「緋金錦」ってなんと読む?「ひきんにしき」ではないですよ!
明日2月13日は、『NISA(ニーサ)の日』という記念日です。
2014(平成26)年から少額投資非課税制度=NISAが始まったことを記念して制定され、
「213(ニーサ)」の語呂合わせになっています。
資産運用に、NISAを活用していらっしゃる方も多いのではないでしょうか?お金は、人生計画に密に関わって参りますね。
本日は、「金」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「緋金錦」ってなんと読む?
「緋金錦」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「金糸を織り入れた緋色の錦。」を意味する言葉です。いわゆる「シカーレットレッド(緋色/ひいろ)に、金の糸を織り込んだ立派な織物」のことです。
<使用例>
「先生のお宅のソファは、それは立派な緋金錦であつらえていらっしゃるのよ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 緋金錦(ひごんき)です。
重厚な布の色合わせとして「緋金錦(ひごんき)」は大変トラディショナルですよね。
家具や調度品で出会うことの多いアイテムでもありますので、大人のボキャブラリーとしてインプットしておきたいですね。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「金婦羅」ってなんと読む?
「金婦羅」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「金めっきをほどこしたもの」などを指す言葉です。
<使用例>
「この指輪、金婦羅なのでお値段はかわいらしいのよ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 金婦羅(きんぷら)です。
「金婦羅(きんぷら)」は「料理名」としても使用されている言葉で、
衣にそば粉を使用したり、色味の濃い榧油(かやあぶら)で揚げるなど、「衣の黄みの濃い天婦羅」を指します。
「周囲を金の衣でつつまれた料理」から、「金めっきをほどこしたもの」とイメージが結びつき、その代名詞的に、言葉遊び的に使用されるようにもなったわけです。
ご年配の方などが、金属について「これは金婦羅(きんぷら)よ」とおっしゃるのは「金めっきもの」という意味です。ストレートに「めっき」と言うより、ユーモアのある表現になりますね。
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本日は、2月13日『NISAの日』にちなんで、「金」という字の入った日本語から、
・緋金錦(ひごんき)
・金婦羅(きんぷら)
などについておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:金融庁ウェブサイト/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱