東京オリンピックが開催された1964年に誕生した、浅草演芸ホール。東京4大「落語定席」として落語のほか、漫才、漫談、マジック、曲芸、紙切り、ものまね、コントなどを365日公演。多くの落語家や有名お笑い芸人を生み出してきた「演芸の聖地」です。

そんな由緒正しき場所にやってきた猫ジロリくんは、そのかわいさで関係者を虜にしているそう。

キジトラだけど、その模様から“なんちゃってアメショ”って言われてるニャ

体重6キログラム、手足も太く立派な体格のオス猫です。演芸ホールにやってきたお客様や、芸人さんたちを癒やすためにやってきた……のではなく、実は大切な役割のためにスカウトされてきた“お仕事キャット”なのです。

■僕の仕事は……ねずみ捕り!

みんなが帰ったあとが、僕のお仕事タイムニャ!

繁華街にある演芸ホールでうれしくないお客様といえば、ネズミ。同ホールには以前も猫がいたことがあり、そのときはネズミ被害も抑えられていたのですが、その猫が引退してから、徐々に増加。ときには高座真っ最中の落語家の後ろをネズミが横切るというハプニングもあったのだとか。

そこで後任の猫を探していたところ、保護猫のジロリくんに白羽の矢が立ったのだそう。

捕まえた獲物は、テケツ(切符売り場)に届けるニャ

■ジロリくん、切符売り場でも大人気!

お客様をお迎えするニャ
スタッフのお仕事ぶりを見張ってるニャ

そんなジロリくんですが、演芸ホールが開場しているあいだは木戸、またはテケツと呼ばれる切符売り場の小部屋で過ごします。狭いながらも外を見られる環境は猫にぴったり。木戸口の穴から手や顔を出したりと、ユーモラスな姿を見せているうちに多くの人にその存在が知られるようになりました。

ひと仕事したら休憩……ニャムニャム…

■本にもなりました!

僕の本が出たのニャ!

演芸ホールに勤めはじめて1年足らずで、雑誌やテレビなどの取材を受けるようになったジロリくん。遂には『浅草演芸ホールの看板猫 ジロリの落語入門』(河出書房新社刊)という書籍まで発売され、これには多くの芸人さんからも羨ましがられているんだとか。

三遊亭小遊三師匠とも共演したニャ♪

かわいい姿でせっせとお仕事を頑張るジロリくん、浅草へお出かけの際は、是非会いに行ってみてはいかがでしょうか。

カウンターの上のジロリくん
PROFILE
ジロリくん
最新のジロリくん情報はこちら。■Twitter:@mistresskuro444 ■instagram:@jirori0802
この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2017.11.18 更新
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PHOTO :
河出書房新社、浅草演芸ホール
WRITING :
橘川麻実
EDIT :
青山梓(東京通信社)
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