【目次】
- 「Xライン」は上半身、下半身どちらもカバーできる
- 「Yライン」は上半身カバーにおすすめ
- 「Aライン」は下半身カバーにおすすめ
- 「Iライン」で全体をすっきり見せ着痩せを叶える
- 「色の効果」を活用する
- 「3つの首」見せで華奢に見せる
「Xライン」は上半身、下半身どちらもカバーできる
まず最初にご紹介する「Xラインコーディネート」とは、くびれを強調した着こなしのことです。トップス、ボトムスいずれにもゆとりがあるため、上半身と下半身両方のカバーが叶う頼もしいテクニック。仕上げにウエストをきゅっと絞り、バランスアップを図って。
ゆとり袖&フレアラインでメリハリを手に入れる
ゆったりとした袖口とふわっと広がるAラインのワンピースは、二の腕カバーと下半身カバーが叶うアイテム。共布ベルトでウエストをきゅっと絞り、さらなるメリハリを授けて。ポインテッドトゥのヒールパンプスを合わせ、露出している部分を華奢に見せるとスタイル美人な効果が倍増します。
黒が映えるベージュワンピースでくびれを強調
ゆとりのあるリラクシーなベージュニットワンピースは、黒のベルトでウエストマークしてくびれを強調すれば着痩せが狙えます。ハイヒールブーツで足元をモダンに仕上げたことで、お洒落な雰囲気もぐっとアップ。
トップスをAラインスカートにインすればベルトいらず
つかず離れずな絶妙シルエットの白シャツと黒スカートをセレクト。スカートはAラインを選びつつ、シャツの裾をインすることでベルトいらずでウエストが強調できます。さらにスカートがハイウエストなので、脚長に見えるのも高ポイント。
仕上げのベルトで見違える
タートルニットとジャケットをレイヤードした着こなしに、ふわりと広がるチュールスカートを合わせ流れるようなシルエットをメイク。仕上げにジャケットの上からベルトでウエストマークすれば、Xラインが浮き出て美体型。
パンツスタイルはワイドシルエットが吉
パンツを使ってXラインを作る場合は、ワイドパンツを選ぶのが有効です。適度なゆとりのあるシャツと脚のラインを見せないワイドパンツを選び、全身をカバー。のっぺりするのは避けたいから、シャツの裾をインしつつベルトを添えると好バランス。さらに華奢な手首を見せてメリハリを授けているのも参考になります。
「Yライン」は上半身カバーにおすすめ
続いてご紹介する「Yラインコーディネート」は、腕やお腹周りなど、上半身をカバーできる着痩せテクニックのこと。上半身にボリュームを作り、下半身はすっきり見せることで良バランスへと導くことができます。
ふんわりパフスリーブで腕をカバー
何かと気になる二の腕をカバーできる、パフスリーブのブラウス。深いVネックデザインなら、シャープさも両立することができ着膨れして見えません。トップスにボリュームがある分、ボトムスはスキニーパンツでほっそり見せるのが正解。
Yラインワンピースで楽々着痩せを叶える
トップにゆとりがあり、ボトムがタイトになったワンピースを選べば、テクニックいらずで楽々上半身カバーが叶います。さらに黒を選んだことで引き締め効果もばっちり。モダンなネックレスやラベンダーカラーのパンプスで、華やかさもクリア。
きれいめカジュアルも両立できるYラインコーデ
適度なゆとりのあるハイネックニットに、タイトスカートを合わせた上半身カバーコーディネート。白と黒の明確なコントラストがメリハリを授けます。足元にはヌーディなヒールサンダルを迎え、脚長効果を上乗せ。
ヒップまで覆うロングシャツを活用
腰、お腹周りをすっかりカバーしてくれる白のロングシャツを活用しつつ、黒のバイカーショーツとタイツの組み合わせで下半身はほっそりと。(もちろんレギンスでもOK!)チェーンストラップのショルダーバッグやチャンキーチェーンのネックレス、ベレー帽で視線を上に誘導し、さらに下半身のスマートさを強調しているのも◎。
ゆったりシャツ×バイカーショーツでメリハリ作り
袖幅や身幅にゆとりがあり、ヒップまで覆う丈のシャツを活用して上半身をカバー。そこにバイカーショーツとヒールサンダルを合わせ下半身をきゅっとコンパクトにまとめれば、理想とするYラインコーディネートが出来上がります。淡いピンクとグレーのかけ合わせも絶妙!
「Aライン」は下半身カバーにおすすめ
Yラインとは反対に「Aラインコーディネート」はヒップや脚のラインなど、下半身カバーにおすすめです。下半身にゆとりを作る分、上半身をコンパクトにまとめればメリハリのある着こなしに仕上がります。
黒で繋いで引き締めとシックも手に入れる
おさまりの良いキャミソールに、ゆとりのあるワイドパンツを合わせAラインを意識。全身黒にこだわれば、シックなムードが両立でき着映えが叶います。黒がのっぺりしないよう、サテンやレザーのツヤを頼りにすると立体的に着地。
ガウチョパンツで華奢な足首を強調
コンパクトな黒のタートルニットで上半身を引き締めたら、チェック柄ガウチョパンツを合わせ流れるようなAラインをメイク。裾がたっぷりと広がっている分、華奢な足首が強調されてさらなるスタイルアップ効果が期待できます。
フィット&フレアで作るAラインコーデ
ぴたっとした黒のノースリーブトップスに、ベージュのドット柄フレアスカートを合わせフィット&フレアコーディネートへ。細ベルトを使ってくびれを際立たせたことで、華奢見え効果を上乗せしながらきちんと感もゲット。
くびれを強調してスカートにボリュームを持たせる
シルエットのスマートさは確保しながら、インに黒タートルを迎えたことでシャープさが強調された上半身コーディネート。それに対し、フレアスカートの広がりを太ベルトで際立たせたことで、美しいAラインが出現。ヘアもきゅっとコンパクトにまとめているのが好バランス。
ベルトマーク×レイヤードで下半身にボリュームを集めて
ノースリーブの黒ワンピースに、黒ベルトを足してくびれをメイク。そこに白のワイドパンツを忍ばせボリュームを下半身に集めれば、脚のラインがカバーできます。上半身のコンパクトさが強調されたAラインコーディネートが完成。
「Iライン」で全体をすっきり見せ着痩せを叶える
「Iラインコーディネート」は、まさにアルファベットのIのように縦長ラインを強調することで、全体をすっきり見せる着痩せテクニックです。すらりと見せ、スタイルアップを叶えましょう。
黒のノースリーブワンピースが大活躍
ワンピース一枚でIラインを作るなら、ノースリーブ、そして裾の広がりが少ないものをセレクトして。さらに黒を選べば、引き締め効果が手に入るだけでなくIラインを濃く浮き上がらせることができます。
切れの良い白×Iラインなら膨張とは無縁
オールホワイトコーディネートは、膨張色ゆえに着痩せには不向きと思いがち。けれど、ぱきっとシャープな切れの良い白カットソーを迎えつつ、ノースリーブ×パンツでIラインを作れば大きなスタイルアップ効果を発揮することができます。
ストライプのジレでIライン効果を上乗せ
広がりのない、すとんと落ちる白のシャツワンピースに、ネイビーのロングジレを重ねてIラインを強調。さらにピンストライプが施されたデザインなら、縦長効果を上乗せすることに成功します。コンパクトにまとめたヘア、黒のシューズなど、他の箇所も小さく小さくまとめて。
ぴたっとタートル×タイトスカートでほっそりと
ボディラインに沿う黒タートルニットに、タイトスカートを合わせ全体をスマートに見せたIラインコーディネート。パンプスのTストラップもスマートさを強調しながらスタイリッシュさを両立。花柄と鮮やかイエローのバッグが華やぎもクリアします。
「色の効果」を活用する
X、Y、A、Iとライン別コーディネート以外にも「色の効果」を使った着痩せテクニックも活用すると、さらなるスタイルアップ効果が狙えます。王道の引き締めカラーである「黒」の使い方と、膨張色とは反対の「収縮色」を使ったコーディネート例をピックアップ。
Iライン×黒のかけ算で大きな着痩せ効果を
ノースリーブのリブトップスとスラックスで作るIラインコーディネートは、オールブラックにこだわることで引き締め効果を上乗せ。微光沢感のあるパンツを選んだことで、黒同士が同化してのっぺり見える心配もありません。
重心を上に置いてスタイルアップを図る
トップスに黒、ボトムスに白を選んで重心を上に置けば、軽快さが加わってスタイルアップが叶います。ゆとりのあるTシャツとショートパンツの組み合わせなら、Yライン効果もばっちり。
黒のロングアウターで覆ってスマートに見せる
シンプルなベージュのワンピースは、同じ丈の黒コートで覆うことでスマートに見せることができます。さらにいずれもミモレ丈を選びつつ、ポインテッドトゥパンプスを掛け合わせきゅっと華奢な足首を強調し、着痩せに繋げて。
収縮色である寒色も引き締め効果アリ
黒で統一したパーカとレギンスの組み合わせに、ネイビーのジャケットを足してYラインをメイク。ネイビーのような寒色は収縮色に分類されるので、黒の引き締め効果を倍増させることができます。
「3つの首」見せで華奢に見せる
最後に、身体の中でも華奢な部分である首、手首、足首を強調した「3つの首」を見せる着痩せテクニックをご紹介します。一箇所だけ見せてもよし、三箇所全て見せても良いのでスタイリングによって変えてみてくださいね。
クロップドフレアパンツで足首を強調
足首を強調するなら、クロップド丈、そしてふわっと広がるフレアラインのボトムスを選ぶのが有効です。見本はパンツですが、もちろんスカートでもOK。さらに甲浅のシューズを合わせれば、同じく華奢な部分である足の甲の強調にも繋がってバランスアップできます。
ゆとりを作ったブラウジングで手首を強調
なんだかバランスがイマイチ、なんて時には、トップスの袖を捲り手首を見せるとスタイルアップと垢抜けに繋がります。手首を強調する場合も、袖幅にゆとりのあるトップスの方が華奢さを強調することができ美バランス。
3つの首を見せられるワンピースをセレクト
首、手首、足首を見せることができるワンピースは、Xラインと黒を選んだことで着痩せ効果が抜群。さらにスクエアネックはデコルテを美しく演出してくれるという点も見逃せません。レディなワンピースなので、コンフォートサンダルとかごバッグで抜け感を演出。
着こなし×アイテム選びで3首見せを実践
シャツのボタンを適度にあけつつ、袖をブラウジングして首と手首を見せて。ボトムスはミモレ丈のスカート選び、さらにスキンカラーに溶け込む色のサンダルを迎え華奢な足首を強調。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香