【第10問】寝起きが悪い人は、目覚まし時計のスヌーズ機能を使うとよい?

「NO」と答えたあなた、正解です。

一度アラームを止めても、一定時間が過ぎると再度アラームが鳴るスヌーズ機能は、百害あって一利なし。スヌーズ機能に頼らず、1回目のアラームで無理やりにでも起きるほうが無難です。

というのも、1回目のアラームの後、二度寝すると、朝にもかかわらず、深夜の深い眠りの際に出現する徐波睡眠がもたらされることが、研究で判明しています。その状態でスヌーズの2回目のアラームが鳴ると夜中にたたき起こされたのと同然。目覚めは最悪です。

朝、起きるのが苦手な人の中には、実際に起きるべき時間の30分も前にアラームをセットしておき、スヌーズ機能で30分後に起きるという人もいますが、「スヌーズに頼らなきゃ起きられない」という思い込みは捨て、本来の起きるべき時間にアラームをセットしましょう。

実は、“睡眠慣性”といって、睡眠がじゅうぶん足りていても、起きた瞬間は誰しも寝ぼけたり、頭がぼんやりしたりします。寝足りないように感じるのは、睡眠慣性による一種の錯覚なので、「えいやっ」と起きて光を浴びるのが得策です。

また、そもそもアラーム音でたたき起こすこと自体が不自然な方法ではあるので、より自然な状態でスッキリ目覚めるには、タイマー機能でカーテンを開けられる装置や、光で起こす目覚まし時計などを使ってみるのもいいでしょう。

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この記事の執筆者
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WRITING :
中田綾美
EDIT :
谷 花生