなら、簡単に適温でコーヒーを淹れることができそうですね。
香りを追及することで味わいも深くする
香りの表現の仕方について考えるだけで、楽しみが広がる、と粕谷さん。
香りや味わいの感じ方は人それぞれ。しかし、香りを「弱い」「強い」などというだけでなく身近な物や色、時間帯に例えるなど、自由に表現することで香りについてこだわりを持つことができ、味わいにも深みが増すのだとか。自分なりに香りについて表現してみることで、カフェタイムが更に楽しいものになりそうです。
9月にネスレより発売された「ネスカフェ 香味焙煎 豊香(ゆたか)」と「ネスカフェ 香味焙煎 柔香(やわらか)」は、香りも味も異なるレギュラーソリュブルコーヒーとなっています。
コク深く、ビターチョコレートのような余韻を長く感じられる「ネスカフェ 香味焙煎 豊香(ゆたか)」、なめらかな風味とすっきりとした後味が特徴の「ネスカフェ 香味焙煎 柔香(やわらか)」。
シーンや気分によって手軽に飲み分けられるので、試してみてはいかがでしょうか。
水や温度にこだわることで、より香りに深みが増し、本格的な味わいが楽しめるコーヒー。今回教えていただいた方法で、ぜひ自宅でのカフェタイムをより優雅なものにしてくださいね。
問い合わせ先
- TEXT :
- ふくだりょうこさん ライター
Twitter へのリンク