「冬眠鼠」ってなんと読む?「とうみんねずみ」と読んでしまいそうですが...
明日・3月19日は『眠育の日』という記念日です。
3を「みん」、19を「いく」と読む語呂合わせですね。
「発育における子どもたちの睡眠の大切さ、成長とその関係性などを知ってもらいたい」というメッセージが込められているそうです。
深い睡眠時には成長ホルモンが分泌され、子どもの成長を促す役割はもちろん、大人には成長ホルモンが「ストレス解放、組織修復、廊下の進行抑制」などを促す役割をしているようです。
大人の健康維持上も、良い睡眠は大変大切ですね。
本日は、「眠」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「疎眠る」ってなんと読む?
「疎眠る」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「軽く目をつぶる。うとうとと眠る。」という意味の言葉です。
<使用例>
「日差しの温かみで、猫ちゃんが疎眠るこの動画、もう、かわいくて!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 疎眠る(おろねぶる)です。
(意思の)「疎通(そつう)」などの熟語に使用される「疎」という字には、「荒い」「疎か(おろそか)」などの意味があり、
「疎眠る(おろねぶる)」はそこからできている言葉です。
「疎(おろ)」を接頭語とする単語には、ほかに、ガーデニングや農業などで「(株などを)まばらに抜く」という意味の「疎抜く(おろぬく)」などがあります。
春の声が聞こえてきた今日この頃、うっかり「疎眠る(おろねぶる)」…という事のないよう、お気をつけください。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「冬眠鼠」ってなんと読む?
「冬眠鼠」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:国定天然記念物の動物の名称です。
<使用例>
「うちの実家の裏山では、そろそろ、冬眠からさめた冬眠鼠を見かける頃ね…。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 冬眠鼠(やまね)です。
「冬眠鼠(やまね)」は日本特産種で、国定天然記念物に指定されている齧歯目ヤマネ科の哺乳類です。
一年のおおよそ半分を冬眠期とするため「冬眠鼠(やまね)」と表記しますが、「山鼠(やまね)」と書く場合もあります。
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本日は、3月19日『眠育の日』のトリビアと、「眠」という字の入った日本語から、
・疎眠る(おろねぶる)
・冬眠鼠(やまね)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/医療法人社団小白川至誠堂病院ウェブサイト/一般社団法人日本記念日協会/『動植物名よみかた辞典 普及版』(日外アソシエーツ株式会社)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱