2020年に発売されたラグジュアリーウォッチから、40~50代にふさわしい逸品をカテゴリーごとに選出する「Precious Watch Award」。今回で第3回目を迎えます。今年も高い審美眼をもつ8人のプロフェッショナルが、華やかに出そろったニューモデルのすべてを吟味し最高の一本を決定しました。
最新『Precious』1月号では「Precious Watch Award」を総力特集。この記事では、その中からダイヤモンドウォッチ賞を受賞した、ハリー・ウィンストン「ディヴァインタイム・バイ・ハリー・ウィンストン」をご紹介します。
【ダイヤモンドウォッチ賞】ハリー・ウィンストン「ディヴァインタイム・バイ・ハリー・ウィンストン」
ジュエリーウォッチのなかでも、きらめくダイヤモンドが主役を演じるタイムピースに特化した「ダイヤモンドウォッチ」部門。主にジュエラーによる華やかな顔ぶれが出そろい評価は拮抗しましたが、昨年に引き続き「キング・オブ・ダイヤモンド」ハリー・ウィンストンの作品がトップに輝きました。
それは付属のチェーンをケースに装着すればペンダントとしても楽しめる「ディヴァインタイム・バイ・ハリー・ウィンストン」。
きっと「この時計を見るのは初めて」という人も多いことでしょう。それもそのはず、とりわけ、アメリカンアールデコスタイルが色濃く映し出されたこのダイヤモンドウォッチは、既存のコレクションには属さないまったく新しい作品で、日本限定でわずか10本のみの販売というレアピースです。
「芸術品とも呼べる、贅沢の極みを表現した時計。ペンダントとしても着用可能なところも高ポイントです」(安藤優子さん)
188個ものラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンドを敷き詰めたダイヤルの上でアワーマークの役割を担うのは、6つの大粒のマーキースカット・ダイヤモンド。至高のダイヤモンドの透明感ある輝きの融合が、比類なき美を奏でて。
「Precious Watch Award」ウーマン・オブ・ザ・タイムを受賞した鈴木保奈美さんが着用!
一流の輝きを誇るハリー・ウィンストンのダイヤモンドをカットもさまざまに、惜しむことなく取り入れた珠玉のタイムピース。曲線がエレガントな装飾は、ブランドのデザインルーツであるアメリカンアールデコ。本物を極めた一本は、ドレスアップの日の最高のパートナー。
アーティスティックに曲線が遊ぶ個性的なフォルムの文字盤の周囲を、さまざまなカット、サイズのダイヤモンドでデコレート。それらが織りなす立体感のある表情と光のグラデーションが、見る者を陶酔へと誘います。
「まるで1930年代のアンティークウォッチのような、均整のとれたエレガンスが漂うジュエリーウォッチ。形や大きさが異なるダイヤモンド、ひと粒ひと粒の輝きを際立たせながら調和させる、ハリー・ウィンストンの高度な宝飾技術に改めて感服しました」(岡村佳代さん)
※掲載した商品は、すべて税抜です。
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールドを表します。
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- PHOTO :
- 浅井佳代子(人物)、戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 犬走比佐乃(人物)、関口真実(静物)
- HAIR MAKE :
- 福沢京子
- NAIL :
- 中島理恵(uka)
- MODEL :
- 鈴木保奈美
- COOPERATION :
- 安里昌悟
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、長瀬裕起子、中村絵里子(Precious)