カルティエから、独自の表現でストーンの奥深い魅力に引き込む新作ハイジュエリーコレクション「シジエム サンス パル カルティエ」が誕生しました。

第六感を意味する同コレクションは、7つのキーピースを含むクリエイションで構成され、光や色彩で知覚を刺激し、感情を揺さぶります。

アンバサダーを務めるのはテヘラン生まれの女優、ゴルシフテ・ファラハニ。

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「シジエム サンス パル カルティエ」アンバサダーのゴルシフテ・ファラハニ PHOTO:Julien Vallon (C) Cartier

彼女の持つ多彩な表情と個性が、多様な文化をインスピレーション源とするカルティエ ハイジュエリーの世界を体現しています。

メゾンの歴史に新たな章を加える、輝かしいクリエイションを紐解いていきましょう。

第六感を呼び覚ます!知覚を惑わす7つの輝き

アイコニックなパンテールモチーフ、有機的なフォルム、カラフルに煌めく光などが、メゾンの比類なきサヴォアフェールによって表現された「シジエム サンス パル カルティエ」を構成する7点をご紹介します。

■1:巧妙な仕掛けを宿す、視線を奪うルビーの輝き「ファン」

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リング【プラチナ×ルビー×ダイヤモンド】 PHOTO:左/Iris Velghe(C)Cartier 右/(C)Cartier

トップに輝く8.20カラットのルビーの真下に、4.01カラットのローズカットダイヤモンドがあしらわれたリング「ファン」。ルビーに差し込んだ光がダイヤモンドに達すると、生き生きとしたレッドの色合いがさらに鮮やかに引き立ちます。

極限まで見えないようにデザインされた台座によって、異なるサイズと色のストーンから生まれるコントラストが際立つデザインも秀逸です。

■2:視覚効果を駆使したリズミカルなデザイン「メリド」

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ネックレス【ホワイトゴールド×ダイヤモンド×オニキス×ロッククリスタル】 PHOTO:左/Iris Velghe(C)Cartier 右/(C)Cartier

ダイヤモンド、オニキス、ロッククリスタルが幻感的な格子模様を描き出し、絶えず動いているようにも見える複雑な構造に仕上げられたネックレス「メリド」。

シンプルであると同時に、作品に力強さをもたらすモチーフは、各パーツが異なる高さで隣り合い、ストーンが無限に増え続けていくような視覚効果によってジュエリーの立体感がいっそう増しています。

■3:パンテールの躍動感を表現「ピクセラージュ」

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ネックレス【イエローゴールド×トパーズ×ダイヤモンド×オニキス】 PHOTO:左/Iris Velghe(C)Cartier 右/(C)Cartier

メゾンの大切なアイコンであるパンテールのスポッツがあしらわれたネックレス「ピクセラージュ」は、その名のとおりデジタル画像の“ピクセル”を思わせる幾何学的なパーツを組み合わせたデザイン。ポリッシュ仕上げのオニキスが斑点を、ホワイト、イエロー、オレンジ ダイヤモンドが黄金色に輝く豊かな毛皮を表現しています。

中央に配された合計27.43カラットの金褐色のトパーズ3個がモチーフを引き立てつつ、輝かしいオーラを放ちます。

■4:視覚を惑わすドラマティックな意匠「パレリア」

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リング【プラチナ×ブルーサファイア×ダイヤモンド×エメラルド×ブラックラッカー】 PHOTO:左/Iris Velghe(C)Cartier 右/(C)Cartier

「パレリア」リングの中央に鎮座する鮮やかなブルーサファイア カボションは、21.51カラット。内側から光を発するように輝きます。その周りに配された5重のダイヤモンドとエメラルドは、まるで湖面に反射する光のよう。

洗練を極めるモチーフは、取り外してブローチにすることができます。

■5:ダイヤモンドで輝きを増す、エメラルドのフリンジ「アラクソア」

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ネックレス【プラチナ×ダイヤモンド×エメラルド】 PHOTO:左/Iris Velghe(C)Cartier 右/(C)Cartier

メゾンのサヴォアフェールに深く根付いた専門技術によって生まれた、エメラルドのフリンジが圧倒的な美しさで魅了するネックレス「アラクソア」。

あちらこちらに点在するダイヤモンドが動くたびに束の間の煌めきを添えることで、よりいっそう視線を惹きつけて離しません。

■6:芳醇な果実を想わせる優美さ「シャルカラ」

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ネックレス【ホワイトゴールド×ダイヤモンド×カラートルマリン×ピンクサファイア×ガーネット】 PHOTO:左/Iris Velghe(C)Cartier 右/(C)Cartier

球体のフォルムに磨き上げられたジェムが、格別の優美さを醸し出すネックレス「シャルカラ」。カラートルマリンとサファイアのピンクに、ガーネットとダイヤモンドを組み合わせた、同系色の美しいグラデーションで構成されています。

直線と曲線のバランスのなかに、ゆったりとしたボリュームを際立たせるデザインは、熟した果実のような有機的なフォルムを描きます。

■7:多様なカットのダイヤモンドが織りなす輝き「コリュサン」

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ネックレス【プラチナ×ダイヤモンド】 PHOTO:左/Iris Velghe(C)Cartier 右/(C)Cartier

カイト、オクタゴナル、エメラルド、トライアングル、バゲット、ブリリアントの合計6種類の異なるカットのダイヤモンドを採用したネックレス「コリュサン」。

立体的にセットされたダイヤモンドがさまざまな角度で光を反射し、独特の高貴なまばゆい輝きで身につけた人を包みます。

美がもたらす圧倒的な感動を表現!「シジエム サンス パル カルティエ」ディレクターにインタビュー

本コレクションの「クリエイションとスタイル」について、ハイジュエリー クリエイティブ ディレクターであるジャクリーヌ・カラチさんにインタビュー。デザインが生まれた背景や、印象的なコレクション名が選ばれた理由など、Precious.jpが独自にお話をうかがいました。

カルティエのハイジュエリー クリエイション スタジオ ディレクターを務めるジャクリーヌ・カラチさん
カルティエのハイジュエリー クリエイティブ ディレクターを担う、ジャクリーヌ・カラチさん (C)Cartier
──今回の発表されたジュエリーはどれもとてもモダンなデザインで、かつ宝石が斬新な使われ方をしていると感じました。そのようなデザインが生まれた背景を教えてください。

「本コレクションは、美を前にして人が覚える圧倒的な感動を表現する手法として、知覚に訴えかける工夫を凝らしてみたい、という思いから生まれました」

──なかでも特にチャレンジングだったデザイン、技法は何でしょうか?

「このコレクションに登場するデザインや、それらの実現に伴う困難についてお話しするとなると、数多くのピースのうちどれを例に挙げようかと迷ってしまいます。 

一つ挙げるとしたら、見る人の知覚を大きく惑わすネックレス、メリドでしょうか。揺らめく煌めきのエフェクトからインスパイアされたトロンプルイユ(だまし絵)ネックレスであり、素材の組み合わせが鍵となっています」

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「メリド」ネックレス PHOTO:Julien Vallon (C) Cartier 

「このネックレスはさながら、視覚を誘い込む迷路です。身につけている人が動き始めると、ストーンの煌めきと各パーツの高さの違いがもたらす遠近感が相まって、視覚を惑わせるのです」

──とても抽象的である「第六感」というワードを、コレクション名に選んだ理由を教えてください。

「このコレクションの核となるテーマは、『知覚に働きかける仕掛けを通して、自然の美、ストーンの美しさといった美と出合ったときに、人が覚える圧倒的な感動を表すこと』です。

出発点は常にストーンです。そして、ストーンとその神秘へのオマージュとして、圧倒的な感動を呼び覚ますことがゴールです。

ハイジュエリーならではの高貴な素材とたっぷりとしたボリュームは、人々の知覚を刺激してやみません。知覚は光と色彩によって研ぎ澄まされるからです。

シジエム サンス(第六感)は、五感のコンビネーションにより生まれるもの。五感が螺旋状に連なり、人間の感情知能に訴えかけるのです。そして圧倒的な感動を覚えたときに感じるものこそが“第六感”なのです」

コレクションの詳細はこちらから


以上、ハイジュエリーだけがもつ、人の心を打つパワーを存分に感じさせる「シジエム サンス パル カルティエ」についてご紹介しました。

その類稀なる美しさは、第六感までも呼び覚まし、多くの人の感情を高鳴らせるでしょう。

問い合わせ先

カルティエ カスタマー サービスセンター

TEL:0120-301-757

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この記事の執筆者
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WRITING :
神田朝子
EDIT :
谷 花生