「蟹王府 日本橋店」で提供される上海蟹は清潔な自社養殖場で育て上げた中から、厳正な免疫検査を経た健やかで安全なものを新鮮な状態で提供する。しかも様々に調理された上海蟹の料理が一年を通じて食べられるのが特徴だ。
姿蒸しだけではない!多彩に揃う「蟹王府 日本橋店」のスペシャリテ
プロの技術で育て、厳しい目で選んだ蟹を様々な食べ方で楽しんでもらい、上海蟹料理の奥深さを伝えたいとの熱意から誕生した店だけあって料理にもこだわりが存分に反映されている。
通常、上海蟹料理のスペシャリテは姿蒸しだが「蟹王府 日本橋店」には様々な角度から蟹の魅力を味わってもらいたいと、数多くの逸品料理がある。
調味料に漬けた蟹をマイナス40℃で瞬間冷凍した「蟹王府 特製氷結蟹」
100%の塩水に生きた蟹を4時間漬け、殺菌しながら余分な水分だけを出した後、自家製調味料に1日漬けた「蟹王府 特製氷結蟹」。仕上げにマイナス40℃で瞬間冷凍するため、口の中に含むと冷たい蟹の身がとろんと舌に甘く溶け、続いて蒸留酒の芳醇な香りが追いかけてくる。
ひんやりとした触感が新鮮な「特製氷結蟹味噌」
生蟹の味噌、卵、胸肉を55%以上の白酒に漬け込んで細かくしたものを型に入れ、凍らせた料理。ひんやりとした触感が口の中の温度で溶け、次第に味噌の甘みが広がっていく。
北京ダックにヒントをエて誕生!ポーピンに蟹を詰めて食べる「蟹肉炒め ポーピン添え」
蒸してから炒めた繊維がしっかりとした胸肉を、ポーピンという筒状の薄い薄餅の中に入れて食べるスタイル。胸肉の淡い甘みが滲み出るしっとり感と、ポーピンのパリッとした軽やかな食感の対比を楽しめる。 9〜10月は脂が少ないため蟹油を加えて炒め、脂が豊富な11月〜2月はそのまま炒めるなど、時季によって最適な調理法で提供している。
1人前に約10匹の蟹を使用する「南蘇名物 夫婦蟹味噌ソースかけご飯」
上海では蟹のシーズンが終わる時期に加熱した味噌や卵に油を入れて瓶詰めにして、オフシーズンにも食べられるように保存する風習がある。それにヒントを得た料理で、濃厚な蟹の味を白米とともに楽しむ。この料理に使用する味噌や白子、卵と身は希少部位のために、1人前に約10匹を使用している。
最上級の上海蟹をシーズン問わずに楽しめる「蟹王府 日本橋店」で、めくるめく美味の世界を堪能してはどうだろうか。
問い合わせ先
問い合わせ先
- 蟹王府 TEL:03-6665-0958
- 住所/東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井二号館1F
- 営業時間/11:00〜15:00、17:00〜22:00
定休日/施設に準ずる
価格/ランチセット¥2,800(サービス料別)〜、ディナーコース¥25,000〜(サービス料別)
アラカルトメニューもあります。
※価格はすべて税抜です。※営業時間などの詳細は、店舗HPなどでご確認ください。
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- TEXT :
- 津島千佳 ライター・エディター