1975年、従来の構築的で堅苦しいスーツとは異なるアンコンジャケットを提唱し、のちにモードの帝王と称されるジョルジオ・アルマーニ氏。各々の体型に軽やかにフィットし、着る者の個性を際立たせる。この新しい概念とアプローチが紳士服の世界に革命をもたらし、また同時にブランドのスタイルとして今日まで受け継がれているものだ。
ブランドのスタイルが息づく公私を問わず愛用のユニフォーム
ジョルジオ アルマーニのカシミヤTシャツ
ショーのフィナーレ後の挨拶やメディアの前に立つ際、そして別荘でのバカンスでも、本人が公私にわたりユニフォームのごとく愛用しているカシミヤのTシャツも然り。氏の鍛え上げられた体に沿う様が物語るように、そのシルエットが美しく、あるいは誇らしい自分だけのフォルムを描き出し、そこはかとない男の色気すら薫らせるのだ。さらに今季はロングセラーの2色に加え、日本限定カラーも登場する。1色に決め打ちするのも、色違いで着回すのもいい。氏の着こなしが証明するとおり、ときにこれ1枚で、ときにインナーで、一年中重宝するはずだ。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020年冬号より
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- PHOTO :
- 唐澤光也(RED POINT/静物)
- STYLIST :
- 菊池陽之介