交通系ICカードの元祖・『suica』の正式名称、ご存知?どういう意味でしょう?
明日・11月18日は、日本で最初の交通系ICカード・『suica』(JR東日本)の運用が開始された日です。
2001(平成13)年のこの日からの運用開始…ということで、日本の交通系ICカードは運用開始から、明日でちょうど20年、ということになります。これ以前も自動改札機は存在していましたが、プリペイド式の磁気カードを改札機に直接通過させるなどの形式でした。…思い出してみると「そういえばそうだった」と懐かしいですね。
現在は交通系ICカードが、さまざまな鉄道会社をまたいで利用できたり、交通以外の電子マネーとしての互換機能も有しているなど、大変便利になりましたが…
本日はまず、こんなクイズを用意してみました。
【問題1】『suica』の正式名称は??
日本初の交通系ICカード『suica』の正式名称「Super ○○○○○ Intelligent Card」の〇の部分に入る英単語をお答えください。
ヒント:自動改札機+非接触型交通系ICカード…というアイテムの導入を、切に必要としている場所といえば、どんな場所でしょう?
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… Urban です。
『suica』 は「Super Urban Intelligent Card」が正式名称で、「大変都会的な知的なカード」という意味になります。
確かに、人口の多い都会では、特に通勤・通学時など、スムーズに多くの人が改札を通過できるシステムが必要とされますよね?
さて、2問目は「都」という字の入った難読クイズです。
【問題2】「都鄙」ってなんと読む?
「都鄙」という日本語の、正しい読み方をお答えください。
ヒント:「都会と田舎」という意味の言葉です。
<使用例>
「地元愛、的な感覚は、都鄙で差があるのでは?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 都鄙(とひ) です。
「鄙」という字は、「鄙びる(ひなびる)」「辺鄙(へんぴ)」などの言葉に使用される「田舎」を表現する漢字です。
都市には都市の、田舎には田舎の良さがありますが、どちらの場所でも、現代はさまざまなICカードが利用可能になり、大変便利です。このような時代が始まったのが、ほんの20年前…と改めて考えると、感慨深いですね。
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本日は11月18日、日本発の交通系ICカード『suica』が運用され始めた日にちなんで、
・『suica』= Super Urban Intelligent Card(大変都会的な知的なカード)
という名称の豆知識と、
・都鄙(とひ)
という日本語の読み方をおさらいいたしました
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:毎日新聞ウェブサイト(2016年7月17日)/JR東日本ウェブサイト/一般社団法人日本地下鉄協会ウェブサイト/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱