「辛辛」ってなんと読む?「しんしん」?…いえいえ、みなさまご存知の言葉ですよ!
明日・1月22日は『カレーの日』という記念日です。
1982(昭和57)年のこの日、学校給食創立35周年を記念し、全国の学校給食の統一メニューとして「カレーライス」が提供された事から、この日が選ばれました。
カレーと言えば、スパイスの効いた辛さが特徴です。
本日は「辛」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「辛辣」ってなんと読む?
「辛辣」という日本語の、正しい読み方をお答えください。
ヒント:「味が極めてからいこと」「非常に手厳しいこと」という意味の言葉です。
<使用例>
「あの方、カッとなると、言葉の選び方が過剰に辛辣になるのよね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 辛辣(しんらつ) です。
「辛辣(しんらつ)」は、大人の会話にしばしば登場する熟語で、例文のように「手厳しい」という意味で使用される事が多いですね。もとの意味は「味が極めてからいこと」と、味覚に関係する言葉なのです。ちょっと意外ですよね?
しかし、「辣油(ラーゆ)」にもこの字が使用されている意味が納得できます。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「辛辛」ってなんと読む?
「辛辛」という日本語の、正しい読み方をお答えください。
ヒント:「やっとの思いで。かろうじて。」という意味の言葉です。
<使用例>
「登山中、道に迷って途方にくれて…地元の方に遭遇して、命辛辛、帰って来たわ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 辛辛(からがら) です。
例文のように「命辛辛(いのちからがら)」という熟語になっているとややわかりやすくなりますが、
「辛辛(からがら)」単体では読み方に迷った方も多いのでは?
実は「辛辛(からがら)」は単体でも使用できる言葉です。
「ジムのトレーニング、最初は辛辛こなす感じだったけれど、だいぶ慣れてきたわ。」
というように使用します。
***
本日は、明日・1月22日『カレーの日』のトリビアとあわせ、「辛」という字の入った日本語から
・辛辣(しんらつ)
・辛辛(からがら)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:全日本カレー工業協同組合ウェブサイト/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱