「一連」って「いちれん」以外になんと読む?答えられますか?
明日、10月3日は、ドイツの祝日『ドイツ統一の日』です。
1990(平成2)年のこの日、旧東ドイツと旧西ドイツが45年ぶりに統合となり、現在のドイツになりました。
ベルリンの壁が崩壊してから、約一か月後です。
本日は、「統一」の「一」という字の入った、意外な読み方のクイズをお送りします。
【問題1】「一連」って「いちれん」以外になんと読む?
「一連」という日本語の、「いちれん」以外の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ひと続きに並ぶようす。一列。」「同じ程度。同列。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「結婚とお誕生日のお祝いを一連で考えるわけにはいかないわ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 一連(ひとつら) です。
「一連(いちれん)」と読むと、「関係あることのひとつながり。」「穴に糸やひもなどを通してつらねたもののひとつながり。」という意味ですが、
「一連(ひとつら)」と読むと、「同列」という意味でも使用される言葉になります。
文脈に気を付けて読んでくださいね。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「一行」って読み仮名5文字でなんと読む?
「一行」という日本語の、「いちぎょう」以外の、読み仮名5文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「物語の一部分。」「文章のいちぎょう。また、非常に短い文章。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「あの小説は、推しキャラが活躍する一行以外は、うろ覚えなのよね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 一行(ひとくだり) です。
物語の「章」や「段落」など、ある程度まとまったひとつづきの内容を「くだり」と表現しますよね?
また、江戸時代、離縁状は3行半の長さで書くのが一般的だったことから、離婚の意思を「三行半(みくだりはん)」と表現することもあります。
みなさま、読めたでしょうか?
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本日は、10月3日『ドイツ統一の日』にちなんで、
・一連(いちれん/ひとつら)
・一行(いちぎょう/ひとくだり)
など、「一」の入った意外な読み方を持つ熟語をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱