「注連縄」ってなんと読む?「ちゅうれんなわ」ではなく…どんな縄? 

明日・3月5日は、『サンゴ(珊瑚)の日』です。

数字を「3(さん)5(ご)」と読む語呂合わせと、

宝石珊瑚が3月の誕生石であることにちなんで、

国際的NGO・世界自然保護基金(WWF)が1996(平成8)年に制定した記念日になります。

珊瑚礁の保護活動は、世界中で注目されていますよね。

日本でも、世界最大級のアオサンゴ大群落を有する沖縄石垣島・白保に、2000(平成12)年にサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」が設立されるなど、珊瑚の調査や保護活動が盛んに行われています。

こうした活動に協力するには、

海に入る際のUVケア製品を、オーガニック由来の珊瑚に優しい製品にする…なども、実はとても重要です。

さまざまなシーンで、地球の一員としてできることは何か?という意識を持って行動したいですね。

本日は、日本有数の珊瑚の生息地・沖縄にちなんで、「沖」「縄」という字のそれぞれ入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「沖天」ってなんと読む?

「沖天」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「天高く昇ること。人の威勢などの激しいこと。」を意味する言葉です。

<使用例>

「注目のアスリートの中でも、特に彼は、沖天の勢いを感じます!」

「〇ゅ〇○○」。
「〇ゅ〇○○」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 沖天(ちゅうてん)です。

実は、常用漢字の読み方のみで構成された熟語です。
実は、常用漢字の読み方のみで構成された熟語です。

「沖」という字の音読みは「チュウ」で、この読み方は常用漢字の範疇ですので、不正解だった方は、しっかり覚えて下さいね。

「沖」という字には「海や湖などの、岸から遠く離れた場所」という意味のほか、「とぶ。高くのぼる。」という意味もあるのです。

そこで「沖天(ちゅうてん)」とは、「天高く昇っていくことや、そのような勢いがあること。」を意味するわけです。

例文のように、特に活気がある人を指して「沖天の勢いがある」と表現すると、知的な印象ですので、大人の語彙としてインプットしておきたいですね。

さて、2問目は「縄」という字の入った問題です。

【問題2】「注連縄」ってなんと読む?

「注連縄」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「神聖な場所を他の場所と区別するために張る縄。」の事です。

ヒント2:「七五三縄」「占縄」とも表記します。

読み仮名4文字です。
読み仮名4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 注連縄(しめなわ)です。

読み方がわかれば、現物もイメージできますね。

神社やお正月飾りでよく見かける、「藁を捻って紙四手などが下げられた縄」のことです。

日本古来の、おごそかなシーンのアイテムの誤読は避けたいですね。正解できなかった方は、ぜひインプットしてください。

*** 

本日は、3月5日『サンゴの日』のトリビアと、「沖」「縄」という字の入った日本語から、 

・沖天(ちゅうてん)

・注連縄(しめなわ)

などについておさらいいたしました。

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』『日本大百科全書(ニッポニカ)』(株式会社小学館)/ブランシェス株式会社ウェブサイト
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
ILLUSTRATION :
小出 真朱