「瓶詰」ってなんと読む?「べいきつ」?…いえいえ、良く知っているものです!
明日・1月20日から、暦は『大寒(だいかん)』、1年で最も寒い時期に入ります。
「大寒」は二十四節気の一つで、「太陽黄経が300度のとき」を指しますので、天文学的に、年によって微妙に日付が前後します。
東洋の暦で「大寒」にあたる日は、西洋占星術上「水瓶座のはじまり」の日とされています。
…という事で本日は「瓶」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「釣瓶」ってなんと読む?
「釣瓶」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「井戸水を汲むために、縄や竿などの先につけてつるす桶。」という意味の言葉です。
<使用例>
「釣瓶が古くなってきたから、新しいものに取り換えたほうが清潔なんじゃないかしら?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 釣瓶(つるべ) です。
『朝顔に 釣瓶とられて もらい水』
…という、加賀千代女(かがのちよじょ)の俳句が大変有名ですね。昨今は井戸を利用する機会が少なくなったものの、「釣瓶(つるべ)」という言葉はご存知だと思います。熟語単体でも、読めるに越したことはありません。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「瓶詰」ってなんと読む?
「瓶詰」という日本語の、正しい読み方をお答えください。
ヒント:みなさまも日常的に利用されているアイテムだと思います。
<使用例>
「このワインに合わせて、お土産で頂いたスタッフドオリーブの瓶詰を開けましょう!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 瓶詰(びんづめ) です。
水瓶座(みずがめざ)の「瓶(かめ)」という字、実は、「土瓶(どびん)」などの「瓶(びん)」の字でもあります。出題の流れに惑わされず、正解できたでしょうか?
「瓶(びん)」は、実は常用漢字です。義務教育で履修する字ですので、間違えないよう、お気をつけくださいね。
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本日は、明日・1月20日からの『大寒』にちなんで、水瓶座の「瓶」という字の入った日本語から、
・釣瓶(つるべ)
・瓶詰(びんづめ)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:国立天文台ウェブサイト/同支社女子大学ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱